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赤ちゃんの安全を守りたい、モリトの「あたりまえ」

こんにちは 広報担当のオカです。
最近、赤ちゃんが産まれて、お父さんお母さんになる方が周りに増えてきた今日この頃。SNSなどで写真や動画を見ては、勝手に癒されています。

赤ちゃんって色んなものを口の中に入れたり、なめたり…見ているだけでハラハラするようなことをしていることがあります。

赤ちゃんはなんでもお口へ入れてしまうので目が離せません

コンセプトムービーに赤ちゃんがいる理由

先日公開したモリトのコンセプトムービーにも、赤ちゃんが登場しているシーンがあります。

それがこちら▶▶▶赤ちゃんが登場するシーン

実は、モリトの社員のお子さんです。
かわいらしいですね~。仕事中についつい癒されてしまいます。

しかし、なぜにモリトのムービーに赤ちゃんが登場するのか?

実は、赤ちゃんの着るベビー服によく使われているホック(スナップ)、モリトはベビー服業界の中でもホックのシェアが世界トップレベルなんです。赤ちゃんの着替えをさせた経験のある方なら、一度はモリトのホックをパチパチ留めたことがあるはずなのです。

バチパチと留めるホック(スナップ)

ホックは世界中でたくさんの会社が作っていますが、その中でも特にベビー服には、モリトのホックが選ばれることが多いのです。

なぜモリトのホックがベビー服に選ばれるのか?

この理由は、冒頭に触れたように赤ちゃんが様々なものを口の中に入れてしまう、ということが大きく関わっています。

まず、ホックの原材料の表面処理、メッキや塗装には有害物質が含まれることもあります。もしベビー服に使われるホックに有害物質が含まれていると、赤ちゃんが舐めた時に体内に入ってしまいますよね。

思いがけないものを口に入れてしまうことも

そのため、モリトでは、赤ちゃんが舐めても害のないホックを提供しています。その証として、「エコテックス®スタンダード100」という世界最高水準の安全な繊維製品の認証を取得しています。これは、世界各国で異なる有害物質規制のすべてをカバーできる安全基準といわれています。

特に、モリトのベビー服向けのホックについては、「class Ⅰ」という最も厳しい規制値の基準をクリアしています。この認証があることで、特に有害物質の規制が厳しい欧州をはじめ、世界中のブランドから採用いただけるのです。

実はあまり知られていない、各国の繊維製品への有害物質規制
MADE IN JAPANだから、安心・安全。
そう考えている人は少なくないはずです。
確かに、真摯なものづくりをする企業がとても多く、デザイン性も技術も品質もとても優れている製品が多いことは日本の誇りです。
ただ、有害物質への法規制としては、日本よりもっと厳しい国がたくさんあることをご存知でしたか?
欧州をはじめ、アジア諸国でも、有害物質に対する規制は急速に高まっており、取引の際に確認されるケースが多々あります。
スタンダード100は、すべての国の規制をカバーできるよう、世界最高水準の安全基準となっています。
https://oeko-tex-japan.com/about/standard100/

一般財団法人ニッセンケン品質評価センターHPより

また、気をつけているのは、ホックそのものの品質だけではありません。
どんな生地の服にホックが使われるのか?ということを考え、ホックの種類を提案すること、生地への取り付け方法をメーカーさんの工場で指導することなど、ホックが外れて赤ちゃんが誤飲することを未然に防ぐように様々な対策をしています。

どんな生地に取り付けるのか?も安全を守るためには対策が必要です

モリトの「あたりまえ」

こうして製品の品質を保ち、赤ちゃんの安全を守ること。

これは、モリトが長年培ってきたノウハウ・技術によって確立され、今や社内では「あたりまえ」になったことの1つといえます。

なかなか気づかれにくいマニアックなことですが、私たちのタグライン「あたりまえに、新しさ。」にあるように、この「あたりまえ」を続けること、そしてさらに進化させて、多くの方の暮らしを支えること、これが私たちの使命であると考えています。

コンセプトムービーに登場するモリトの「あたりまえ」とは?

今回は、モリトのタグライン「あたりまえに、新しさ。」の「あたりまえ」の1つ、ベビー服に選ばれるモリトのホックの秘密についてご紹介しました。
コンセプトムービーには、このホックの他にもモリトの「あたりまえ」となったこだわりの商品が登場しています。ご紹介は、また次の機会に。

続きが気になる方は、コンセプトムービーをご覧になってみてくださいね。