クリコングッズ作成秘話
あるミュージシャンの恒例Liveがこの時期にあります。ご本人とのやり取りで作成してるのですが、毎年痺れます。
何故か、彼女は納期のギリギリまで引っ張るのが趣味(?)のようで、当日2日前まで何も決まってない事が毎年の事です。
当方のstaffも唖然として、関わろうとしません。既に10年以上このパターンですが、最後まで付き合うのが私です。
慣れっこなのでビビリも煽りもしません。
土曜日のライブの場合木曜がリミットですが、(一般的にはこのスケジュールはあり得ません)それすら平然と(恐縮はしてます)スルーします。
そんなスーパーアーティストは今回もその期待に応えてくれまして、作成までに許された時間はほぼ1日でした。
ここで重要なのが、時間がなかろうとお客様には関係無い事ですし、遣っ付け的な物作りはしてはいけないとの認識です。毎回楽しみにしてるファンが多くいるのも理解してます。コアなファンをイメージして、精一杯の愛情を注ぎながら作成してる瞬間はむしろ嬉しく楽しいですね。
この感覚があるので、この様な無茶苦茶な状況も受け入れるのだと思います。そして、こんな事誰もしないだろうし、出来ないよね。
と言う、あまり意味のない
優越感にも浸っているのかもしれません。
ライブ終了後に本人から、可愛いグッズで売れました〜 との報告を聞くとまた来年もかな、と嬉しくなってる自分を、
「ダメだこりゃ」とつぶやくもう1人がいて、笑ってしまいます。
「来年はもう少し早くやります」
「そうですね。でも無理でしょう」
こんな2人は良いパートナー?
そんな境地にもなってる恒例の年末(クリスマス)行事でした。
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