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『「味ぽん」が写真を撮ってくれるカメラ誕生!BeRealと相性抜群じゃないか?』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2022.11.27

■あの「味ぽん」が写真を撮ってくれるカメラ誕生

Mizkan(ミツカン)は、食卓の“しあわせ顔(笑顔)”を自動認識して写真を撮影するカメラ、「しあわせ、ぽん! カメラ」の開発を発表した。発売時期などは未定。
同カメラは、「味ぽん」の半径1mのしあわせをテーマにした「しあわせ、ぽん!」プロジェクトに関連して、開発が続けられてきたもの。

エイプリルフールネタかな?と思ってしまいましたが本気のようです。
「味ぽん」のミツカンが、なんと味ぽん装着型デジカメなるものを開発してしまいました。

製品紹介サイトも立ち上がり、開発の経緯も掲載されています。

ミツカン公式Twitterからもアナウンス。コメントにも「エイプリルフールじゃないんだ…」と私と同じ反応をされている方がいますね。

形状からするとコーラのペットボトルに付けてもよさそうですし、吞兵衛なら日本酒やワインのボトルでカタチの合うものを探す人も現れそうです。


■AIが笑顔を自動判定してシャッターを切る

・「しあわせ顔」をカメラで認識して、写真を自動で撮影
カメラ内映っている人の顔を、AIによる表情解析で、1人、もしくは複数人の顔の「笑顔」の値を算出します。そしてカメラ内に写っている「笑顔」の値の総和を基に、独自のアルゴリズムで「しあわせ」かどうかを判定。「笑顔」の値が基準値を超えた瞬間、カメラが自動で撮影を行います。

単なるデジカメではありません。今どきらしくAIを活用しています。
笑顔を自動判定して自動で撮影するとのこと。

『しあわせ、ぽん!カメラ』の開発にあたり、最も難しかった部分は、どんな瞬間を「しあわせな瞬間」と定義して、シャッターを切るべきなのか、そのアルゴリズムを開発するところでした。開発チームでも何度も食卓を囲み、テスト撮影をしながら、AIによる表情解析データを読み解き、様々な表情データの掛け合わせを試行錯誤することで、『しあわせ、ぽん!カメラ』は味ぽんが毎日見ている”しあわせ”を可視化することに成功しました。

食品メーカーであるミツカン社内にカメラハードウェアやAI技術の開発チームを作ったこと自体が驚きです。これなネタでなければ(まだ疑ってるw)事業として承認を出した人もエライ。


■Z世代に大人気の写真共有SNS「BeReal」と相性抜群

ミツカンカメラで撮られた写真はWiFiを通じてローカルPCに保存されるそうですが、せっかくなら「BeReal」でグループを組んだ仲間限定で共有できるというのは非常に相性がよさそうです。

「BeReal」について詳しくは上記の記事を読んでもらいたいのですが簡単にご紹介すると、

・グループを組んだ仲間だけに
・1日1回だけランダムに撮影命令が飛んでくる
・撮影チャンスは2分間
・前後カメラで同時に撮った写真が送信される
・盛るフィルター機能なし

という、仲間内で「リアル」を共有するSNSです。

デフォルトの1日1回ランダムで撮影&共有するのとは別に、食事シーンが自動撮影されて仲間だけに共有される。特にひとり暮らしの夕飯の時に寂しさを感じる人は多いでしょうから、ミツカンカメラで「食事の笑顔」が共有されれば救われる人は多い気がします。

またひとり暮らしのひとり飯は「リアル」です。飾りっ気のないご飯、私の好きな料理研究家YouTuberリュウジさんが言う「虚無ごはん」を友達同士で共有するのも楽しそう。

ミツカンカメラがネタでなければ(まだ疑)同時開発中のオリジナルアプリにぜひBeRealのような友達同士限定の共有機能をつけていただけると意外なブームが巻き起こるかもしれませんね。

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