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フリースタイルフットボールが趣味の人

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  • フリースタイルフットボール論

    フリースタイルフットボールのことを小難しく捉えてみようと思います。

最近の記事

最近バトルで見ないフリースタイラーを紹介する

先日、JFFC2023が開催されました。結果はAKIの初優勝。実は私、大会の約2週間前に仙台で一緒に蹴っていまして、その時に「そろそろ優勝しないといけないね」と話していました。本人も「そうなんですよ」と言っており、大会に向けての気持ちはバッチリ出来上がっていたようでした。もちろん期待していましたが、まさか本当に優勝するとは。この場を借りて改めてお祝いの言葉を送ります。 AKI君、おめでとう!ちなみに私は大会当日、仕事の都合でライブ配信すら観ることができず歯がゆい思いでした。

    • JFFC2022 Yo vs GENはYoが勝つべきだった

      今思えば。 先日、フリースタイルフットボールの全国大会であるJapan Freestyle Football Championship(以下、JFFC)が開催されることが発表されました。今回は横浜市で行われるイベント、YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL( https://yusf.jp )とのコラボ開催ということもあり、これまでの大会よりもさらなる盛り上がりが期待できます。2015年から開催されている、国内で最も大規模かつ権威のある大会といえるJF

      • 祖母がデイサービスに通うようになった

        初めはTwitterでつぶやこうと思ったのですが あまりにもスレッドが長くなりそうだったので noteを通して投稿することにしました(結果的に7000字の記事になりました)。祖母の人柄や、ボケが始まるまでの話、デイサービスを利用するまでの話など、振り返りたくなったので書いてまとめます。蛇足の部分も多々あるとは思いますが、お付き合いくださいませ。 2021年6月29日 祖母が初めてのデイサービスに行ってきました。 とても嬉しい気持ちです。 泣きそうなくらい。 本当に長い道の

        • 当事者意識を持とうとは言うけどさ

          LGBTQ、障がい者、地球環境、AI、原発、過労死、少子高齢化、体罰、外交、貧困、コロナ対策、過疎化、不況、介護、自然災害、副業… 5分ほど考えて思い浮かんだ日本の課題です。 これ以外にも10以上はあるでしょうし、 細分化すればもっと増えるでしょう。 多いです。とても。 それら諸問題を 他人事ではなく自分事として考えよう 当事者としての意識を持って考えようと、世間ではよく言われる。 そりゃ同じ日本人というか、同じ人間ですから ごもっともなことです。その通りです。

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        • フリースタイルフットボール論
          9本

        記事

          大学院を中退してニートになってみた

          僕は2020年3月に大学院を中退し 親のスネをかじるニートになりました。 それから約1年が経とうとしているので これまでの人生なども振り返りつつ ・そもそも僕が何者なのか ・なぜ大学院を中退したのか ・中退してから何をしていたのか ・1年間を振り返ってどういう気持ちか ・今後どうするのか といったことを書こうと思います。 そもそも僕が何者なのか東京都出身 無職 24歳 2020年3月まで スポーツ科学を専攻する大学院生 現在は親のスネをかじりながら 家庭教師のアルバイ

          大学院を中退してニートになってみた

          分かり得ないという前提で分かろうとする

          1月5日(火)に放送された ザ!世界仰天ニュースという番組に 魅せるリフティングプレーの世界一として Ko-sukeさんが出演しました。 1分ほどパフォーマンスの部分が放送されて 番組MCの中居さんからも「カッコいいなぁ」 と言われていました。 家での自粛生活が求められた2020年夏には 様々な著名人が家でリフティングをしたことで フリースタイルフットボールが注目されて 徐々に認知度が高まってきていると感じます。 嬉しいですね。 しかし、広まれば広まるほど いわゆるア

          分かり得ないという前提で分かろうとする

          RBSSを未来に残すために

          まずはこちらの記事をご覧ください 画像クリックで ページにアクセスできます。 室屋選手の活躍が記憶に新しいエアレース。しかし、打ち切りが発表されました。空が舞台のエクストリームスポーツとして大迫力のエンターテイメントを繰り広げていただけに寂しく感じてしまいます。 それと同時にフリースタイルフットボーラーとしての自分がもう1つの思いを抱いていました。 RBSSも消えてしまうのだろうか2008年にレッドブルがスポンサーとなってRBSSが始まり、一気にカルチャーが大きくなっ

          RBSSを未来に残すために

          歴史から紐解くフリースタイルフットボール

          ここ数年で 幾度となく耳にした言葉があります。 それは リベラルアーツ日本経済団体連合会 通称 経団連が 今後の採用と大学教育に関する提案で 言及した言葉であり まさに教育業界では ホットワードとなっています。 なんとなくのイメージとしては いろんなことを知っている といったところでしょうか。 この言葉、実は 中世ヨーロッパにまで遡る 非常に歴史のある言葉です。 当時のヨーロッパは階級社会で ザックリと区別するなら 貴族と労働者に分かれていました。 貴族にも種類があ

          歴史から紐解くフリースタイルフットボール

          フリースタイルフットボール界に蔓延る「思い込み」

          フリースタイルフットボール自体の進化は 間違いなく5年,10年前と比較して 相当なまでのスピードを備えています。 1つの大きな要因はSNSの台頭でしょう。 最先端の技術に リアルタイムでアクセスできますから 誰だって成長の機会を得られます。 しかし、 SNSの出現そしてその大きな勢力は 一方でデメリットを生みました。 それこそが思い込み。 これはある意味、単なる消費者として フリースタイルフットボールを楽しんでいた 僕が自分を見つめ直す中で 最近になって痛感したこと

          フリースタイルフットボール界に蔓延る「思い込み」

          next level

          僕は小学生の頃にフリースタイルフットボールに出会いました。 高校生の頃を一応、フリースタイルフットボール歴の始点としていますが 出会いを始点とするなら 歴は10年以上になります。 実際、小5の頃にナイキ本(vol.1)を見て フライングクリックを得意技として よくやっていたものです。 単純にオールドスクールが好きだという理由もありますが、当時の自分がどういう風にフリースタイルフットボールを考えていたのかを思い出せるという理由も相まって、過去の動画を見るのが好きです。

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          BITEについて

          まずはHiro-Kさん APFFC優勝おめでとうございます! 今回が初優勝というのが 意外すぎてビックリしてます… さて、今回の大会でも いくらか話題になりそうな BITEについてです。 hip-hopのスラングの一つですね。 主にラップやbreakin'で使われます。 意味は端的に言うなら、パクることです。 語源はその名の通り 英語の bite=噛む です。 RBSS 2018 semi final Ko-suke vs Erlend 先月行われたRBSSの準

          BITEについて

          RBSS 2018を観て

          まずは、Ko-sukeさんお疲れ様でした。 めちゃくちゃカッコ良かったです。 前回のRBSSでは相手を刺しに行くような 殺気立った雰囲気で見ているこちら側も 息を呑むバトルが多かった印象です。 対して今回は、バイブスを前面に押し出して 観客全員をstreet styleの世界観に導こう という姿勢が見えるバトルが多かったです。 そう、street style。 ストリートカルチャーは文字通り路上文化。 期限や発祥には諸説あるため 深く語ることはできませんが 分かりや

          RBSS 2018を観て

          見えないものにこそ価値がある

          以前、僕はInstagramに こんな投稿をしました。 (画像クリックでページにアクセスできます) 簡単にまとめると みんな何をやるにも速さを求めすぎ… もっとゆとりを持ってやってもいいのでは? という内容です。 この投稿の中で カッコいい!と思った人の動画を とにかく見まくることをオススメしています。 なんでカッコいいんだろう。やる技は自分と変わらないのに どうも自分にはないカッコよさがある。 そんなことだって起こり得る。 手の動き?足を置く位置? 体の

          見えないものにこそ価値がある

          近代スポーツとフリースタイルフットボール

          ロシアのレジェンド Bengau がInstagramに こんな投稿をしました。 ざっくり和訳すると ボールを落とさないように練習をすることは大事だけど、それはバラエティに富んだパフォーマンスやビートへのこだわり、スタイルの表現よりも大事か?このままではアートやスポーツといった側面を持つフリースタイルフットボールが全体としてスポーツの方向になってしまう。バトルがもはや30秒×3ターンのルーティンでしかなくなっている。 30秒×3ターンのルーティンというところが 実

          近代スポーツとフリースタイルフットボール