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心地よくいられる街で暮らすということ

年を重ねるごとに、”自分が心地よいと思える暮らし”への関心が徐々に高まっていることを感じます。

初めて勤めた会社が、街や物件を紹介するサービスを運営していたこともあり、”暮らし”の”衣食住”の中でも、特に”住”への興味が非常にあるわたし。独立した今も、様々な街を歩いて感じたことを世に伝えていくことは、もはや自分のライフワークとなっています。

そんな私をゲストに迎えていただき、来月7月6日に「想像建築」というビックプロジェクトを主宰している、物件オーナーの戸田江美さんと一緒に街歩きをするイベントが開催されます。

想像建築とは

HP: https://souzou-kenchiku.com/

戸田さんがもつ、まだ何も建っていない空っぽの土地に、住人候補となる方との出会いのきっかけをつくるために開催されるのが、今回のイベントの主旨です。

イベント参加のお話をいただいた背景

戸田さんとの出会いはかれこれ1年半ほど前にさかのぼります。忘れもしない、2017年の年末。知人の紹介で、戸田さんの住む「町屋〜尾久(おぐ)」エリアの街あるきに誘っていただいたことがありました。

当時のわたしは、東京に出てきてすでに6年ほど経っていたにもかかわらず、荒川区にはほとんど降り立ったこともなく、ましてや「尾久」という地名も初めて聞いたような程度のものでした。

わたしにとってはほぼ初対面の3人で、お昼から夕方までたっぷり時間をかけて、彼女らが暮らす町屋から尾久までをゆっくり散歩したのです。

商店街が元気なこと、裏路地の個人店、地域の人があたたかいことなど、街のもつコンテンツが良いだけではなく、なによりこんなにサバサバしてかわいい女友達が近くに住んでいたら、どんなにこの街で暮らすことは楽しいだろうかと、帰り道ぼんやり思ったことを今でも覚えています。

でも当時はそんなにお金もなかったし(今もそんなにないけれど)、わざわざそれだけの理由で引っ越すのもなぁ、なんて考えたりしていました。

そうこうしている間にいまわたしは、尾久のとなり北区・田端で暮らしています。

実は現在の夫を紹介してくれたのは、この時街歩きをした二人でした。ほどなくしてお付き合いをはじめ、同棲のタイミングで田端へ引っ越してきたのです。

この街が好きで暮らしている二人の紹介と会って、すぐに意気投合をしたわたしたち夫婦。気が付いたら「エイヤー!」の勢いで、わたしは田端へ越してきていました。何より、戸田さんといっしょに、あの街で暮らせる。夫や田端のことももちろん大好きだけれど、こうした戸田さんとそして尾久との街の出会いが背中を押してくれたのだと思っています。

尾久、という街は決して都会的ではありません。大きなショッピングセンターもないし、アクセスの良いJRの駅(例えば田端や西日暮里など)までは15分以上歩かないと着かないし、不便な点も多々あります。そのため、決して誰にでも当てはまる街とはいいがたいです。

でも、「街」は見る人や過ごす人の感覚によって、欠点にも、長所にもなりうる、というのがわたしの持論です。だからこそ住む前に、自分の肌に雰囲気が合っているかどうかなどを感じておくということは、とても大切だと思うのです。

この街の良さは、ここでは多くは語りません。なのでもしよかったら、このイベントの日、わたしたちと一緒に街を歩いてみませんか。

戸田さんがセレクトした魅力的なお店やスポットをぎゅっとつめこんだ、町屋から尾久までの街あるき。

その中でわたしと同じようにこの街に魅力を感じてくださった方が一人でもいたら、とってもうれしいです。

ご応募お待ちしています!そして一緒に尾久の街を味わい尽くしましょう!

申し込みはこちらから:
https://souzou-kenchiku.com/2019/06/14/walking01/

(みんな若い...笑)

ホステルやゲストハウスなどの「地域コミュニティ」を創っている方々に会いに行って、勉強させてもらい、タバタバーに持ち帰ります!