比嘉盛雄

将棋、落語などが好き。

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小せん・貞寿 二人会

2024年3月25日 小せん・貞寿 二人会 (道楽亭) 一龍齋貞寿 「村越茂助左七文字の由来」 柳家小せん 「百年目」  仲入り 柳家小せん 「夢の国コブシーランド」 一龍齋貞寿 「祐天吉松 飛鳥山親子の出会い」  小せん師匠の「百年目」は最後に独自の工夫がされています。  2019年新作台本募集の最優秀作品「コブシーランド」ではたっぷり歌いました。  最後は、桜模様の着物の貞寿先生がこの季節の噺「飛鳥山親子の出会い」で締めました。

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      2024年3月23日 立川談幸独演会 (道楽亭) 立川幸弥 「悋気の独楽」 立川談幸 「代書屋」  仲入り 立川談幸 「花見の仇討」  談幸師匠の一席目は、他の人では聴いているかもしれませんが私はめったにやらない噺を、と初めて聴くくすぐりも楽しい「代書屋」でした。  二席目はこの季節の噺「花見の仇討」をたっぷりとでしたが、意外にもこの噺も談幸師匠で聴くのは初めてでした。

      • 立川寸志トリ噺五十席

        2024年3月20日 立川寸志トリ噺五十席 (アートスペース兜座)  寸志さんが真打昇進を意識してトリ噺を磨く会です。  演目は「花見の仇討」、仲入り、「死神」でした。  「死神」は独創性が光る得意演目ですが、「花見の仇討」も楽しい独自の演出が織り込まれていました。  最初に真打昇進企画の正式発表もありました。真打昇進カウントダウンの会でお客さんに署名してもらった真打認定証が通算1000人となったら真打決定です。第1回のチケットを購入しました。

        • 三遊亭ぐん丈を囲む会

          2024年3月19日 三遊亭ぐん丈を囲む会 (なかの芸能小劇場) きく麿・小堀 前説 林家きく麿 「半ソボン」 春風亭百栄 「フェルナンド」 小堀敏夫 「漫談 営業あれこれ」  仲入り 隅田川馬石 「湯屋番」 馬石・百栄・きく麿・小堀 トーク  元・三遊亭ぐん丈で現在は芸人として活動しているガッポリ建設の小堀敏夫さんを一緒に前座修行をした落語家達が囲む会です。第4回ですが私は初めて参加しました。  三席の落語と漫談も楽しかったですが、最後のトークでの小堀さんの好きな落語・

        小せん・貞寿 二人会

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          三遊亭青森単独公演

          2024年3月17日 三遊亭青森単独公演 (ばばん場)  青森さんの独演会です。  演目は「鼻ほしい」、「悋気の火の玉」、仲入り、「盃の殿様」でした。  新作や一人称落語も印象的な青森さんですが、今回は古典三席をきっちりと披露しました。「盃の殿様」はネタ下ろしです。

          三遊亭青森単独公演

          シェアする落語

          2024年3月16日 シェアする落語 (深川東京モダン館) 立川らく兵 「権兵衛狸」 立川らく兵 「粗忽の釘」  仲入り 立川らく兵 「茶の湯」 立川らく兵・四家正紀 シェアタイム(対談)  参加した皆で落語の楽しさをシェアし、終演後は参加者がその楽しさをSNS等で世間にシェアしようというシェアする落語の第35回です。  今回の演者は5月に真打昇進を控えた立川らく兵さんです。  落語は独自のくすぐりもたくさん織り込んだ楽しい三席でした。  写真撮影OKのシェアタイムでの主

          シェアする落語

          市童のらくご

          2024年3月13日 市童のらくご (門前仲町 陽岳寺)  毎月開催される柳亭市童さんの勉強会です。  演目は「長屋の花見」、「千早ふる」、仲入り、「蒟蒻問答」でした。  今回も心地よく三席を楽しみました。「千早ふる」がネタ下ろしです。  寄席では短時間になることも多い「長屋の花見」と「千早ふる」ですが、丁寧に演じて仲入りまでで約1時間でした。

          市童のらくご

          馬石×芝居噺

          2024年3月10日 馬石×芝居噺 (日本橋社会教育会館ホール) 隅田川わたし 「道灌」 隅田川馬石 「髪結新三 上」  仲入り 隅田川馬石 「髪結新三 下」  馬石師匠の「髪結新三」をたっぷり楽しみました。  まくらでは、この噺は長くてリレー落語向きなのでいつか雲助師匠とやる機会があるかもしれない、と言っていました。  また、落語では大家が20両と片身の鰹を下げて新三の家から帰るところで終わるが歌舞伎ではその後に閻魔堂前の立ち回りの場面があり、その部分も落語にしたいそう

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          愛山・談幸 二人会

          2024年3月8日 愛山・談幸 二人会 (お江戸上野広小路亭) 三遊亭こと馬 「間抜け泥」 神田愛山 「天保水滸伝 潮来の遊び」 立川談幸 「抜け雀」  仲入り 立川談幸 「厩火事」 神田愛山 「水戸黄門記 出世の高松」  愛山・談幸 二人会の第10回です。  今回も円熟の四席を楽しみました。  愛山先生は二席を通して演目の途中で張り扇を使ったのは「出世の高松」で寅松が生まれてから6年の時間経過を表現したときだけで、私は張り扇を使わない講談師で有名です、とのことでした。

          愛山・談幸 二人会

          四の日昼席

          2024年3月4日 四の日昼席 (巣鴨 スタジオフォー) 古今亭文菊 「一目上がり」 隅田川馬石 「狸札」 古今亭駒治 「楽しい山手線」  仲入り 桂やまと 「夢の酒」 初音家左橋 「妾馬」  今回もとても楽しい五席でした。  トリの左橋師匠は、「夢金」の予定でしたが「夢の酒」が出たのでまだ何をやるか考えています、と「夢金」用に準備したまくらを披露してから「妾馬」でした。

          四の日昼席

          池袋演芸場

          2024年2月27日 池袋演芸場 林家たたみ 「子ほめ」 柳亭市若 「風邪の神送り」 柳亭燕三 「近日息子」 桃月庵白酒 「茗荷宿」 米粒写経 漫才 橘家圓太郎 「強情灸」 五街道雲助 「ずっこけ」  仲入り 古今亭志ん五 「魚男」 柳亭市馬 「雛鍔」 柳家小菊 俗曲 玉屋柳勢 「明烏」  久々に寄席を楽しみました。  白鳥師匠が白酒師匠を意識して創った「茗荷宿アフター」を聴いたことがあります。文蔵師匠と小ゑん師匠の「千早ふる」・「鉄千早」リレーのように、いつか白酒師匠と

          池袋演芸場

          雪のはなし

          2024年2月25日 雪のはなし (神田連雀亭) 馬雀・寸志 前説 笑福亭希光 「除夜の雪」 三遊亭ぐんま 「鰍沢」  仲入り 宝井梅湯 「雪の夜話」 国本はる乃/曲師:沢村道世 「南部坂雪の別れ」  第9回の後しばらく中断していた『連雀亭を楽しくする集い』の第10回です。雪の情景がある噺がテーマです。  今回は欠席のふう丈さんとともにこの会の企画・運営を担う馬雀さんと寸志さんによる前説では、次回は初夏の頃に今年十周年を迎える連雀亭のこれまでのネタ帳に関する企画になること

          雪のはなし

          談吉百席

          2024年2月24日 談吉百席 (としま区民センター 和室)  立川談吉さんの独演会 第57回です。  演目は「強情灸」、「持参金」、「何でもない日」、仲入り、「うどん屋」でした。  「何でもない日」は昨年12月の渋谷らくごの『談吉イリュージョン』と題された会でネタ下ろしされた新作です。いつもながらこの発想はどこから出てくるのだろうと不思議で楽しい噺です。  「うどん屋」は以前からやりたかった噺で、難しいがまたやりたいそうです。

          噺の目線5

          2024年2月23日 噺の目線5 (なかの芸能小劇場) 和泉・きよ彦 オープニングトーク 弁財亭和泉 「すぶや」 林家きよ彦 「反抗期」 古今亭佑輔 「寝子・序」  仲入り 鈴々舎美馬 「ダダンダンダダン」 柳家花ごめ 「インタビュー ウィズ マーメイド」  女性演者5人が自作の噺を披露する会です。  最初の二席は定番の得意演目でしたがその後は、佑輔さんは擬古典の怪談、美馬さんはネタ下ろしのオカルト好きの男子高校生と幽霊好きの女子高校生の噺、花ごめさんは渋谷らくご2023

          噺の目線5

          市童のらくご

          2024年2月19日 市童のらくご (門前仲町 陽岳寺)  毎月開催される柳亭市童さんのネタ下ろしを含む勉強会です。  演目は「紙屑屋」、「粗忽の釘」、仲入り、「花見の仇討」という滑稽噺三席です。とても心地よく笑いました。  「粗忽の釘」がネタ下ろしです。市童さんが初めて生で市馬師匠を聴いたのがこの噺で、その思い入れからかえって手掛けてこなかったが、今後は積極的にやっていくそうです。  5月23日に内幸町ホールで開催される『市童會』のチケットも購入できました。

          市童のらくご

          三春の会

          2024年2月17日 三春の会 (梶原いろは亭) 柳亭市遼 「饅頭こわい」 立川談幸 「明烏」  仲入り 桂扇生 「口入屋」 初音家左橋 「井戸の茶碗」 扇生・談幸・左橋 トーク  三人の紋の季節が春ということで名付けられた三春(みはる)の会です。  トークから仲の良さが伺える師匠方の円熟の三席を楽しみました。  次回以降今年は5月・8月・11月に開催の予定です。  11月の会では、毎年この時期にこの演目を披露しているからと、扇生師匠が雲助師匠から教わった「やんま久次」を