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こどもなりきり美容師体験-テラミライプロジェクト-

一年以上前から、実はとてもやりたいと密かに思い続けてきたこの企画。
ようやく実現させることができました。そして予想以上に楽しかった!
現役美容師による、お寺で体験するカットとアレンジの美容師体験
今回は6人の小学生の女の子が参加してくれました。
そのうち2人は将来美容師を夢見る一年生。これがきっかけで、美容師になりましたという子が将来でてきたら嬉しいなと思います。

こどもなりきり美容師体験

私の髪を普段きってくれている美容師さん2人が今回の講師。
ただなんとなくの体験だけではなく学びの要素もいれたかったので、次の流れで進行しました。

1. 美容師のお仕事
2. カット/アレンジ体験
3. 美容師さんに聞いてみよう

まずは、美容師のお仕事を美容師さんから学びました。
美容師には大きく分けて、アシスタントとスタイリストがいること。
1日のお仕事の流れや、アシスタントとスタイリストのお仕事の違い。
カットやアレンジだけでなく、マッサージやおしゃべりも美容師さんのお仕事で、着付けやまつげパーマなんかもできるようになっていくということ。
こどもたちは、メモをとりながら気づきを深めていきました。

今度美容室にいった時には、どの人がアシスタントでどの人がスタイリストなのかなとか、今までと美容師さんをみるポイントが変わったりするのかな。

いよいよ、カット/アレンジ体験

美容師さんのお仕事を学んだ後は、2チームに分かれてカット/アレンジ体験開始。

カットチームは、まずハサミの持ち方から教えてもらっていました。
いつもハサミを使う時とは指が違っていたり、いろいろな発見があります。一つのマネキンの髪を3人で順番にカットしていき、大体45分程で仕上げていきます。基本の中にも技術やコツがたくさん含まれていて、大人が横からみていてもおもしろい。こどもたちは、ハサミをいれて美容師さんに「できたね!うまい!」と褒められて、ますます嬉しそう。切った髪はホウキとちりとりで、ちゃんと自分たちで集めてしっかりお仕事まで体験していました。

アレンジチームは、三編みや今流行っている比較的簡単なアレンジをおそわりながら体験。興味のある子は編み込みまで教わっていました。自分の髪やお母さんの髪、妹の髪なんかも、これでアレンジできそうだね。中には美容師さんに自分の髪を編み込んでもらった子もいて、きれいな仕上がりにご満悦の様子。もう小学生でも、女の子はキレイになるのが本当に嬉しいんだなと見ていて感じました。
美容師さんって、日常の中の気持ちよさや喜びを生み出す本当に素敵なお仕事ですね。

途中でカットチームとアレンジチームを入れ替えて、みんなに一通り体験してもらいました。その後「どっちが楽しかった?」と聞いてみると、全員が「どっちも楽しかった〜」と声をそろえて言っていました。
ほんとに楽しかったのね良かった。

最後は美容師さんに質問コーナー

「美容師さんは楽しいですか?」
そんな質問に美容師さんは、2人とも楽しいと答えていました。
「お客様を素敵にキレイに変身させられるのにやりがいを感じています」
女の子たちは、きっと私以上にこの言葉にピンときていたんだろうなと思います。そんな風に思いながら、カットしてもらえるのは嬉しいですよね。

他には「お店の場所はどこにありますか?」という質問から、カードの裏に地図を描いて欲しいという、サイン攻めならぬマップ攻めにあっていたり、こどもたちのツボと意外性にはいつも驚かされます。

そして、イベントの最後にこんな質問をしてみました。
「今美容師になりたいと思っている人?」

最初は2人だけだったのが、最後には5人の子が挙手。
こどもたちにとても響いた内容だったことが確認できて、なんだか嬉しくなってしまいました。

こどもたちは将来

多くは仕事をもち働くことになります。
その時が来たら、ただ生活していくためだけになんとなく働くのではなく、出来ればワクワクしながら働くという選択をして欲しい。

そのためには、
沢山の体験を経験し自ら仕事を選択できる状態になっていること
楽しんで働いている大人の姿を目の当たりにすること
この2つが大切なのではないかなと思っています。

こどもたち自身では、その機会を創出することはまだ難しい。
だからこそ、われわれ大人たちがそんな機会を創り出していくことが必要であり、私自身協力してくれる仲間とこれからも機会創出に動いていきたいなと思います。

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