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RBSS 2018を観て

まずは、Ko-sukeさんお疲れ様でした。
めちゃくちゃカッコ良かったです。

前回のRBSSでは相手を刺しに行くような
殺気立った雰囲気で見ているこちら側も
息を呑むバトルが多かった印象です。

対して今回は、バイブスを前面に押し出して
観客全員をstreet styleの世界観に導こう
という姿勢が見えるバトルが多かったです。


そう、street style。

ストリートカルチャーは文字通り路上文化。
期限や発祥には諸説あるため
深く語ることはできませんが

分かりやすく言うなら
田舎のヤンキーが言う

てめえ、どこ中だよ?

と似ているかなと思っています。

そのヤンキーたちは
自分たちが背負ってる(レペゼンする)地区が
一番イケてるんだと証明するために
ケンカとかしてバチバチにぶつかり合う。

そのケンカの方法が
ボールを介したバトルになったもの

それが RedBull street style だと思ってます。

果たして、今回のRBSSで
バトルしていたフリースタイラーは
どれだけいたでしょうか。

単に、
自分これだけ練習しました
どう?スキル高いでしょ?

と言ってるだけじゃバトルじゃない。

street styleは自己満で終わらない。
ブッ刺しに行くことこそバトルです。

どう?スキル高いでしょ?の後に

で、お前は俺のスキルに
どう立ち向かってくるつもり?

というスタンスを感じさせる。

技の発表会をやりたいなら
バトルじゃなくていい。

これは前にも言ったことです。

それに、RBSSはご存知の通りRedBullという
超ビッグ企業のスポンサーがついているため
世界に向けてフリースタイルフットボールの
魅力や世界観を発信できる恰好の場です。

フリースタイルフットボールの魅力は
フリースタイラーによって
生み出す世界観、スタンスが違うこと
文字通りフリースタイルであること。

その魅力が今回の大会で
世界に発信できたかというと
いささか疑念が残ります。

個人的にはKVPは
TOP16に残ってほしかったです。

そんなのもありかよ?!
っていうツッコミを入れたくなる感じ。

勝ち負けは置いといて
そういうフリースタイラーがいた方が
フリースタイルフットボールって
こんなに広くて深いのかー

って思ってくれると思うんですよね。

それこそ、RBSS最初の大会の決勝で
Seanがペントリックをかましましたが
あれをフリースタイルフットボールという
括りに入れていいかは別として
あの瞬間、Seanワールドが全開になったのは
間違いありません。

会場をrockしたあのスタンスこそ
street styleそのものだと思います。

street styleがこれからもstreet styleを
体現するような場であってほしいです。


しかし、エルレン強え!!!!!

#フリースタイルフットボール #RedBull #RBSS #ストリートカルチャー

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