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始発に乗って、蔵開き

何を思ったか、名古屋から広島の呉にある榎酒造の蔵開きに行って来ました!アホだ。

とにかく遠い。ほとんど始発の新幹線に乗ったのに、着いたのは11時前。5時間ちょい。バスの本数少ない……。

普通に考えて、そんだけの労力を掛けて行く価値があるのかという話ですが、個人的にはとても良かったと思っております。

とにかく、試飲できる物が多い。曰く「ここで買えるものはすべて試飲し放題」とのこと。価格関係なし。つまみも売ってるから、無限にいることも可能である。(バスの制約があるから、めちゃくちゃ時間意識したけど)

大吟醸からぐるっと回って下さいと言われる。大吟醸でも何種類もあるから酔って味がわからなくなる前に飲ませたいという気持ちの表れ?

斗瓶取の大吟醸まで試飲できるから意味がわからない。曰く「袋絞りでオーダーが入ったのに、結局発注が来なくて、2年熟成させた」とのこと。だから多分もう二度と作らないらしい。

後半は生もとやにごり、特別純米みたいなしっかり系。味の濃いものは後半にということと思われ。にごりが千円しないのにうまくてびっくり。コスパ最高。このラインの華鳩は名古屋では見かけないから残念。地元で消費されるのでしょう。

貴醸酒コーナー。貴醸酒の試飲し放題とか聞いたことないけどな。夏の貴醸酒の生と1年熟成が並んでるのも面白い。生はピチピチ。熟成させると落ち着いてしっかりする感じ。貴醸酒の生とか初めて飲んだかもしれない。

この辺はマジでおかしい。お店で飲んだらグラス千円でも安いレベルでしょう。それが手酌で試飲し放題。もう、何を言っているのかわからない。

これは日本酒なのか……?というくらい濃厚。ウイスキーに近いというか。オーク樽で熟成させてるから樽香もするし、なにも言わずに出されたら日本酒だとわからないと思う。

全部で40種近く。蔵の人は全く止めず、好きなだけ居てくださいスタイル。聞けば色々と教えてくれるし、何ここ素敵!という空間。

何より全員が広島弁で話すから、新鮮。「じゃけん」て言うから。けっこう蔵の人って標準語で話すイメージだったから、本当に地域の酒蔵だなぁという感じ。

また行きたいといっても、そうそう行ける距離ではないけど、ちょっと頑張って行く価値はあるかなと。

#日記 #日本酒 #蔵開き #華鳩 #榎酒造

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