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神々が住む神秘の島 バリ島 ③


アートギャラリーと市場へ


今回は、バリ島旅行②の続きです。
昼食後、バスでアートギャラリーへ向かいます。

今日も、バスの中からお祭りの行列が見えました。
バリの人々にとっての宗教的なお祭りは、生活の中で大切な意味があるのですね。
男性は、サファリという白い上着、黄色いサプ(スカートみたいなもの)、頭にウドゥンというかぶりものをしていました。
女性は、クバヤ(上着)、サルン(スカート)、スレダン(ベルト)を身にまとっていました。


バスの中からお祭りの行列


バリ島には、新年を迎える最も重要な祭日ニュピと、先祖の霊が島へ戻る聖なる日ガルンガン&クニンガンの祭日があるそうです。
他にも、神々に感謝する日として、バゲルウェシ、ワラスワティの日、トゥンブックと呼ばれる大切な日があるそうです。
神様やご先祖様に感謝する気持ちを大切にする日があるのは、日本のお盆や、地域それぞれの例大祭のイメージに似ているのでしょうか。


アートセンター


14:30 アートセンターへ到着


バリ芸術を集めた文化の殿堂。
木々の生い茂る広大な敷地の中に、美術館、伝統芸の箭内劇場などが建ち並んでいました。
毎年6月は1か月間、アートセンターのステージでバリ・アート・フェスティバルが開催され、バリ中の踊りの名手、歌劇団、芸術大学学生たちによるコンテストが行われるそうです。
アートセンターの近くに、国立芸術大学(ISI)があります。




美術館内の絵画



舞踊に使用される仮面




美術館にある木彫り細工

この他にも、細かい木彫り作品がたくさんありました。
バリ島は、16世紀後半ジャワ島からヒンズー教徒が移り住みヒンズーの神々の絵を描き始めました。
1920年代、ドイツ人画家ウォルター・シュピース、オランダ人画家ルドルフがウブドに住み始め、バリの人達に西欧の遠近法を見せたことをきっかけに、伝統絵画が確立され「絵を売って生計を立てる」画家が現れ始める。
その後、第二次世界大戦やインドネシア独立戦争の大きな戦争を経て、今までのスタイルを保ちつつ新しいスタイルの作風が生まれて行った。
単に真似でなく、違った技法を取り入れ、伝統的な作風を変えていったのですね。

15:00 アートセンターを出発し、市場へ向かいます

市場へ向かう途中にあった建物。

市場見学


15:10~15:30くらいまで、市場見学。

市場には、数多くのお店が立ち並んでいました。

私達ツアー客は、市場の中に入ることはなく、外から眺めたという感じです。
地元の人達の生活の様子を、少し垣間見ることが出来ました。

デンパサール市内には、地元の人が行き来するワルン(安食堂)がある。
たくさんの地元グルメの屋台がひしめき合っているそうです。

16:10 バリ島最大の免税店DFSバリへ
建物は、バリっぽい雰囲気の造りでした。

ケチャックダンス見学へ


17:45 バスにて、ケチャックダンスの会場へ

18:00 バスの中から、お祭りの準備から戻って来る人々の行列が見える

18:10 会場に到着

18:30~ケチャックダンスの見学
証明が少ない会場でのダンス見学でした。
写真は撮影しましたが、薄暗くて良く見えません。

*ケチャックダンス

昔、ケチャックは先祖の願いを聞くことを目的とするサンヤンという踊りに伴うコーラスを意味していました。
現在は、ラーマーヤーナ物語りを元に踊られています。
:ラーマという王子の王位継承にまつわる戦いの物語りが5幕までダンスで表現されています。

今回鑑賞したケチャックダンスは、ケチャと言われる儀式舞踊でサンヒャンから派生したものという。
サンヒャンは、元来極めて秘儀性の強いもので芸能という形で部外者や外国人の目に触れてはならないものでしたが、1930年代当時バリに在住していたドイツ人画家のアドバイスにより舞踊の部分を取り除き、純粋な声のガムランという形で、ブドゥル村で初めて儀式から離れた観光芸能としてのケチャが行われました。
次第に、衣装、仮面などの道具も華やかなものになって行きました。

ケチャケチャと言う(掛け声)フレーズが繰り返され、印象的でした。


夕食

19:30  レストランで夕食
野外の屋根付きのレストラン
長いテーブルにグループごとに食事です。
庭の舞台では、踊りの披露もしていました。

<メニュー>
1人1プレート 丸いお皿が2皿       
・春巻き           ・チンゲンサイ
・フライドポテト       ・チャーハン(ナシゴレン) 
・キュウリ          ・フルーツ 
・ロブスター         *甘いソース*
・お肉(焼き鳥のような)


この後ホテルへ戻りました。

次回は、バリ島旅行3日目、ウヴド村へ向かいます。



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