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形の夢から覚めてゆく

 北関東の里山より、おはようございます。今朝、目が覚めたら辺り一面、雪景色でハッとしました。夢の中で目を覚ます自分を観ているような感覚があったんです。

 意識が形の夢から覚めようとしている…これはニュー・アース(エックハルト・トール著)に書いてあった言葉。今日はその本からの学びを書いてみます。

 私たち人類は、何かに自己同一化した自分を自分だと思い込み機能不全に陥っている。例えば体。容姿や年齢、美醜で良い悪いをジャッジする。例えばあらゆる商品。この価値ある商品を使っている私に価値がある。あるいは能力。この能力、スキルのある自分、すごい。自己同一化ってつまりはエゴのこと。そのエゴに良いも悪いもありません。ただエゴだというだけ。

 本質の私(本体)は形ない永遠の存在である事を忘れ、永遠の命が自作自演の夢を観ているようなもの。思考、感情、体、この3つを観察する意識が本体です。

 外側の現象に惑わされず、起こることの何に反応しているのか、内側を観てゆく。その奥に氣付いたらその体験が終わり、次の体験に進む。予め旅のテーマを設定して生まれてきて、旅の終わりも決まっている。設定に沿った世界を創り、さまざまな役割を演じる役者を配置して、学びのゲームをしている。

 繰り返し学んでもいい。繰り返すのに飽きたら、超えていい。何があってもなくても、大丈夫。

 雪のひとひらひとひらは、降り落ちるところに降り落ちる。

 全てが起こるように起きている。なるようにしかならないし、なるようになる。しんしんと降る雪と雪景色の静けさが教えてくれるようです。

 私自身、マスターしていないことばかり。まだまだ学びの旅の途中です。ただ日常を丁寧に生きる。これが本当のスピリチュアルな実践の場でnoteもその一つ。この場を通じて旅の仲間と出逢えたら嬉しいです。

 さて、雪が解けたら畑仕事が本格始動です♪今日もお読みいただきありがとうございます。

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