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Reflection Journal 2019年5月17日 朝

昨日は、50名ほどを前に成人発達理論の話をさせていただきました。感じとしては、初めて「成人発達理論」に触れたかが半数、残りは興味があって参加された感じです。徐々に広まりを感じており、嬉しい限りである。


1.講演者としての内省
今回も、ほぼ意図したことができなかった。肚と思考の調和を意識してスタートしたが、どうしても思考に持っていかれ、終わってみると体は凄く疲れていた。大敵は「時間」である。時間を意識するとエゴが優位になる。どうしても1時間きっかりで終わらないといけないという意識があると、時間との戦いで、肚にフォーカスがいかなくなる。余裕ある時間の設計と、ついつい講義の内容を盛り込みたくなる自分(エゴ)との戦いである。


ケン・ウイルバー4象限でいう集団の内面まで探索できる余裕がなくなる。どこでうなずくなどの表面的な事象は把握できるのだが、それもその場対応で終わっている感じがある。この辺りは、もう少し意識を持てるようにしたい。


2..成人発達理論の企業で活用
心の成長は、もちろんコントロールできないし、人の評価に使われたり、必要以上に成長を促進したりという弊害もあるかもしれない。ただし、自分の心を適切に取り扱えることにより、心の病を回避できたり、コミュニケーションなど周囲との関りが格段に向上する。そういった意味で、経営層・管理職がこのスキルを身につけることができれば、働く社員の環境・モチベーション・生産性の面でのメリットは大きいと思う。


そして、最近思うのは心の取り扱いはスキル化できるのではないかというところだ。スキル化ができると企業への導入も比較してしやすくなると思われる。そういった意味で、しばらくはスキルとして身につけられるように言語化・知識化していく必要がありそうだ。


昨日の講演では、発達段階と「うつ病傾向」みたいな話に皆さん興味があるようだったので、何からの企業に受け入れやすい切り口(入り口)があると感じた。導入したい担当者が、理論を理解していない決裁者を説得できる材料を増やしていく必要がありそうだ。


3.夢日記について
昨日は、講演の疲れでアルコールを飲んだ。それと寝る前にノートを置かず寝てしまった。
どちらかの要因だろうが、夢を見なかった。アルコールの問題もあるのだろうが、寝る前の儀式(ノートを置く)というものも覚悟として必要なのだと感じた。

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