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大学の意義とは?

大学は思考訓練の場。様々な「思考の方法」を学ぶ場だ。世界のあらゆる事象は〇〇学という風に分類され、それぞれの学問領域が形成されている。学際的にあらゆる学問における「考え方」を学ぶことが、大学に入学する最も大きなメリットだ。様々な考え方を学ぶことで、思考訓練をし、脳のシナプスをどんどん作り、繋げていく。そうして、創造性は磨かれる。そして脳内で化学反応が起きて、新たな発見、発明が産まれる。

このネット社会で、知識はいくらでも無料で簡単に手に入る。しかし、それらを吸収した後、どのような考え方で処理するかによって、成果物が全く異なる。天才はゼロから何かを発見、発明しているようにみえがちだが、意識的にか無意識的にか、思考訓練を重ね、努力して世に新しいものを創造する基礎を築いている。アインシュタインは「天才とは努力する凡才のことである。」と言い、エジソンは「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である。」と言い残した。

クリエイティビティは必ずしも天性のものではなく、努力の賜物だ。大学とは創造性を養う貴重な場なのである。単位だけを取ればいいという姿勢は勿体なさすぎる。

思考を止めるな。学び問いつづけよう。

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