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彼の岸

夏といえばお盆休み、お盆には先祖を迎え供養し送り出すという風習があります。可視できる実態はないのですが、先祖を偲び、いまある生活に感謝するということだと思うのです。年に一度、先祖はどこから帰ってくるかというと彼の岸。

彼の岸とは真西にあるようで極楽浄土とも仏教ではいわれていて、真西に太陽が沈む春分と秋分の日が彼岸といわれている由縁のようです。なぜ陽が沈む西が極楽浄土だと考えたのか、陽が沈む闇の世界に目に見えぬなにかが働くのでしょうか。

ただひとつ言えることは、夕陽はココロを和ませてくれます。一日の緊張がスッと解きほぐされているような心地になり、オレンジから紫紺に変わっていくさまは何度見ても感じるものがあります。今あることへの感謝、すなわちこれまでにこの社会を創ってきてくれた先人への感謝でもあります。彼の岸を想いながら、夕陽が見れることの幸せを感じています。

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