「お客さんが求めるモノを贈るの法則」から考える、究極のプレゼント
私は、カンボジアのカレー屋で「自分たちがいいと思うものではなく、お客さんがいいと思うものを売ろう」ということを教えています。
「日本人の90%が好きなカレーライスも、カンボジア人の90%は嫌いだから、カンボジア人が好きな何かを探して売ろう!」と。
これは、外国で商売をする場合だけではなく、日本で商売をする場合も同じです。そして、自分が誰かにプレゼントをする時も同じです。
人にプレゼントをするときにも、相手が喜ぶモノを贈る。
だから、なにを喜ぶかをリサーチしなきゃいけないのですが、これがなかなか難しい。
特に、男性が女性にプレゼントを贈るとき、相手の趣味が全くわからず、しょうもないものを贈ってしまうことが多いです。
私は、先日、カンボジアで買っている猫を交通事故で亡くしました。それから1ヶ月後、知人がこんなプレゼントを贈ってくれました。
うちの猫、コチマのクッションです。
猫が亡くなったあと、連日Facebookに傷心ポエムを投稿し、猫の写真をアップしていたら、いたたまれなくなって、プレゼントしてくれたのです。
このプレゼントの秀逸なところは「必ず相手が喜ぶこと」です。
ペットを飼っていて、FBやInstagramにアップしている人は、99.9%そのペットを愛しています。だから、このペットが載っているグッズは99.9%喜ぶのです。
世界中のアパレルブランドは、対象顧客がどんなデザイン・キャラクターを好むか必死に考えて製品をリリースしています。
しかし、どんな素敵なデザインよりも、自分のペットの方が嬉しいもんです。
なので、プレゼントを贈るときにこういう「相手が好きなものを、オーダーメイドで作って渡す」というのは非常に有効なのではと思うのです。
実際、このサイトにもこんな風に、
女性へのプレゼント特集ページが組まれてます。
ちなみに、このコチマのクッションをもらったカミさんは、2回嬉し泣きしてました。(情緒は大丈夫なのでしょうか)
「相手が求めているものを提供する」の究極の形として、実に面白いなと思うわけです。
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