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【登山ビギナー向け】登山デビューの時期は?どこへ行く??

#山であそぶ

この記事は、登山ビギナーに向けて、
登山をはじめるのにオススメの時期や、行先を紹介しています。

⛰この記事で解決できるお悩み⛰
● 登山はいつの時期にはじめるのがいいの?
● ビギナーはどんな山へいけばいいの?
● ビギナーにオススメの山は?
● いきたい山はどうやって探せばいいの?
● ビギナーが登山をたのしむコツは?

|登山デビューは3月後半~6月、9月~10月中旬に1500mくらいの山へ行こう

登山をはじめるなら、標高~1500mまでの低山からスタートしましょう。
時期は、3月下旬~6月、9月~10月中旬が暑すぎず、寒すぎずで快適です。

7-8月の低山は暑さで体力的に厳しいところがあり、11月〜3月中旬は地面に雪があったり、防寒用の装備が必要になったりするので慣れるまではおすすめしません。

そのため、上記の時期をおすすめしています。
例えば、4月に桜が綺麗な山へいく、5月に新緑を見に行く、10月中旬に紅葉を見に行くのはどうでしょうか?
このように、目的がはっきりしていると、どこの山へ行くかが選びやすくなります。
例えば、桜がきれいな山 ⇒ 奈良の”吉野山”に行くとかですね。

カメラが趣味の方なら、
”新緑の木漏れ日”、”緑の中の桜”、”カラフルな紅葉”など素敵な風景を写真におさめてみてはいかがでしょうか?



|ビギナーにおすすめの山は?

人が多い人気の山

アバウトな表現になりますが、知名度があり、登山客が多い山がおすすめです。
具体的に分からない場合は、日本百名山に選ばれている山や、インスタグラムの投稿が多い山を探してみましょう。
こういった山は一般的に登山道がよく整備されており、危険な箇所が少ないのが特徴です。
また、登山者が多いので道まよいも少なく安心です。そして、何より、人気がある=魅力がある山です。
展望がいいとか、素敵な小屋があるとか、綺麗なお花が咲いているといった楽しみがある可能性がたかいです。


コースタイムが3-5時間くらいの山

コースタイムは、ルートごとの”山を登って下りてくるのに必要な時間”のことです。単純にいえば、”歩く時間”のことですね。
ただ、これには休憩時間は含まれていないため、実際の登山にかかる活動時間は次のように考えましょう。
活動時間=地図にあるコースタイム+昼食・休憩の時間(1時間くらい)
と考えておくと余裕があり安心です。

コースタイム4時間の山に登るとすると、休憩を含まず、だいたい登りが2時間半、下りが1時間半くらいになることが多いです。
コースタイムが伸びることで歩く時間も長くなるため、体力が必要になります。筋力がない場合、長時間の歩行で膝を痛めるということもあります。慣れるまではコースタイムが5時間以内の山を選びましょう。


累計標高差が〜900mくらいの山

標高差とは言葉通り、登山口と山頂の標高の差をさします。この標高差が大きいほど、体力や筋力が必要になります。重力に逆らって登っていく必要がでてくるということですね。

登山口から山頂までの距離が短く、標高差がある場合は、急な階段をドシドシ登っていくみたいなイメージになります。

慣れるまでは、標高差があまりない山のほうが苦しさより楽しさを感じられて良いかと思います。



|東海地区でオススメの低山は?

筆者は東海地区在住のため、東海地区からアクセスしやすいオススメの山を紹介していきます。


■のんびり登山、気分をリフレッシュしたい方向け


猿投山(愛知県) 標高629m レベル★☆☆☆☆
登山デビューにとてもおすすめの山です。登山道がきれいに整備されており安全で歩きやすく、眺望も良いので、登山者の多い人気の山です。
新緑の季節に行くのがおすすめで木漏れ日や風が心地よくリフレッシュした気持ちになれます。


鳳来寺山(愛知県) 標高684m レベル★☆☆☆☆
お寺をめぐりながらのんびり登山ができます。頂上付近も開けていて展望が良いです。登山道は歩きやすく危険な箇所はありません。
休憩できるスペースが多いので、登山仲間とゆっくりお昼を食べることも可能です。

紅葉の時期がとてもオススメです。紅葉が真っ赤に色づき美しい秋を感じられます。


光城山(長野県) 標高912m レベル★☆☆☆☆
桜の名所として有名な山です。標高差は400m程度で登山道もしっかり整備されているので初心者に優しい山です。山頂まで続く1500~2000本ものソメイヨシノのトンネルがとても美しいです。


■面白い、楽しい登山をしたい、身体を動かしたい方向け


御在所岳(三重県)  標高1212m レベル★★☆☆☆
岩がたくさんでアスレチック要素のある楽しい山です。森の中をのんびり歩くというよりは、ちょっとした岩登りや高所を楽しみながら頂上を目指していきます。ルートも複数あり、何度行っても楽しめます。
いつの時期も人気があり、登山客も多いので道迷いの心配はありません。

登山口から山頂までロープーウェイがあります。登りは頑張って、
帰りはロープーウェイで楽々下山も出来てしまいます。

紅葉の名所でもありますよ。


越前岳(静岡県) 標高1504m レベル★☆☆☆☆
山頂や登山道から望む富士山がすごく美しくて何度も絶景を楽しめる山です。山頂の眺望も良いです。
秋にはすすきが登山道いっぱいに広がり、サワサワと揺れる風景が素敵でした。筆者はこの山を登山中に「鹿」にも遭遇しました。とても可愛かったですよ。



|山探しにおすすめのメディア・コンテンツ


日本百名山一覧表
百名山がまとまったサイトです。標高やレベルから探せるため便利です。


YAMA HACK
登山の情報満載の総合メディアです。山のコースタイムから昼食のメニューまで色んな情報がのっています。このメディアをみるだけで、どんどん登山に詳しくなります。
”検索窓”に気になる山の名称を入力すると、掲載があれば、コースタイムやおすすめルート、アクセス、魅力な点などの情報を取得できてしまいます。


ヤマケイアルペンガイドNEXT 東海周辺 週末の山登り ベスト120 
日帰りでいける120の山についてまとめられた本です。各山のおすすめコースとコースタイム、標高差、危険箇所、見どころ、登山口の駐車場有無など知りたい情報がギュッとまとまっていてとても使いやすいです。



|初心者が登山をたのしむコツ

①快晴の日に行く

単純、、!!と思われるかもしれませんが、
私も、私の周りの登山メンバーもこの条件をかなり重要視しています。

天気予報をしっかり確認して、
できるだけ、快晴か晴れの日に行きましょう。
降水確率が低く、風が弱いと尚よし。

曇りの日は、まあまあ楽しめるかな?という感じです。


雨の山頂は景色がみえない・・・

雨の場合、筆者は中止しています。
その理由は単純で、景色を楽しめる日に行きたいからです。
登山を楽しむ理由の1つが、山頂や稜線からの絶景を見たいからなのですが、山頂で雲がかかってしまうとほとんど見えません。
一方、快晴や晴れの時は、遠くの海や、集落まで見渡せるほど視界が良いです。最高の景色を見るなら晴れている日に行きましょう。



◆天気予報の確認の仕方

以下の方法がおすすめです。

①登山天気アプリで確認する


②雨雲レーダーをみる


③天気とくらすで天気予報をみる


②快適な気温の自分が登れる山へ行く

登山を楽しむコツは、季節にあわせて快適な気温の山へいくことです。
具体的には、夏は標高の高い山へ行き、冬~春は低山を楽しむといった感じですね。
山は標高が高くなるほど気温が下がります。平地で35℃を超える夏場でも3000mの山へ行けば快適です。

ですが、ビギナーがいきなり夏の高山へ行くのは大変なので、快適な時期に1500mくらいの山へ行くのがデビューには最適だと思います。
また、どうしても夏場にデビューしたい場合は標高が高くてもロープ―ウェーで途中まで行けるような山を選べばOKでしょう。


③登山経験のある仲間をみつけよう

女性の場合、登山をやっている友達がまわりに居ない。という方も多く、仲間なんて見つけられるの?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、登山サークルに入ることがおすすめです。

最近では、20-30代が中心となる登山サークルも増えています。
筆者もビギナーのころに登山サークルに入り、色んな企画に参加する中で
自分が登れる山を知りました。



|正しい登山道具を揃えよう

最後に、登山は、楽しいだけでなく危険も伴うものです。
そのため、初心者経験者問わず、特に気をつけたいのは、正しい装備を揃えることです。
装備を選ぶ際には、自分のサイズに合う、軽量、デザイン性を意識して購入すると良いでしょう。いきなりネットで購入するよりは、登山用品のショップへ足を運び試着してみることをおすすめします。



|まとめ

この記事では以下のお悩みを解決いたしました。

⛰この記事で解決できたお悩みはこちら⛰
● 登山はいつの時期にはじめるのがいいの?
 登山デビューは春か秋に~1500Mくらいの山へ行こう
● ビギナーはどんな山へいけばいいの?
 人が多い人気の山
 コースタイムが3-5時間程度の山
 累計標高差が~900Mくらいの山
● ビギナーにオススメの山は?
 東海地区からアクセスの良い、新緑や紅葉、桜が楽しめる山を紹介してい 
 ます。
● いきたい山はどうやって探せばいいの?
 
おすすめのコンテンツやメディアを紹介しています。
● ビギナーが登山をたのしむコツは?
 ①快晴の日に行く
 ②快適な気温の自分が登れる山へいく
 ③登山経験のある仲間をみつけよう

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