アフターファイヤー地獄。 by Fusion
写真は仕事で延岡まで行く道中の山の中。
ずーーっと霧の中を走って疲れた。
綺麗でしたけどね。
ところで整備が一旦終わったはずのフュージョンでしたが、ちょっと不具合に気づきました。
70km/h以上からアクセル全閉で減速しているとアフターファイヤーでマフラーからパンパン爆発音がするのです。マフラーは純正。70km/h未満なら大丈夫で、僅かにスロットルが開いていても音はしない。
アフターファイヤーのパンパンは原因を特定するのが面倒だし、パンパンの数や音量もそんなにひどくないので、しばらくは放って乗ってたのですけど、やっっっっっっぱり気になる!
重い腰を上げて、整備することにしました。
マジで面倒くさいw
さてと。
70km/h以上でアクセルを全閉にした時に薄すぎるか、濃すぎるか、どちらかで燃え切れなかった混合気がマフラーに到達して熱で発火という理屈なはず。
速度はフュージョンからすれば中速以上なので、スローではなくメインジェットあたりが原因か、それとも2次エアをどこかで吸って全閉時の燃調が合わないか、だろうと推測しました。
上の記事でキャブレター内のパーツを7割ほど中華製に交換していて、これより以前にパンパンはなかったので、これらのどれかが影響している可能性が大きい。
なんですが。
フュージョンのキャブは他のバイクよりも外すのに手間がかかるんです。
修正箇所が分かっていて1回外せば完了というならいいのですが、原因を一個一個の潰していく度にバラしては組み立てをしないといけない。
さっきの重い腰は半分しか上がってないんですよね。。。
ということで、最初はプラグの交換からやってみようw
アフターファイヤーについて調べていたら、どこかの記事でプラグをイリジュウムに換えたらパンパンがなくなったというのを目にしたのです。
多分直らないだろう。
そう思いながら交換してみました。
直りませんでした!
アイドリング時の音は歯切れが良くなりました!
ハイ、次。
100kmほど走った後に改めてプラグの焼け具合を見てみました。
見事に焼けています。
キャブをオーバーホールする以前は少し濃かったようなんですけどね。
ということは、どちらかと言えば全閉時に薄すぎるのか?と、今度は推測。
2次エアを疑いました。なかなかキャブには手を入れません。
インテークマニホールドは前回新品に交換しているし、各接続部も改めてネジ締めを確認。特にエアを吸いそうな感じはない。エア系で残るは前回換えた中華製エアクリーナー(1,372円)。
換えたばかりなんだけどやってみるしかない。
純正パーツ(1859円)を取り寄せました。今思えばたかが500円ほどを何故にケチったんだろう。なんか悔しい。。
数日して届いたエアクリーナーを交換。
期待大で試走しました。
感覚では、加速フィール、レスポンスが良くなったような。
そして、パンパンは少し数が減った。ような。
完全解決には至らないな。
ウーーーン。。。
もうキャブに入っていくしかない。
腰が重いまま、作業開始です。
メインジェット類を純正に交換することにしました。
前回は85km/h以上速度が出ないという状況でのオーバーホール。
元々付いていた純正メインジェット、パイロットジェットはだいぶ古い訳で、どちらも中華製新品に交換していました。おかげで最高速度はしっかりと出るようになったけど、今度はアフターファイヤーという始末。
新品の純正メインジェットを取り寄せて、パイロットジェットは純正の古いものをキッチリ掃除して戻しました。
結果、速度は不具合なくしっかり出る。
しかし、パンパンはなくならない。。。
こうなるんだよなぁ。
だから面倒くさいんだよなぁ。
プラグ、エアクリ、メインジェットと色々変わって更に少しずつ元気になっていくフュージョン。
しかし、パンパン地獄はもうしばらく続きそう。
試走した帰り道に寄ったハンズマンの駐車場で遠い目になる。
またキャブ、バラすのかーーー
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