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江戸ぶらりポタリングin赤坂辺り


いよいよゴールデンウィーク突入です。今年は少し異変ありで、お仕事が暇なのです。昔は凄かったと懐かしんでも仕方ない事ですから、ポタリングに出かけました。

鉄腕ダッシュでやってた国立競技場側の公園を訪ねてみようと考え、その後はその近辺を散策するつもりで出発です。

風薫る5月(まだ4月ですけど)の絶好のサイクリング日和になりました。

のんびりとペダルを漕いでいても少し汗ばくらいの気温でテンションも上がります。

初めて走った青山墓地を抜けて、久しぶりに見た国立競技場からは歓声が聞こえてきました。何度か訪ねてますが、音のする競技場は初めてです。多くの人々が訪れて活気を感じれます。やっと建て替えた意味がありましたね。やはり嬉しくなりました。

さて、TOKIOのメンバーが関わってた公園は直ぐ隣りにありました。


メンバーの手書き?
都立明治公園  ファミリーで賑わってました。

後何十年後には神宮の杜になるのかな。この地区は都内のど真ん中にありながら、緑豊かな場所です。ここから赤坂御用邸を経由して皇居(江戸城)までは江戸からの自然が残されてる世界に誇る自然文化遺産です。

今回もグーグル先生の指し示す情報で行き先を決めて行くトリップです。紀伊家と尾張家の屋敷跡の表示に釣られて訪ねました。


紀伊(キ)


尾張(オ)

この辺はご存知紀尾井町です。成る程お隣さんだったのですね。因みにキオイのイは井伊家のイです。

徳川御三家の水戸はここには居ません。格が一つ下ですから、江戸城から少し離れた後楽園にあります。ま、年の順からしても尾張、紀伊、水戸ですから仕方ないのかもしれませんが、常陸の国の出身としては、なんとも歯がゆい思いをしてます。あ、でも結果尾張からは将軍様は出せなかったんです。もしかしたら名古屋の方々はこの点で面白く思ってなかったりするんでしょうか。

この場所にホテルnew OHTANIがあります。言ってみれば江戸城内にぶっ立てたようなもんです。


ストローハット

創設者の大谷さんは渋沢栄一と並ぶような数々な事業を起こし、日本の近代化に尽力した方です。もっと取り上げられるべき人だと思いますが、この地にこれを残せるのはやはり並外れた政治力もあっての事と思い、あのストローハットから景色を眺めて見たいなと妄想しました。

小高い丘を下りお堀を越えるとそこは赤坂です。日枝神社から程ない所に勝海舟が住んでた様です。ここで氷川清和を書いたのかな。


この地に住んでたそうです。

有名な龍馬が弟子になった所なのでしょうか?

両人ともまだ若く、また日本も若き情熱に溢れてた時代なのでしょう。そんな時代だから数多くのヒーローを生み出します。羨ましくもなりますが、当人たちの苦労も半端ない物なのは想像出来ます。

赤坂界隈から少し離れて新井白石さんのお墓を訪ねます。

猿寺と言われてます。ググってみて下さい。

落語で有名な愛宕山のすぐ裏にありました。
実は先日久しぶりに志ん朝の愛宕山を聞いてたので、登ってみようと考えてました。

ロードですからさほど苦労もなく頂上につきましたが、この坂(藪の中)を一八さんが降りたのかと想像して、ニヤけてしまいます。

どうでしょう200メーターほどの小高い丘なのかな。それでも当時は見晴らしも良く絶景地だったのでしょうね。その証拠がこの階段です。

出世階段

新井白石さんは以前訪ねた久留里城でも登場してきました。そんなよしみも感じて訪れましたが何故ここなのかなどのいわれも何もなかったです。

次は東京タワーの側に伊能忠敬さんの記念碑的な物があると知り、行ってみました。


何故この地なのかの情報はなかったです。

日本人が成し得た偉業の一つとして大いに誇って良い事だと思います。千葉県の出身ですが何故かこの地域(少し離れてはいます)から地理的な偉業を達成した人がでてます。間宮海峡を発見した間宮林蔵もこの側の茨城県です。

たまたまかも知れませんが、海に近い地域で育ってる生い立ちに由来があるのかと、ロマンを掻き立てられます。国土地理院(?)さんが発起人となり建立したそうですが、ひっそりと隠す様にあるのは如何な物でしょう。

もっと大きく主張して良い大偉業であると思います。

グーグル先生の教えで荻生徂徠の墓も近くにある事が分かり訪ねました。

館林の方だったんですね。

ここもゆらいなど情報がなくちょっと消化不良になります。どうやらお墓を訪ねても経歴や実績などの情報は無いようです。考えてみたら当たり前ですが、事前に調べろって話ですね。

最後にプチ施設を見に行きます。

領事館なのかな?

今回の旅で感じた点です。普段何気に走ってる道の裏側に歴史は隠れてます。そしてこれを発見できるのがロード旅の最大の良いところです。
グーグル先生と我がオールドバイクを友にこれからも色々訪ねてまいります。

都内にはまだまだ数知れない歴史が隠されてるはずです。テーマを決めて更に訪ねて行きたいですね。





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