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白洲次郎 武相荘 Tシャツ姿


白洲次郎さんが後年暮らした場所が記念館&レストランとして現存してます。ま、有名なのでご存知でしょうが、初めて訪ねてきました。ロードバイクで良く走るコースの一つなのですが、そこからほんの少し入った崖の中腹にありました。里山と言われる所ですね。しっかりと木々も残されており、建物と相まって素敵な空間がありました。

吉田茂首相の元、アメリカに毅然とした態度で交渉した姿がカッコ良いといわれてますが、そのルックスも多分に加味されてると思います。

個人的にはTシャツ1枚で残してるポートレートが気になってました。あの時代はまだTシャツは下着で、メリヤスと言われてた時代です。

それをお洒落に着こなして収まってる姿はイケテます。何故、これを残したのかなど詳しくは分かりませんが、時代の先を見据える力の象徴でしょうか。

政治や外交などの実績もさることながら、この1枚のポートレートのインパクトが気になってました。今日訪ねてみてしっかりこの写真が飾ってある所をみると、確信犯ですね。

その目はやがて来る時代の先を見据えているように感じましたし、これがカッコいいだろうと言ってる様に思えます。

時代を作る人ってやはり何か持ってますよね。

それがその人の宿命なのでしょう。

あえて、中心を避けて農業に勤しんだその生き方がこのTシャツ姿なのだと思います。

我々業界はこんな日本のジェームス ディーンの様な人が、いるのをもっと広めていかなければ思いました。


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