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Reflection Journal 2019年9月22日 朝

昨日は、五島列島にいく「みつめる旅」のガイダンスがあり、参加してきた。五島列島は自然に恵まれ、人も少ないようなので楽しみである。この3泊4日の旅(前後入れると6泊7日ぐらいになる)を自分の変容の1つのゴールにしたいと思う。自分の中で、本当の自分とつながるゴールにしたい。
徐々に、肚にフォーカスする時間が増え、自分の中にある何かにつながっている感覚が増しているので、その状態をずっと維持できるようにしていきたい。無限に広がる感覚がより鋭くなったらいいな。


1.ある晩の懇親会とおじいさん宣言
ある晩に65歳を超えたお二人の先輩と食事をしていた。お一人がやけに神妙な顔つきで、参加していることが気になっていた。
ある瞬間「申し訳ない」という発言をされ、
「実は、昼間眠くてしょうがない」「仕事に集中できない」「今期で会社をやめたい」
という話になった。

相当思い詰めていたのだと思う。もう一方も同年代でその気持ちが分かるらしく、
「僕の同僚は、皆短時間労働ですよ」「それは、朝から晩まで集中することは無理です」
という話をされた。

告白したご本人は、少しほっとした表情で、安心したようだ。まだまだ、短時間労働でご活躍いただけることで安心した。

ふと思ったことは、社会保険の都合で65歳まで定年延長したり、70歳まで雇用延長したりすることを検討しているが、それは本当に現実的なのかと考えた。上記の先輩のように、周囲に迷惑をかけながら、自分の肉体の限界を感じながら、仕事をすることに対して健全ではないと感じたからだ。

同様に、自分自身について自分の能力にピークアウトを感じ始めている。ただ、経験も含めて他者より優れているところもあれば、もう劣りだした部分があるということである。

それで考えたことが、「おじいちゃん宣言」である。この宣言をしっかりすることで、できることできないことが周囲にも分かるので、自分にとって安心して働ける。

【おじいちゃん宣言】
①たまに、電車に乗り間違えるので、集合時間に遅れることがあります。
②全ての段取りがシミュレーションできなくなったので、たまに漏れが生じます。
③漏れが生じるのを防ぐために、TODOリストなどを活用する気力もありません。
④言ったことを良く忘れます。
⑤好きなことは進んでできますが、嫌いなことは顕著に後回しにします。

一方で、
⑥人材育成にはしっかり時間を取ります。
⑦人の話はじっくり耳を傾けます。
⑧よっぽどのことがないと、たじろぎません。怒りません。
⑨ほどほどの準備で何とかやり遂げることができます。
⑩偶然性に身を任せているので、どうにかなると考えています。

自分の中で、その宣言ができたときに、心が平穏になった気がした。「おじいちゃん」時代に入るまでに、この宣言をしっかりすることも大切かと思った。穏やかに生きる人生の後半にするために。。。


2.書道の振り返り
墨をするときは、心穏やかな状況ですると、力を入れずにすることができる。一方で、思考が動き出すと、手にも力が入り、いつの間にか力が入っていることに気づいた。
『墨は病人か幼娘に磨らせるのが良い』と言われているらしいので、そんな気持ちですれたらよい。
しかし、どれくらいの濃さですれば良いのかまだ把握できていない。

「綺麗に書く」を手放すことで、書道に没頭できることも分かった。誰かに教わって、そのルールに基づいて書くより、自由で本当に楽しいことが理解できた。

技術としては、筆の圧力≒字の太さを一致させることの大切さを理解した。力が入ったり、力を抜きすぎたり、でも失敗するから楽しい。

今日は、行書にもトライしてみた。

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