若い部下のことが理解できない...。
企業研修を講師をしていると、研修の合間に50代〜40代の方から相談を受けることが多いです。
相談内容は、20代の部下に関することがほとんどです。
その中でも特に多いのがこちら。
若い部下の考えていることがわからない。
おそらく、50代の方からすると、20代の社員さんは、地球生まれの宇宙人のような存在かもしれません。
しかし、50代の方も20代の時がありました。その時代の上司から見たら同じ印象をもたれていたもかもしれませんね。
デジタルネイティブであったり、SNS、オウンドメディアなど、50代のみなさんが新しく覚えようとしているものを当たり前の存在として認識し、育ったのが20代の社員さんです。すぐに話は合わないでしょう。
色々なコミュニケーションスキルがあると思いますが、スキルばかりでは信頼関係は構築されません。
信頼関係はコミュニケーションの土台です。ここが崩れると全てがなくなります。
大事なことは、「私はあなたを大切に思っている。」ということをちゃんと伝えることです。存在を肯定されると人は安心感が生まれて、心を開いてくれます。
あとはシンプルです。こう言ってみてください。
「私はあなたを大切に思っているが、世代が違うとわからないことがたくさんある。あなたと信頼関係をつくって仕事を進めたいので、正直に伝えます。あなたが言う○○○○がわからないのですが、これはどういう考え言っているのですか?」
わからないことを正直に言うのは勇気がいります。それは相手も同じです。
勇気がいることを自分から行うのです。これが大事です。
一番最悪なのはわからないまま黙って進めること。これは誤解という解釈が生まれます。よくない結果になる可能性があります。
コミニュケーションの原則は3つです。
・自分がしてほしいことをする
・相手がしてほしいことをする
・相手が大切にしていることを自分も大切にする
この3つを原則にして信頼関係を構築していきましょう。
あなたと相手の心が橋で繋がった状態。
「ラポール」
この関係を目指してください。
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