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『Apple「iPhone 15の急速充電はMFI認証の純正Type-Cケーブルのみ」→違法でした、がもし本当なら』~【新しいweb3ビジネスのアイディアのタネ】2023.3.19

■Apple「iPhone 15の急速充電はMFI認証の純正Type-Cケーブルのみ」→違法でした

充電器やケーブルを一本化できることを喜ぶ声がある中、突如明らかになった「純正ケーブル以外は充電速度を制限する」というAppleの野望が打ち砕かれつつあります。

iPhone12を使い続けて3年、何の不便も感じないのでiPhone13も14もスルーしましたが、次に買い替える時はUSB-Cに対応した時かな、と考えていました。


過去の報道:「iPhone 15」のUSB Type-Cは独自認証を採用か

海外メディアの報道によると、Appleは「iPhone 15」用に、USB Type-Cに使われるインターフェースICを独自に開発しているそうです。

MFi認証を取っていないUSB-Cケーブルでは充電速度を制限するという独自仕様を入れようとしているという報道が以前ありました。通信速度の制限も考えられますが、今はケーブル接続でデータ転送する機会は個人的にはほぼないので、気になるのは充電速度の方です。


過去の報道:フォックスコンMFi認証USB-Cケーブル量産開始

フォックスコン社がMFi認証つきUSB-Cケーブルを量産開始という報道もあり、公認ケーブルでないと充電速度が遅くなる制限が入るのは確定なのだろうなぁと残念に思っていました。


USB PD規格に準拠=20W以上の急速充電に対応させないと違法、の解釈

EUは「充電電圧が5Vを超える、または電流が3Aを超える場合にはUSB PD規格に準拠する必要がある」と定めています。

なお、近年発売されたiPhoneはいずれも20W以上の急速充電に対応。つまり現行の充電速度を実現するためにMFI認証のケーブルを要求することすら、違法になってしまうわけです。

しかし今回「USB-CにMFi認証による充電速度制限を加えることは違法」となりそうということが報じられました。

これが本当ならもちろんとても嬉しい。
ケーブルはある意味消耗品で、かなり短期間で故障します。毎回1本1000円も2000円も払うのは厳しい。100円ショップで売られているUSB-Cケーブルが使えるのはありがたいことです。


Appleは悪魔のビジネスではなくイノベーションに力を注いでほしい

それ以上に、Appleはケーブルをライセンス費用目的で独自化する悪魔のビジネスで収益を上げる会社であってほしくないという思いの方が強いです。

ユーザーが喜ばないことで収益を上げるのはよくない。シンプルにそう思います。そしてAppleはもっと社会や生活を変える独創性で勝負してほしいと思います。


ジェネラティブAIのスマホ対応&ローカル動作で買い替え頻度が上がりそうな予感

スマホはスペックで買い替える意味が感じられなくなって久しいのですが、ChatGPTやStable DiffusionなどのジェネラティブAIや、映像にCGやデータを重ね合わせるARなど、これから来そうな分野がスマホのローカルで処理される機会は今後増えそうな予感がしています。

そうなるとスマホが再びパワフルなものを求められるようになりそう。昔は買い替えると劇的にサクサク動作になることを喜んでいましたが、またそんな日が来るかもしれません。でも最近の超高額化のスマホ相場環境だと頻繁に買い替えるのもツライですね。

バッテリーがへたったから買い替えるというのはワクワクしないので、せっかく高額なスマホを買い替えるならAIサクサクとかARサクサクとかいうワクワクに期待して買い替えたいものです。

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