『うちはやめない!:家の鍵を「スマートロック」に変えた結果。便利だったけどやめた理由とは』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.3.16
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■家の鍵を「スマートロック」に変えた結果。便利だったけどやめた理由とは:3月に読みたい記事
我が家にスマートロック「SwitchBotロック」を導入して8カ月が経ちました。スマートロックは間違いなく2023年のベスト of ベストバイ。もっと早く導入しておくべきだったと心の底から思えるQOL爆上がりアイテムです。
スマートロック最高!という気持ちは今でも変わらないのですが、8カ月使っている中でいくつかのトラブルも体験しました。ESSEのハギヤマジュンコさんの記事にあるような「スマートロック」で家から締め出される経験は、私も危うく喰らうところでした。
今日は、ハギヤマジュンコさんの記事で伝えられているトラブルについて我がの対策をご紹介しスマートロックの汚名を濯ぎつつ、それでも「SwitchBotロック」を導入して8カ月の間に我が家で起きたトラブルと対策方法をお伝えしたいと思います。
スマホ鍵がなくても大丈夫な我が家
うちではスマホを持って出なくてもオートロックに締め出される心配はありません。なぜなら「SwitchBot指紋認証パッド」を取り付けているから。
ドアの外側に暗証番号・指紋・カードキーで解錠できるデバイスを取り付けています。スマホのアプリでも解錠できますが、ほとんどの場合は指紋認証で解錠しています。
そもそも「鍵」を持って出ることを意識したくないからスマートロックを導入したのです。スマホが「鍵」になってしまうと、ゴミ捨ての時でも「鍵=スマホ」を持って出ることを意識することになります。
ハギヤマジュンコさん宅では「スマホを持って近づくだけで鍵をあけ閉めできる」タイプのスマートロックを導入されたそうで、確かに便利そうですが、「鍵=スマホ」を持ったかどうかを常に意識しなければならないのはストレスです。
SwitchBotロック+指紋認証パッドであれば、オートロックに締め出されるトラブルは起きていなかったでしょうし、鍵を意識しなければならないというストレスもなくなるはずです。
電池切れも対策済み
日々のスマホ忘れで締め出されるトラブルに続き、極めつけとして、電池切れでスマートロックが動かなくなり、完全に締め出されて窓を割ってうちに入らざるを得ないという状態に陥ったのだそうです。
窓の修理代もかかりますし、鍵屋さんを呼んでも場合によっては数時間かかります。自分で窓を割るなんてことをするとスマートロックなんて導入しなきゃよかった!と強い後悔に苛まれるだろうことは想像できます。
我が家でも電池切れは心配し、導入直後から対策しています。
まず予備電池は常備しています。CR123Aという特殊な電池で、コンビニなどで買えるものではありませんから常備は大切です。
ちなみに、8カ月経ったところでの電池残量は
・SwitchBotロック本体:98%
・指紋:100%
でした。使い方で異なると思いますが、電池持ちの良さに驚かされます。
さらに、ハギヤマジュンコさん宅では電池残量低下の通知が来ていたのに見落としていたことで電池切れを起こしたとのことですが、SwitchBotロックでは見落としがあり得ない設計になっています。
上記の通り、電池残量が少ない時は本体からアラート音が鳴り、電池交換しないと止められない仕様になっています。スマホの通知は見落としがちですが、これなら見落としは絶対にありえません。
加えて、防犯上くわしいことは書きませんが、電池切れ以外でSwitchBotロックが故障して動かなくなった場合や、SwitchBotロックのせいで鍵のカンヌキが固着した場合でも家に入れるように対策してあります。「従来のカギ」も緊急時のために用意してあります。
およそ考えられるスマートロックのトラブルには事前に対処してあるため、家に入れなくなることはほぼないと言えます。
導入8カ月間で起きたスマートロックのトラブル
家に入れないという最悪の事態は避けられるようにしてありますが、SwitchBotロックを導入して8カ月の間にいくつかのトラブルが起きました。
1.シリンダーの回転位置がズレて解錠できなくなった
一番焦ったトラブルはこれです。
妻が外出先から帰ってきた時に発生しました。指紋認証パッドは認識しますが、SwitchBotロック本体が動作しなくなりました。スマホアプリでは「失敗しました」と表示されますが、原因は書かれていません。
その時は私が家の中にいたので、手で鍵を開けました。もし私がいなければ「緊急事態対処法」の出番でした。
原因を調べたところ、SwitchBotロックが中途半端な位置で止まって回転がズレていました。対処は「解錠・施錠位置の校正」という作業です。
回転位置がズレた原因はおそらく、SwitchBotロックが完全に解錠し切る前にドアを開けようとしてカンヌキを「ガコン!」と当ててしまうことを何度もやったからです。
指紋認証が通った後、解錠し終わるまでの待ち時間がもっと短くなるといいのですが。
2.親アカウントが勝手にログアウトして家族全滅
これは予想外のトラブルでした。
私が親アカウントを持ち、家族全員のスマホは子アカウントとして登録してあります。そして子アカウントのユーザーとして指紋が登録されています。
私が外出していたある日、家族の指紋認証が誰も通らなくなったとLINEで連絡がありました。つまりその時点では家族が家に入れなくなったのです。
私は急いでSwitchBotロックのアプリを確認すると、ログアウトしていました。ログインし直してSwitchBotハブミニの遠隔操作でインターネット越しに解錠に成功、事なきを得ました。
指紋認証パッドがあれば代わりに解錠してあげることはないわけで、遠隔操作のためにハブミニを買う必要はなかったなと思っていましたが、図らずも役に立ってしまいました。
私がログインし直した後は家族全員いつもの通りに指紋で解錠できるように戻りました。しかしなぜ強制ログアウトしたのかはわかりませんし、親アカウントがログアウトすると子アカウントの指紋認証が通らなくなることも初めて知りました。
3.指紋が薄くて通らない、雨の日に認識しづらい
最後はトラブルの中でも軽いものです。
妻はいつも指紋認証が通りづらいことに困っていました。妻の職場のドアも指紋認証で、なかなか開かないと指紋の薄さを嘆いていました。
SwitchBotロックの指紋認証パッドも、湿気が高い日は認識しづらいとのこと。雨の日は何度もエラーの赤いランプを光らせ、やっとうちに入れるという状況でした。
対策として、同時購入したものの普段は指紋でしか開けないのでまったく使い道がないなぁと思っていたNFCカードキーを使うことにしました。これならカードをタッチするだけで解錠できます。
妻はカードキーを持ち歩くことはストレスに感じないそうで、必要に応じて指紋かカードキーかを使い分けるようになりました。
風雨にさらされるのも指紋認証パッドにはよくなさそうなので、カバーを取り付けています。これをつけているおかげでホコリもつかず私の指紋は毎回すぐに認識されます。この自作カバーは拙作ながら秀逸。おすすめです。
適切な機種選びと事前対策で便利に頼りすぎよう
ハギヤマジュンコさんはスマートロックの締め出しトラブルを経験して取り外すことにしたようですが、機種選びと事前のトラブル対策をしっかりすれば不安は最小化できます。
我が家ではスマートロックは今後も絶対に欠かせないアイテムとして頼りすぎるくらい使い倒す所存です。スマートロックは本当にオススメですよ!
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