ニコ生森本大百科の入ってはいけない研究室

毎月ニコ生で「森本大百科の入ってはいけない研究室」という番組に出さしてもらってまして、そこの企画で怖すぎてカットされた都市伝説アナザーストーリーというをやりました。そこで作ったアナザーストーリーです。勿体ないのでここで読んでもらおうという二次利用野郎です。

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では、どうぞ。

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マンションで一人暮らしをしているA子。
この日は友人が泊まりに遊びにきていました。

深夜になり、
翌日も予定があるため、2人は寝る準備を始めます。
A子は自分のベッド、
友人はベッドの横に布団を敷き寝ることに…

A子が部屋の電気を消そうとした時、
友人が突然
「コンビニ行きたくなった!一緒に行こうよ?」
と言い出します。

眠気で面倒だったA子は断るのですが、
友人は「一緒に今すぐ行こう!」と言って聞きません。

あまりにもしつこく言う友人に根負けしたA子は、
渋々一緒にコンビニへ行くことに…

友人はA子の手を取り、
逃げるように外へ飛び出します。

あまりにも様子がおかしい友人にA子が
「そんなに焦って、いったいどうしたの?」
と聞くと、友人が答えました。

「ベッドの下を見たら…包丁を持った男の人がいたの…」


(ここからアナザーストーリーです)

結局、警察に連絡して部屋に戻ったときにはもう男はいなかったそうです。

後日A子は部屋を引っ越す事にしました。入居したばっかりだったのにあんな事があって気味が悪くなったのです。

急に決めた引っ越しだったので見積もりもする時間もなくこの部屋に入居した時と同じ小さな引っ越し会社にお願いしました。


荷造りをする時間もなく引っ越しの当日を迎え、引っ越しの作業員さんが荷造りを手伝ってくれながら作業を進めていると、「この部屋に引っ越して来てすぐに出てってちゃうんですね?」と作業員さんがA子に聞きました。

「まぁ、えぇ。」と引っ越す内容も気味が悪いので答えをはぐらかしながら作業を続けます。

「じゃあ、ベッド運ぼう」と数人の作業員さんがベッドに近付いてベッドに手を掛けようとした時に、A子は「ベッドは廃棄でお願いします。」と伝えました。

作業員さんは「はぁ。」と不思議そうな返事。

ベッドは前回の引っ越しの時に新しく買い替えたとても綺麗で高級な物で、それをA子は嬉しそうに作業員さんたちに話していたから。それを覚えてた作業員さんが不思議がっていた。

「捨てちゃうんですか?」

「はい」

「もったいないですね。まだまだ綺麗なベッドなのに上も下も。」

「ちょっと寝心地が良くなくて」

そんな会話が終わり作業員さんがベッドを持ち上げ部屋から運び出して行きました。

そして引っ越しも完了して新しい部屋でA子は1人荷解きをしてるときに背筋が凍りました。

「…………下も?」

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