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モロ先生の授業「僕が知らない人に何かを教える時に、気をつけていること」

このnoteは2023年8月26日のstand.fmの音源、『サウンドフリージョイ公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

昨日、コミュニティ内で『NFTの買い方』のワークショップがあったんです。

昨日の放送でも言ったような気がしますが、僕は、ウチの母ちゃん(60代)が理解できない「エンタメ」や、あるいは「言葉」に興味がないんですね。
 
コミュニティに並べる言葉も、そこをボーダーラインにしていて、「ああ、これだと、母ちゃんに伝わらないな」と思った言葉は取り下げるようにしています。

ただ、それだと前に進めないので、たとえば『Midjourney』みたいなのが出てきた時は、時々、ワークショップをして、横に座らせてもらって、「何が分からないか?」「どこで躓いているか?」を聞いて、手取り足取り教える…ということをやっています。
 
これは僕の人生の最大の自慢なんですが、小学生時代、休み時間とか放課後とか、友達に勉強を教えてあげてたんですね。

天然モノのガリ勉が教えるのとはワケが違って、クラス1のひょうきんなヤツが教えるので、なんか、たぶん、親近感やら、説得力があったのだと思います。
 
その時から、そして今も、知らない人に何かを教える時に気をつけていることがあって、それは何かというと「一気に教えない」ということです。
 
当たり前ですけど、「もっと学びたい」と本人に思ってもらった方が、勉強効率(吸収効率)は上がるわけで、そう考えると、勉強なんて「正しさ」より前に「楽しさ」が無いといけない。
 
僕、数学にガチハマりしたキッカケって『証明問題』だったんですけども、あれって、ほぼクイズ(頭の体操)なんですね。
 
しかも解き方に「鮮やかさ」みたいなものがあったりする。
「おお、そこから崩していくかぁ」みたいな。
 
なので、僕は『証明問題』を解くのも好きだったし、作るのも好きだったんです。
完全にエンタメとして捉えていた。

話が少し遠回りしてしまいましたが(戻します)…実は、ネット上で「知らない人に教える」というのは、ちょっと難しい面がありまして、これは昨日、コミュメンバーさんもおっしゃっていたのですが、ネット上では一歩目に「正しさ」を求めてくる第三者がいるんです。

「それ違いますよ」というマウントをとってくる人ですね。
 
たとえば、「イイクニ(1192)作ろう鎌倉幕府」とか言ったら、「鎌倉幕府ができたのは、1185年です」とか言うヤツです。
 
「こんなところでマウントとってないで、テメエの持ち場で結果出せよ」という話なんですが、ぶっちゃけ、「鎌倉幕府がいつできたか?」なんて、後で知ればいいじゃないですか?
まずは興味を持ってもらうことが重要なわけで。

なので、昨日のコミュのワークショップでは、「イーサリアム=海外のお金」「コインチェック=銀行」「メタマスク=財布」「OpenSea=デパート」といった感じで、母ちゃんが日常使いしている用語に置き換えて、あれやこれや説明したんです。

これを表でやっちゃうと「コインチェックは銀行というよりも…」とか言ってくる人が出てきて、一気に話を難しくしちゃって、結果、パイが広がらず、全員が損をするので、あらためてクローズドな場所での勉強会の良さを知りました。

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