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Reflection Journal 2019年7月23日 朝

秋田に向かう新幹線である。景色を楽しみに窓側の席を取ったのだが、あいにくの霧雨である。ここ10年ぐらい、窓の景色より、車中での移動や仕事の利便性を考えて、ずっと通路側を選択していた。電車でゆっくり旅をするという時間も本当に少なかった。


1.昨日の夕食の出来こと
10年来の親友であるMさんと食事をした。
彼女も大変だったようで、身体を壊していたようだ。それは心理的な負荷からものであったようで、大分精神的にも悶々としていたようだ。
そこからの復活劇の話をお伺いした。SHIFTはある日突然起きたようである。錦織さんの試合を見て、起きたと言っていた。テニスの1つ1つの試合に、好調なときと、不調なときがあり、不調なときでも真摯にプレイをしている姿を見てSHIFTしたようだ。
その後、「他者からの視点が気にならなくなった」「カッコよくなくても良い」というように認識に転換があったようである。羨ましいSHIFTである。やはり、苦悩は発達のエネルギーになると感じた。

僕は、またあるポイントにはまり込んだ気がしており、少し自己反省である。折角の対話の時間を、話を聴くこと・アドバイスすることに徹してしまった。ここからは卒業したいのに。またの機会に頑張ろう。


2.加藤洋平さんとのセッション
今回のセッションは、今までのコーチングとは異なり、かなり深いところまで切り込んだ話になった。今回は問いが深くて、長考(黙っている時間)がものすごく長かった。加藤さんもひたすら待つ。

①成人発達理論の普及という視点から離れる
実は、成人発達理論を学ぶことにそれほど関心がなくなっていた。
また、成人発達理論を普及することにも、それほど魅力を感じなくなっていた。
それをそのまま加藤さんに伝える。

加藤さんは、もちろん肯定的に受け止める。
過去の経験や、成人発達理論の学びを捨てることはないが、そこから新しい何を伝えることがやりたいという気持ちがある。それが何かはまだ明確になっていないが。

②自身の興味は、
ⅰ)組織から個人の変容に興味が移った。
ⅱ)真の自分を出せる支援をしたいと考えている。
対象は、経営者のシフトを考えているが、それは真を捉えている感覚がない。
経営者を対象にしたのは、ビジネスの視点、思考で考えた視点である。この言葉を発したときに、身体の前面に下から上のエネルギーが流れた。質感としては肯定的なものである。

Q:加藤さんから、「真を捉えた変容は何だと思いますか」
「美しい」「変容の美しさ」「蝶みたいな変容の美しさ」

Q:加藤さんから、「変容の美しさについて、詳しく教えてください」
変容の美しさを、まずは自分で直接体験して、その後変容の美しさを見せていく(以前は伝えるという表現から変わる)。

昔からやりたかったのは、「特殊能力」を発揮のサポートをやりたかった。
・現代の世界では使えない能力
・ビジネスの世界では使いにくい能力
・使ってはいけないと思っていた能力
を開花させたい。

Q:加藤さんから、「そもそも企業社会に執着している理由は何ですか?」
「もし、自分自身が美しさを感じられるような変容したら、これまでの関心領域が変わり、実践領域が大きく変わることは起こりうる」
「もりおさんが、次の発達段階に行こうとしているのだが、これまでの発達段階への捉われから、経営者という言葉が出てきたのではないか」
「特殊能力という言葉は、もりおさんが大切にして欲しい」

Q:加藤さんから、「特殊能力の開花について、ご自身のフェーズ・状態は」
まずは、自分自身の特殊能力に気づくことからスタート。
自分の変容と、周囲のサポートの変容は、並行して進めたい。

ここで、弘前の雨が上がったので、今から散歩に出かけよう。

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