初心者と3Dプリンター

1, はじめに

この記事はklis Advent Calender2018の12月14日分の記事です。

前日の記事はこちら↓


こんにちは、森主です。現在klisの2年次で主専攻選択が近づいてきているのが死ぬほど怖いです。一番自信がない科目のレポート提出とテストが終わり、開放感と次のテストへ向けた焦燥感の中記事を書いております。


2, 書くこと

この記事の内容ですが、簡単に言いますと超初心者が創房で3Dプリンターを使ってみたよ~って記事です。あくまで使ってみた感想等を書くのでモデリングについては言及しないです(言及できるほど上手くないので…)。


3, 実際に使ってみる

僕は入っているサークル(gskの立体班)の雙峰祭での展示のために創房に行って自分でモデリングしたものを出力しました。出力中の画像がこちら

で、実際に出力されたものがこちら

(字汚くてごめんなさい…)
今回は僕が好きな寄生虫を出力してみました、かわいい。
モデリングソフト(fusion360)でこねこねしてます。
実際の大きさは5mm程度ですが(資料によっては10mmとの記載も)、それだと小さすぎるので1回目のテスト(左側)では10倍、2回目のテストでは15倍で出力しました。
下に謎の白い板がくっついてるのは吻があまりに細くて外せていないサポート材です。


4, 感想

使ってみてですが、意外と簡単に使えました。勿論モデリングなど大変な面はあるのですが、実際に出力するハードルは非常に低かったです。

簡単に出力までの流れを説明しますと、


データを作る(.stlなど)→創房に持っていく→書類を書く→データを渡す
→出力にかかる時間や材料などの確認→出力開始→最初は見守っておく
→出来上がったら受け取る

といった感じです(抜けがあったらごめんなさい)。受け取りは出力が終わるのを待ってその場で受け取るか、終わったらメールをしてもらって創房前のロッカーで受け取る、といった流れです。
材料費は1g当たり8~10円で、受け取りの時に支払います。大体僕の出力物は1回目が2~30円ほど、二回目は100円しないくらいでした。値段は材質や密度、大きさなどで変わります。想像の何倍も安かった…


5, 最後に

まずはここまでお読みいただきありがとうございました。klisの僕の周囲にはあまり創房を使ったことがある人が少ないのでこれで少しでも興味を持ってくれる人が増えると嬉しいです。モデリングに自信がない人は試しに、

このサイトを使ってみて下さい。ある程度のモデリングを画像からやってくれます。めっちゃ簡単です(もちろんそこまでの精度は期待できない)。


最後にですが、ここでやっとklisアドベントの要件である「本文にklisを入れる」を達成しようと思います。

というのも、是非ともklisの皆さんには3Dプリンターを使って欲しいのです。実は僕が今回寄生虫のモデルを出力したのはただ自分の趣味という面もありますが、もう一つ知識をある人に伝えたかったというものがあるのです。

僕は高校生の時から寄生虫が好きで、部活(理科部)に入っている時にも魚などを解剖して体内の寄生虫を観察するなどしていました。そして卒業後もその取り出した寄生虫をアルコールに漬けて標本化していたのですが、最近どうやらその寄生虫に興味を示している後輩がいると聞きました。

そこで僕は、「小さくて見えにくい実物の隣にそれを拡大した標本を置いてみよう」と思い立って今回の出力を行いました。そうすれば細部まで良く見えて色々と役に立つと思ったのです。

テスト段階が終わったら部活に標本を寄贈しようと思っているのですが、これは我々klisが追及する目標の一つである、「知識の伝達、共有」に非常に役に立つことだと思います。

つまり何が言いたかったかというと、「klis生は試しに3Dプリンターを使ってみて欲しい、そしてあわよくば現在情報学群で唯一創房を貸し切れない現状が何とかなればいいな」ということです。

実際に自分の創ったものが形になったり後輩の興味や知識の糧になると嬉しいものです。

以上で終わりとなります。ありがとうございました。



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