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モロ先生の授業「現代の画力とは、『AIとのコミュニケーション能力』のことだ」

このnoteは2023年8月18日のstand.fmの音源、『サウンドフリージョイ公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

テクノロジーに抗わず、どう付き合っていくかを考える

今日も「テキストを入力すれば、AIが絵を描いてくれる」でお馴染みの『Midjourney』の話をしたいと思います。
 
昨日の放送で『Midjourney』の話をさせていただきましたが、話を聞いただけの人にとっては「なんか、すごい未来が来たんだね」ぐらいの感じで、いつも通り半年〜1年、時代から遅れて、まだ情報すら入れていない人は、いつも通り3〜5年遅れるんだと思います。

ただ、僕は『モロオフ会』というコミュニティをやっていて、ここのメンバーは時代から遅れさせるわけにはいきません。

というわけで、昨日、コミュニティ内で『Midjourney』のワークショップを開催しました。
 
登録の仕方から、使い方まで、諸江が「手取り足取り」です。

「百聞は一見にしかず」というやつで、皆、実際に触ってみると、そのヤバさに気づくわけですね。

一番やっちゃダメなのは「テクノロジーに抗う」ですね。
 
人類史で見ると、テクノロジーに抗えたことなんて一度もなくて、抗い続けた人間から順に負けていっています。
 
なので、今回のような選択肢が出てきた時の基本姿勢は「とっとと負けを認めて、どう付き合っていくかを考える」の一択です。 

AIアートは『人間拡張(身体拡張)』そのもの

そんなこんなで、昨日は『Midjourney』を触ってみたわけですが、触った全員が、まず最初に確信したことは「AIアートは『人間拡張(身体拡張)』そのもの」ということ。
 
『人間拡張』というのは、読んで字のごとく、人間の能力を拡張してくれるものですね。
 
自動車や自転車のおかげで、僕らは遠くに行く能力を獲得したし、
顕微鏡や望遠鏡のおかげで、僕らは遠くのものを見る能力を獲得しました。
 
スマホなんて言うまでもなく。
 
ああいったものを『人間拡張』と呼ぶわけですが、「AIアート」のおかげで、僕らは「画力」を獲得したわけですね。
 
んでもって、使った人はもう分かると思いますが、「AIアート」によって、「画力」の定義が変わったんですね。
 
AIアートにおける「画力」というのは、「筆を思いのままにコントロールできる力」ではなくて、「AIとのコミュニケーション能力」を指します。
 
『プロセスエコノミー』という本を書いている売れっ子作家でもある尾原和啓さんは、「AIとのコミュニケーション能力」を、「AIが出す答えを予測する力」+「AIが出した答えを修正する力」と定義されていたのですが、これ、まさに。
 
AIには確実に「性格(癖)」が存在していて、「コイツにこの言い方をすると、おそらく、こんな反応をするだろうな。だから、別の言い方で言おう」みたいな感じで、人と対話する時と同じように、相手の反応を予測する力が求められます。
 
そして、相手が出した答えに対して、「そうだよ、その調子だよ」とか「それもイイけど、コッチをやってみるのはどうだろう?」とヒントを与えて、より面白い方向に導く。
 
AIが僕らの腕となった現代において、「画力」とは、このコミュニケーション能力のことを言うんですね。

「AIとのコミュニケーションの取り方」の勉強会(ワークショップ)を開催します!

で、昨日、なぜ、僕のコミュニティでワークショップをしたかというと、「こういう風に指示を出したら、こういう答えを返してくるよ」という情報を共有することで、「指示の出し方」を学ぶことが目的です。

んでもって、今日のコミュも、昨日の続きで「AIとのコミュニケーションの取り方」の勉強会(ワークショップ)を開催しようと思います。

2日もあれば、「プロの絵描きさんよりも上手い素人の絵描きさん」を作れると思っていて、こんなものは争ったところで時間の問題なので、とっとと時代の針を前に進めようと思います。
 
今日のワークショップから参加される方は、まず最初に昨日の(コミュに投稿した)記事を読んでください。

今日は「AIアートの始め方」ではなくて、「AIをコントロールする方法」についてのワークショップです。
 
もし近くに、お子さんがいたら、お子さんにも参加させてみてください。
 
「絵を描くのって、楽しいなぁ」という体験ができれば最高です。

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