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娘が重度障がい児になったことで学んだこと

娘は23年前に急性脳症という病気の後遺症で一晩で「歩けなく」「しゃべれなく」なった。
3歳10ヶ月。
おしゃべりで活発で
ママ、ママ、と可愛い盛りだった。

その娘と二人三脚のリハビリ生活でたくさん教えてもらったことがある。
それを備忘録として書いておきたい。

最初に教わったのが
「障がいがあろうとなかろうと心は全く変わらない」
ということ。

急に歩けなくなって赤ちゃんみたいに見えた娘。

赤ちゃんになってしまったの?

最初はそう思っていた。

けど私の話す言葉に対して
目をじっと見てきたり、目をぱちぱちして意思を表す姿に
「娘は全く変わっていない!!!」
と実感したのだ。

そう信じて接していくと
合点がいくことばかり。

私は娘が障がい児になった後
ハートサインダンス®︎というオリジナルの手話ダンスを考案してみんなに教える教室を運営していくのだが

そこで出逢った障がいのある生徒さんも
当たり前だけどみんな娘と同じく
どんなに重い障がいがあっても…
心は同じ
だったのだ。
 
そう思うと
障がい児の置かれている現状って…
と胸が痛くなることがある。

なんとしても、この
「心はみんなと同じ」であることを
伝えていきたい、と感じた。

私が10年間の教室活動の中で出逢った障がいのある生徒さんたちとのやりとりをここに綴っていきたいと思う。

一読していただけたら、とてもうれしい。

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