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OM-1 2型の噂を聞いて思うこと


ネットでOMsystem新製品のニュース流れる

先日 ネットでOMsystemのニュースが流れました。
広角レンズ、望遠レンズ。
そしてOM-1の2型のニュース

価格comなどでもOMsystemの掲示板は常連さんを中心とした書き込みです。しかし、このニュースでは結構多くの人が参加してるように思います。

というのも、OM-1のAFはとにかく他社製品の最近の機種に比べて性能が弱いのです。特にOM-1で高らかに謳っていた被写体認識によるAF。
被写体認識をしているけれども、いざ撮ってみるとピントがあっていないことがよくあります。

実際に被写体認識 鳥で撮影

この状態でも鳥の瞳にAFは来ません

OM-1 40-150mm F2.8pro x1.4テレコン
C-AF プロキャプチャSH2  ISO800 F4 210mm

ここぞという時にピントが合わない困ったカメラなんです。基本的にはS-AFというピント位置を固定した撮影にしています。
被写体認識のC-AFは運が良ければ合うというぐらいに思っています。

なぜOM-1を使うのか

そんな困ったカメラをなぜ使うのかと思われる方もいると思います。
E-M5mk2 E-M1mk2を使う中で悪天候での安心感。軽量なボディーとレンズによるコンパクトなシステムで使い続けて来たのも理由です。
そして、OM-1発売前。
メーカーのアナウンスは「センサーサイズをくつがえす高画質」「E-M1Xから進化した被写体認識AF」というところでした。
歩いてカメラのほうに来る人にすら合わないC-AFで困っていたので、予約販売時にすぐ予約して購入しました。

届いたその日に小雨の中撮影に行きました

届いたカメラでさっそく撮影に。
メジロの撮影がこれでできると思っていました。。。
被写体認識(鳥)をしてみましたが手前の桜にピントがあったりして結局S-AF プリキャプチャSH-1での撮影でした。

その後、この2年弱 私なりの感想。
基本的に鳥は被写体認識オフでS-AF、ダメ元で被写体認識オンでC-AFという撮影をしています。
(これは使用しているレンズの問題かもしれないです。もう少し長い焦点距離のレンズで大きく鳥を捉えていたらキチンと動作するかもしれません)

いつかはAF性能を向上させるファームウェアが来る

おそらくOM-1ユーザーの多くがファームウェアで、色々なAF性能を向上させるファームウェアが出ると信じていたと思います。
2022年5月に最初のマイナーアップ、その後も少しづつアップ。
2023年5月にver1.5を最後にバージョンアップは行われなくなりました。
それでも、ファームウェアで性能が向上する日は来ると信じていました。

嫌な予感

OM-1は発売時にキャッシュバックキャンペーンもなにもありませんでした。また国内でのカメラ系ユーチューバーとかの案件動画もなかったと思います。
それがここ1ヶ月ぐらいでしょうか。
1)もろのんさん
2)ビートないとーさん
3)star view studioさん
4)AKIYA MOVIEさん
ウインターキャッシュバックキャンペーンにあわせて案件動画があがっていました。

一年前に、ゆーとびさんが案件されていましたがそれは一年前。唐突に3本(見逃しあったらスイマセン)のアップは不思議に思いました。
いやいや、発売当時に案件動画しなさいよと!!

それと同時にネットでは、カメラ販売店からOM-1のレンズセットが格安で販売されだしたという書き込みもでました。
カメラのキタムラで12-40mmF2.8proセットで234,790円
なんとボディー単体で買うと240,000円という、単体のほうが値段が高い状態です。キタムラだと未開封でレンズ売れば68,200円ですので、セットで買ってボディーだけにすれば166,590円で実質購入です。(2023.01.25)

ネットで新製品情報

そしてネットのニュースで広角レンズ、望遠レンズ、OM-1 2型の噂がでてきました。その後インスタの公式でロードマップにない望遠レンズの発表が行われます。これによって、広角レンズと本体の2型もほぼ確定かという話の流れになってきています。

もし新型が発表されるなら、案件動画は悪質

OM-1の2型が具体的にどんなハードウェア、ソフトウェアなのかはわかりません。従来機種がその恩恵があるかもわかりません。

ただ、本当に2型がでるとしたら かなり悪質な販売戦略ではないでしょうか?
2023年11月15日~2024年1月10日に行われたキャシュバックキャンペーンに合わせて、案件動画。もし案件動画を見て購入した人が1月30日に2型の発表があったら、嬉しいでしょうか?

2型が発表になり、1型でもファームウェアアップでほぼ同一の性能がえられるならば、その旨を紹介した上で案件動画を出して欲しかったです。

新機種の発売は技術の進歩、それはユーザーも望むこと

長い間、オリンパスを使ってきている私にとって、新機種が発売されること。発売からの時間経過で安くなることは普通のことに思っています。おそらく多くのユーザーがそれは納得できるでしょう。

新技術の導入によって、小さなセンサーでも今よりも素晴らしい画像が得られるならば歓迎します。

ただ、それは従来機種の放置とは別問題だと思います。

フラッグシップの存在意義

OMsystemにとってOM-1の存在とはなんでしょうか?
E-M1Xがあるので微妙かもしれませんが、フラッグシップと言ってもよい機種だと思います。
ユーザーは、その素晴らしい機能に期待して購入します。
ハードウェアは変化できなくてもソフトウェアで少しでも進化し続けていくことが期待されるのがフラッグシップではないでしょうか。

今回の新製品情報でも、既存機種がファームウェアのアップで発売時よりも実感できるぐらいの性能向上があったら、ここまで否定的な気持ちにならなかったと思います。ネットの噂にあるバッファの容量アップだけで2型発表とかだと本当にメーカー見限る人でてくると思います。
まあ、過去にペンタックスがk1をk1mark2にするという牙の交換サービスしてましたが、その対応があると市場の反応も違うでしょうね。

2024.01.25の気持ち

1月30日のニュースでまた色々知ることで、この書き込みの内容もおかしな部分がでてくるかもしれません。それ以降に変化があったときは、この下に追記をします。

メンテナンスパッケージとかの価格上昇、修理値段の価格上昇などメーカーとしても大変なんだろうなと思っています。

ただ、市場の中ではマイナーな機種を使っているユーザーを大切にして欲しいんです。これからも、このシステムを使っていきたいと思っています。
思っていますが、今後次第では違うメーカーに変えるのも検討しようかなと今は思っています。うーん10年近い付き合いなシステムだのに切ないです。

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