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TOEICと、ネイティブとノンネイティブとの差について、思うこと

この1週間、TOEICに関する記事を書いています。

もう必要がないのでこれから受ける予定はないのだけど、これまでおそらく4〜5回程度は受けてきたと思う。ベストスコアは920、それ以外は850〜900いくかいかないかあたり。
(ちなみにそれ以外の指標だと英検一級。TOEFLは15〜6年前に現スコア体系になる以前に受けて、スコアももう忘れてしまった。IELTSは受験経験なし)

今回記事を書くにあたってTOEIC情報をぎりぎり調べてみて、以下のことがなんとなくわかった。英語教育の専門家ではないので、あくまで経験にもとづいた、感覚的な意見でしかないけれど。

・TOEICは800前後までスコアがいくようになるまでは、英語学習の進捗度合いを測るために有効な目安。

・といっても、「英語ができる」レベルという観点では、TOEIC800がようやくスタート地点。基礎的な英文法と英単語が自分で使いこなせるレベルで身についた段階にしか過ぎない。

・TOEIC800レベルから「英語ができる」ようになるには、そこからどれくらい英語に触れるか。あとはもうトレーニングの質と量次第。

通訳案内士の仕事を始め、英語ネイティブ相手にツアーをするようになり、つくづく、もうこれ本当に心の底から、ネイティブと非ネイティブの差はとてつもなく大きいことに気づかされる。一定レベル伸ばすのは実はとてもシンプルで、一定量勉強すればいいだけ(もちろん質も伴う必要はあるけれど)。でも、それで一定ポイントに達してしまうと、もうそこからは単純に「努力」すればいいっていうレベルじゃなくなってしまう。

いってみたら、ネイティブだってネイティブ内に言語能力の差はあるわけで、毎日どれくらいの質と量、言語に触れているかで、そのひとの言語能力って日々進化していると思う。

そうなると、ネイティブレベルっていうときに、ネイティブ内のどのレベルだよ?っていう問題も出てくるし、生まれてからず〜っと24時間その言語を使っているひとたちと同等レベルの言語能力を身につけるのって、物理的には不可能だし。。

なんてことを、記事を書きながら、ぐるぐる考えてました。いやあ、でも、あらためて向き合ってみると、英語学習って面白い!新しい仕事をすると、その分知識もスキルも広がるんだなあというのを実感中です。ありがたし!


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