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【家10】棟木を上げる、棟上げ

2022/12/19(月)
棟上げしました!

山梨の清里から応援も駆けつけて、
総勢9人の職人さん(+夫も参加)で棟上げする様子は
ほんとうに圧巻で、感動でした。

この世にこんな美しくてカッコ良い仕事があるなんて、知らなかった。

長い長い1日の記録です。

朝7:30に現場に着くと、
今年1番の冷え込みで
一面霜が降りて氷の世界でした
マイナス6度を記録したらしい。
霜柱かわいい
土台の表面も凍って、朝日を受けて光ってる


最初に、製材所から届いた木材を13トンのクレーンで
土台の上に積み上げていく作業から始まりました。
13トン!

空飛ぶ木材
飛んでる〜
長男釘付け
ラジオ体操。中田製作所の半纏がかわいい。祭りだ!


材が準備できたら、土台と大引の上にどんどん柱を立てていきます。

柱のホゾを土台、大引のホゾ穴にはめていく
「いの一番」が建築用語ってことも
家建てるまで知らなかった
にょきにょき
吹き抜けの長い化粧柱は三人がかりで立てる
化粧柱にボルトはめこんでた


柱が立つと、柱と柱の間に桁が渡されていきます。
クレーン車で材を吊り上げて、ミリ単位でホゾ穴の位置に合わせる運転技術もすごい。

桁をクレーンで吊り上げながら組んでいく
カケヤでトントン、ドンドン
どんどん家になっていく
長い!
ホゾ穴の中に氷が張ってるのをノミで削る。
寒冷地あるあるらしい
どんどんはめる。みなさんたび靴というのを履いてた
つながった〜
平家の一階部分ができた!

職人さん9人もいるとあっという間で、
一瞬たりとも目が離せないとはこのことか、という感じでした。

続いてロフトの床を貼って、
棟木を上げます!

桁はボルトで固定
ロフトに床板を貼っていく
ベニヤも1枚1枚けっこう重い
エアーで釘を打つ高圧釘打ち機。
バシュッって音が気持ちいい
屋根のてっぺんを渡るのが棟木
みんなが見守る中、棟木が上がりました
無事棟上げ〜!

午前中であっという間に棟上げが終わりました。

材の木目も、家の骨組みの姿も、
職人さんたちの姿も動きもチームワークも、
全て美しきかな。

お昼は隣町の上野原の友人がスリランカカレーをケータリングしてくれました。

ばさちゃん美味しいカレーありがとう!
天気に恵まれてよかった。
いやさかあっぱれ!


午後もどんどん作業が進みます。

職人さんに混じって
父ちゃんがんばります
子どもたちは焚き火遊び
目を離してた隙に、屋根の登り梁が組まれてた!
先週父ちゃんと一緒に
ヤスリがけした化粧野地板が
登り梁に貼られていく
どんどん貼られて、空が見えなくなっていく〜
職人さんたちの仕事ぶりに見惚れる
見惚れる!
屋根できた!

屋根ができると、もう家です。
毎回工程が進んで家の形になっていくたびに
「お〜すごい!家になった!」と思うけど、
このあと竣工までに何回同じことを思うんだろう。

あとはひたすら屋根の施工です。
家はまず屋根から作っていくんですね。

屋根の野地板と野地板の継ぎ目は
気密テープを貼る。
高気密高断熱のための施工
屋根の妻部分には気密、防水のために
ブチルテープを貼る
冬至間近の12月末、この土地は周りの山のおかげで
なんと15時前に日がかげってしまう
暗くなる中、野地板の上に垂木を組む。
この垂木と垂木の間に断熱材を入れる
カメラに残ってた最後の写真がこれ。
19時、真っ暗。


棟上げ無事終わってめでたい!
と感動してるのも束の間で、
みるみるうちに屋根もどんどん形作られて、
そのスピードに圧倒されました。

いやはや、ほんと職人さんたちすごい。
静かなる熱気もすごい。
そしてとにかく、かっこよい。

人に感動を与える仕事ってすごいな。
よいものを見させて・体験させてもらった1日でした。
ありがとうございました。

現場ではこれからも、竣工まで、まだまだまだまだ工事は続きます。
引き続き、ご安全にー!

棟上げ後にみんなで集合!
この場にいたみんなに感謝です

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