陸上競技短距離種目で数々の記録を打ち立ててきたジャマイカのウサイン・ボルト選手。
残念ながら引退をされましたが、引退後に行われたインタビューでとても含蓄のある言葉が散りばめられていました。

速く走るためにはトレーニング
ボルト選手と一緒にトレーニングをしたことのある知人から「彼はとにかくよく練習する、しかもまったく手を抜かない」と聞いていました。
あたりまえのことをレジェンドから発信するととても重い言葉となります。
速く走りたいならトレーニングをすること、とてもシンプルです。

自分のためにやっている
浮き沈みがあるなかでどうやってコントロールしてきたのかという問いに対してもシンプルな答えです。
環境、組織、対人関係、ストレスの要因はいくつでもありますし、不調の理由もいくつでもあります。
しかしながら全ては自分のため、自己責任へと昇華させることによって本質的な問題の多くは解決するということだと思うのです。

競走なのだから最終的には勝つことだ
競技に出場するのであれば勝つことだと私も感じています。
負けてストレスを感じることもありませんし、勝てば発信力も高まります。
競技者であるというのであれば勝つこと、これもとてもシンプルです。

突き詰めれば突き詰めるだけそぎ落とされてシンプルになる。
レジェンドの言葉には本質があると感じています。