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意見の裏にある感情に気付けていますか?

プロジェクトやビジネスを通して、日々仲間とコミュニケーションを取ると思いますが、非常にスムーズに、かつ良いアイデアが生まれる議論と、互いにぶつかり折り合わずに終わる議論が存在します。

議論に参加するメンバーも重要ですが、トピックが変われば、いつもうまくいくメンバーでもぶつかるケースがよくあります。

誰もぶつかりたいとも思っていないのに・・・、高い理想に対して前進したいのに・・・、前に進まない議論が生まれるのは謎です。

最近ふと、うまくいかない議論に遭遇した際に、意見が折り合わないケースは、互いの感情やルールが見え隠れしてそうだなと感じました。

例えば、「△△は目的から落とすと納得できません」とメンバーが主張したときに、合理的な理由(言葉として出てくる)と感情的な理由(言葉として出てこない)があるなと。

言葉で互いに議論しようとしますが、言葉は表面的な事しか出てこずに、その文脈や感情がうまく共有されないので、合理的な正しさは生まれても、何か腹落ちしない感じになります。

誰もわざと失敗させようと思う人もいないし、みんな上手くやるためには?を考えて意見してくれています。この場合「何が問題なのか?」と聞くケースが多いですが、本人がその感情に気付けていなかったり、感情をシェアできないと、互いに正しさを説明し合う時間となり、無駄な議論になります。

本来あるべき姿は、「チームの成功だけを見据えて、自分の感情は一旦横に置きながら、フラットに議論をすることだ」と言われることが多かったですが、僕は感情は重要な要素であると考えています。感情はその人特有のものだから。

こっちの方がワクワクする、かっこいい!、これはダサいからやりたくない、自分の倫理に反している、・・・etc

僕は、議論をする中で自分の意見に対する感情を理解できたときには、その場で「自分の今の意見は、▲▲っていう感情があった、▲▲を懸念しているんだと思う」と伝えるようにしています。もちろんその場で気付けないときは、あとで振り返って伝えるようにしてます。

同じチームのメンバーも、議論が終わった後に、自戒を込めて投稿をしてくれるケースもあります。(勝手にスクショしてごめんねmm!)

※こういう投稿を素直にできるのが素敵

良い議論を行うには、相手を理解することも大事ですが、自分の感情に気付けるかも、すごい重要。そして気付けるようになるには、あとで振り返る・客観視するトレーニングをするしかないなと。

そしてチームとしては、感情に気付けば言うことを徹底する。感情をシェアできるチームこそ、心理的安全性が高いチームなんだろうな。


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