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『iPhone12バッテリー交換で初めて知ったこと』~【web3&AI-テックビジネスのアイディアのタネ】2024.2.5

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■iPhoneのパーツ交換をすると警告メッセージが表示される!? | スマホスピタル

今ではすっかり一般的になった町中のiPhone修理店。
正規店に比べ安価に修理が出来、尚且つ即日で修理が可能という事で利用されたことのある方も多いのではないでしょうか。
(中略)
そのため、iPhoneXsシリーズ以降の端末では、特定のパーツを交換すると通知にエラーメッセージが出るようになりました。

昨日、息子のiPhone12のバッテリーを街のスマホ修理屋さんで交換してきました。最大容量71%、2時間持たないという状況で外付けバッテリー必須な状況でした。

スマホのバッテリー交換は初体験で、初めて知ったことがたくさんありました。街のスマホ修理屋さんがあちこちで見かけるようになり、もう知ってるよという人も多いかもしれませんが、個人的にはとても学びが多かったので後学のメモとして記録しておこうと思います。


街の修理屋さんでバッテリー交換して初めて知ったこと

1.バッテリーの最大容量の数値が出なくなる

バッテリーがダメになっても街の修理屋さんで安く交換すればいいやと気軽に考えていたのですが、街の修理屋さんでバッテリー交換すると

・設定アプリで、バッテリーの最大容量が表示されなくなる
・設定アプリ上に「バッテリーに関する重要なメッセージ」という警告が出るようになる

という状況になります。

この警告が出ていると中古で売ることが難しくなります。

まず携帯キャリアが展開している「48回払いで24カ月経ったら端末を返却すると残債ゼロ」という実質半額の料金プランでは、端末の返却を受け付けてくれなくなるとのこと。

中古スマホ買い取り業者も、お店によっては交換警告が出ているものは買い取ってくれないそうです。

メルカリなど個人売買でもバッテリー最大容量の劣化を気にしている方が多く、設定アプリ上で最大容量の数値が表示されなくなっていると購入をためらう人も多いでしょう。

中古スマホを安く買う人はいずれにせよバッテリー交換するので、安ければ気にしない人もいるかもしれません。そういう方向けに、バッテリー交換の履歴がわかるようレシートを取っておくことは有効です。

警告メッセージが出ない修理を提供しているショップもあるようですが、うちの近所にはありませんでした。大阪まで送るなどの手間とお金をかけるならAppleに修理依頼することでも警告は出なくなりますし、今回は警告アリを選びました。


2.バッテリー劣化が進むとカメラがおかしくなる

バッテリー劣化が進むと、カメラの起動やオートフォーカスのスピードが遅くなったり、最悪カメラアプリが起動しなくなるということを修理屋さんに教えてもらいました。

また、カメラが一応使えたとしても、フォーカスが合いづらくピントが甘い写真になることもあるとか。カメラ性能を期待してProモデルを買ったのにバッテリー劣化で画質が落ちるなんて残念ですよね。

カメラの異常で修理に持ち込まれる端末のうち、実の原因はバッテリー劣化だという割合が多いとのこと。

バッテリー交換して確かにカメラの起動が早くなり、ワンタップですぐにピント移動ができるようになりました。息子曰く今までも不都合はなかったそうですが、バッテリー交換後ははっきりと快適になったそうです。


3.古いモバイルバッテリーがスマホのバッテリーを壊す

モバイルバッテリーも劣化します。劣化したモバイルバッテリーを使い続けると、場合によっては「3日でスマホを壊す」そうです。

詳しい理由は聞けませんでしたが、2年ほど使ったモバイルバッテリーは廃棄をオススメされました。スマホを長く使いたいなら外部バッテリーの寿命にも気を付けましょう、とのこと。


4.スマホ内蔵スピーカーの音質が良くなる

最後は良い話です。

スマホのバッテリー交換で本体を分解する際に、掃除できるところは全部掃除するそうです。その際、スピーカーのメッシュ部分に詰まっているホコリを除去することで、音量と音質が上がります。息子のiPhoneもホコリで音がこもっていたのが治りました。

他にも、防水パッキンが劣化していれば980円の別料金がかかるけれど同時交換することや、充電端子の内側が湿気で錆びていれば錆び落としをし、外周のバンパー部分に傷がついていたら平滑にする(塗装は剥げるけど)こともやってもらえるそうです。

クルマの車検のように、折を見てしっかりメンテナンスすることにもつながるのはよいなと思いました。


非純正警告は修理する権利を脅かす?

iPhone12を使い続けて何の不満もないうえ、iPhone12→13→14→15と3世代も新しくなったのにドラスティックな変化もないので買い替え欲がそそられずにいるのが現状です。

だったら劣化するバッテリーだけ交換して長く使いたくなるのですが、警告を出すことで早期買い替えを促そうとしているようにも見えて快いものではありません。

この感覚を「修理する権利」というのだなと、言葉は知っていましたが今回改めて実感しました。

劣悪なパーツを使わせないための策だとAppleは言いますが、純正パーツを使ってもApple以外が修理すると警告は出るそうです。

デジタルガジェットは10年持つように作られていないのは理解します。けれど、リチウムイオン電池の寿命よりも進化スピードが遅くなっているのも事実です。

バッテリー交換の警告を見なくて済むくらい早く買い替えたくなるような革新的な進化を2年おきに見せてほしいと思いますし、そのペースでiPhoneを革新できないなら、バッテリー警告は出さないでほしい。バッテリー最大容量の表示ができなくなるのは消費者のためになりませんし。

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