おっはー！みんな息してる？

突然ですがみなさんの夢はなんですか？＾＾
僕の夢はポーカーで世界一の選手になることです。

本格的にポーカーで世界を獲る！を人生の目標として掲げてから2年間がたちました。
（ポーカー歴は約4年。）

さてどうやって実現すればいいのか。。
その答えを探すためここ数か月考えていました。

高校生の時にMTGにハマっていつしか、プロツアーチャンピオンになりたいと思うようになりました☆

MTGの大会はおおまかに初日の成績で上位３０パーセントの人が二日目にいきその二日目にいった人の中で成績上位8人まで絞られてその後優勝者を決めるんですが、当時二日目に日本人の名前があることは少なく、僕の初めてのプロツアーは確かロスで二日目に行っただけで当時通っていたDCIセンターの人たちにすごい！！とおめでとう！と言われるような時代でした。

僕は二日目に進出するだけで賞賛される現状を変えたい。
外国の選手に日本人は弱いと言われることも多く悔しかったです。

でもまわりに世界レベルで強い人はいないし、どうやってプロツアーチャンピオンになればいいのか頭を悩ませていました。

僕はシカゴに2年間住んでいたんですが、バスケットボールの神様マイケルジョーダンが大好きです。

そのジョーダンの名言で

何かを始めるのは怖いことではない。怖いのは何も始めないことだ。
っていう言葉があります。

世界一。これはまさに彼のためにある言葉で彼は他者を圧倒していました。

そこでマイケルジョーダンから何かヒントを得れないかと考えるようになりました。

ある時マイケルジョーダンがフリースローを目を瞑ってうってもほぼ外さないのをみて衝撃を覚えました。

なんで目を瞑っても入るんだろう。
そう考えた時に何万回何十万回も練習して身体が覚えてるんだなと。必死にひたすら練習を繰り返したんだろうなと思いました。

目を瞑ってでも入れられる自信は普段の練習からきている。自分もとにかく毎日必死にやろうと心に決めました。

それから何回もプロツアーに挑戦しても全然勝てなくグランプリや日本選手権は優勝できましたが、目標のプロツアーや世界選手権は後一歩のところで勝てないことが続きました。

これで勝てなかったら諦めようと思った2005年。
世界選手権が横浜で開催されました。

世界選手権は
初日スタンダード6回戦。
二日目はリミテッド6回戦。
三日目はエクスステンデット6回戦。（今のモダンに近いフォーマット。）
で総合成績がトップ8の人が最終トーナメントに進むという感じでした。

開催前約2か月間は寝ている時間以外すべてドラフトかデッキ構築に時間を使いました。オールインです。

デッキはスタンダードがセレズニア対立、エクステンデットはその年ずっと使っていたセプターチャントで出場しました。

ドラフトは間違いなく世界で一番練習したと思っていて青黒を決め打つという戦略でいくことを決めていました。ドラフトは本来右の人から流れてくるカードから色を予想して右の人がやっている色を避けてピックするのがセオリーでしたが、もし被ったとしても青黒をやるべきという結論にたどり着いていました。

そんな時右に座ったのは後のプロツアーチャンピオンであるカルロスロマーオでした。青好きで知られていて当然環境で一番勝ちやすい青黒をピックしてくるだろうなと思いすごく落ち込んだ気持ちになったのを覚えています。

どうしよう。素直にそう思いました。
今でも覚えている2手目にアンコモンが抜けていました。

きっと青か黒のカードだけどどうしよう。
この時に練習で色が被ってもひたすら青黒をやることが一番勝ちやすい戦略だと答えをだしたことを思い出しそのまま青黒でいくことにしました。

するとやはり全然青黒のカードが回ってこない。後で聞いたらローマーオの初手は青いカードで青黒、その右の人も青黒という最悪の状況でした。

でももう後には引けない。自分の練習を信じるしかありませんでした。
そして2パック目。
青黒が3人続いてる奇妙な卓。
2パック目は当然溢れるほど青黒のカードが回ってきて15手目がなんと

秘密の王ザデックでした。
このカードは重いので早く取るほどではありませんが強力なエンドカードです。3パック目は当然ほぼ青黒のカードは回ってきませんでしたが2パック目でたくさんカードが集まったのでできたデッキは平均より少し弱いくらいの青黒。色が被ってしまったけれどチャンスはあるなってくらいの仕上がりでした。

結果は秘密の王ザデックの大活躍もあって3-0。
青黒の最下の僕が卓で一人の3-0することができました。

自分があそこで正しい選択をできたのは必死に練習してきたことを信じれたからだと思います。

そしてその後のドラフトも3－0で来て総合成績は11-1でトップ。
三日目は自慢のセプターチャントで２－４すればいい。まずは念願のベスト８を早く決めたいただそれだけでした。

そして三日目に事件が。
グランプリでセプターチャントをずっと使っていた僕がセプターチャントを使ってくることを上位層が予想してメインからメタってきたのです。

一回戦目になかしゅーに勝ってから次の試合は引き分け。
後4回中１回勝てばよかったのに負け負け負けと崖っぷち。

そして最後の相手は赤白のバーンデッキでした。

ゲームは1-1でライフは4。相手の手札は3枚で墓地にはfireblot。

後一勝が遠い。そしてゲームは99％負け濃厚。
相手は今にもエンドに火力をうちfireblotをフラッシュバックで勝ちという状況。万事休すか。

そう思った時に初心者の時のある出来事を思い出しました。

それは対抗呪文がないのに相手が何かするたびに島を2枚たててカウンターするそぶりを見せて相手にカウンターを警戒させるっていう技をやっていた人がいたことです。

相手は勝てばベスト８の場面で慎重になっていましたが、今にもエンドに火力を唱えてこようとしていた直前に僕は場のランドを3枚他の土地と距離をあけて置きなおしました。

このカードがあるのでは？と考えてほしかったからです。
手札にはもちろん打ち消し呪文はなかったのですが、諦めた様子を悟られないようにポーカーフェイスを決め込み、火力打ってきたら吸収するぞとイメージさせるため8枚あった土地の3枚を他の5枚と少しだけ離して置きました。

まさに苦肉の策。

すると相手は危ない危ない吸収の存在を忘れてたぜと思考してるのがわかるように稲妻のらせんをうつためにねかしたランドを打たずにアンタップしました。

間一髪。
生きた心地がしませんでしたが僕のマジック人生で一番のブラフでした。この時その雰囲気を演出できなければすぐに負けていたと思います。

そして次のターンに見事吸収を引き当てて奇跡の逆転勝利でベスト８進出を決めることができました。

将棋の羽生さんの言葉で

『何かに挑戦したら 確実に報われるのであれば、 誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。』

というのがあります。

奇跡は諦めなければ起きると実感した一日でした。

話が少しそれてしまいましたが、今後ポーカーで世界を目指すにあたって今度はマイケルジョーダンじゃなく自分の過去の経験をヒントにやるべきことを考えて挑戦を続けていこうと思っています。

題名にあった僕はゴミ人間というのは
キングコングの西野さんが制作した映画「えんとつ町のプペル」の設定が町はえんとつだらけで煙だらけで空がない街。見上げても空も星もない。
街の人たちは空の存在を知らない。

ですが、少年とゴミ人間はその煙の先に何かあるんじゃないかと上を見上げるんですが、街の人たちからはおまえなに上みてんだよと叩かれてしまいます。これは夢を語れば笑われて行動すれば叩かれるという現代社会の縮図を表しています。

なぜ夢を追いかけていると攻撃されるのか？
みんな小さい頃何かしら夢があって大人になる過程でどっかで折り合いをつけて捨てる。その人たちからすると良い年こいてまだ夢を追いかけている奴がいてその夢が輝いてしまうとあの時夢を捨ててしまった自分が間違いだったかもしれないとそれを証明されたくないだから夢追い人は総じてゴミ人間であると西野さんが言っていました。

きっとそんな世の中がよりよくなるようにもっとみんなが夢を追いかけたり夢がある人を応援するような世の中になってほしいという想いがこの作品に込められていると思います。

夢を夢で終わらせないが僕の人生のテーマなのでとても共感できます。

自分が世界一になりたいと思いそれを叶えられたのは必死に練習したから。これに尽きると思います。その経験を元に毎日ひたすら練習して最後の最後まで諦めずに挑戦します！

普段書いているマジックのデッキについての記事も頑張ることの一つとして来年もやっていきますのでよろしくお願いいたします☆

また夢を追いかけるうえで自分もポーカーで海外挑戦したいという方や初心者の方をサポートできるようなコミュニティづくりとしてオンラインサロンもやります⤴️

今年イベントや家庭教師でたくさんの方にポーカーを教えさせて頂きましたが、オンライン上で東京以外の方でも強くなるためのポーカーのコーチングをご希望の方はpoker.katekyo@gmail.comに連絡して頂ければ詳しい料金等送らせて頂きますので試しに一回だけでも依頼して頂けたら嬉しいですし、最短ルートで力をつけるために全力でサポートさせて頂きます！

自分を信じて協力してくれる仲間や生徒さん達が喜んでくれるようにコロナが落ち着き次第世界規模のトーナメントで結果をだしにいきます。

それまで毎日腕を磨いていこうと思います。ひたすらやって勝つまで絶対に諦めません。必ず世界タイトルを獲る！！

今年はたくさんの方にお世話になりました。

自分の経験を活かして何か強くなるためのヒントを得て頂けるような記事を書いていきたいので今後ともよろしくお願いいたします！！

https://www.youtube.com/watch?v=94HKZdnbzPI&feature=youtu.be