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Reflection Journal 2019年7月24日 夕方

弘前の古い旅館で迎える朝である。朝は、ひんやり涼しい。小鳥のさえずりも、東京とは違った声が聞こえる。
昨日は、弘前城・長勝寺などを歩いて回った。昨日は暑かったので、汗だくになりながらの散歩になった。夜は、弘前在住の社内メンバーの一人と食事をしながら、たわいもないことを話した。ねぷた祭りの準備が進められており、市内あちこちでねぷたを制作しているところが見られたり、大太鼓の練習の風景を見ることができた。


1.夢日記
出光時代のオフィスでの出来事だった。
自分が新しい部署に配属になった設定である。オフィスは見たこともない場所である。名古屋支店の当時のメンバーが一緒だったように思える。隣の課長さんもその当時の方だった。

ある部署に新しく配属になったが、その上司は私が苦手にしていた上司であった。初めての仕事で、情報を知らずに担保の申請をしているのに、現地を確認したのか?など指摘を受け、マジで逆ギレした。

震えながら、出せる最大限の声の大きさで、「配属したばかりで現場を確認できていないのは当たり前、現場を知っているお前が記入すればよいだろう」などとキツイ発言をした。それを聞いた、課長はひるんでいた(過去も同じようなことをやった。やんわりではあるが)。

そのときの身体の感覚や怒りの状況が本当にリアルだった。


【夢をひも解く】
感情的にリアルな夢だった。身体を震わせる感覚や、怒りに触れた感覚は今でも覚えている。
出光時代以降、社会人生活は15年を超えるが、仕事の夢は見ない。前職・今の会社は仕事の面では夢に登場しない。前職がきつかったのか、自分の感情にふたをしたのかもしれない。感情に触れないようなフタをしたのかもしれない。
何となく感じていたことではあるが、出光時代は人間らしく生きていたいな~。コンサルティング会社に入ってからは、能力的には格段に上がったが、人間的な要素は大分排除して生きていた感じがある。
次に、昨日感じたことを書くが、もしかしたら夢で感じた体験・判断が現実世界の判断にも影響しているかもしれない。


2.Oさんとの語り
4時間ほど、たわいもない話をしたが、一番印象に残ったのは、Oさんは幸せな生活を送っているのだなという感想である。

東京から弘前に引っ越してきて、年収水準は大幅にダウンしたものの、
・旦那さんは、家でご飯を食べる・家で寝る時間が増えた。
・学校の行事や、ねぷた祭りなどに参加しながら、バランスがよい生活をしている。
・色々大変なイベントはあるのだろうが、生活に向き合っている感じがある。
・相変わらず、軸がはっきりしていてブレない。一方で執着がない。
と感じた。生の人間という感じで清々しい。

3.酸ヶ湯温泉に向かう道中
目の前に大きなダムが出てきたので、ちょっと寄り道と思って、ルートを変更する。その瞬間にワクワクがよぎった一瞬。今までは、そんな寄り道すらできなかった、余裕がなかった、許さなかった時間が出てきて、大泣きした。
自分に「ごめんなさい」「ごめんなさい」「ごめんなさい」と叫び続けた。
で、それで終わり。


4.八甲田山ロープウェイは運休
今朝宿泊したご主人から八甲田山ロープウェイを紹介され、山頂で1時間ほど歩くと良いですよとアドバイスを受けた。素直に八甲田山ロープウェイに行くと、月曜日から電気系統の障害で運休らしい。まずは、酸ヶ湯温泉に行ってから考えようと思って、10時過ぎであるがチェックインした。温泉に浸かって、アクティビティに申し込もうと思ったら、今日は受付しないという回答が返ってくる。
目に入ったのが「温泉医療相談室」。普段は、入ることはないだろうが、思い切って相談を受ける。軽く雑談をすると、近隣に良い散策地点があることが分かる。
近くを1時間ほど散策して、温泉に入って、昼寝をして、再度温泉に浸かった。今日は、ゆっくりしろという現実からのメッセージを受け取り、ゆっくり過ごす。

ずっと、目標に向かって猪突猛進してきた人生だった。たまの休日や旅行でも、段取りばかりを考えていたように思う。

ふと、有冬さんが女性の視点から3.0からのシフトを丁寧に描いているので、男性の視点から3.5や4.0からのシフトを書いてみても面白いと思った。

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