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「時々傷つけてしまうけど、一緒にいてほしい」ハリネズミ女子の恋愛対策3選

こんにちは、もろちゃうです。社会人になってからじぶんがアスペだと診断され、アラサーになった今おもうこと。

咄嗟の発言が、トンチンカンだったり馴れ馴れしい。意図せず誰かを傷つけてしまう。そんな私でもじぶんの心身を健やかに保つために、どうすればいいんだろう?ともがいて見つけた対策を、3つ挙げていこうと思います。

  1. 自己認識し、気づく

  2. ごめんなさいとありがとうを大切にする

  3. 自己肯定感高めキャラを演じる

アンテナ、立ってる? ①自己認識し、気づく

私たちがまともな点は、自分たちがまともじゃないってわかっていることよね

村上春樹『ノルウェイの森』

アスペと診断される前、10代の終わりに読んだ『ノルウェイの森』は、なんだか心の闇を抱えた人達がたくさん出てくる、よく分からない物語でした。その頃の私はすでに大学生になっていて、友達関係や恋愛などに悩む過程は経ていたけれど、家族もじぶんも「まとも」だと信じて疑っていなかった。「病む」って感覚がよく分からなかった。
けれどそこから、社会人へと歩を進める過程でじぶんのアイデンティティが大きく揺らぎ、「病む」ってこういうことなんだ、「じぶんが、家族が大嫌い」ってこんな辛くて孤独なんだ、と気づきます。

村上春樹『ノルウェイの森』

そんな経験を経てもう一度読んだ『ノルウェイの森』で出会ったこの一言に、私は素通りできなくなっていたのです。「まとも」って幻想を信じて、じぶんの周りの人達は皆そうだと疑わずに生きてきた。だけど人は多かれ少なかれ、いろんな人達との出会いの中で傷ついたり傷つけられたりしています。
私がアスペであることで傷つきやすく、またそれと同時に誰かを意図せず傷つけやすいのだと気づいたときに、目からウロコがぼろぼろ溢れ落ちました。と同時に、だれかの痛みに気づくことは、こんなにも世界を鮮やかにし、繊細な自分やだれかにも優しくなれるのだと知りました。

益田ミリ『スナックキズツキ』

あと、さいきん本屋で出会った本の帯に「キズついて、キズつけて、生きてる。」というキャッチコピーが踊っていたんです。じぶんの「キズつき」に気付くだけでなく、知らずのうちに誰かを「キズつけて」もいるのだというところまでを描ききっているこの本、それを端的に表したこのキャッチコピーが私は大好きで。
その名も『スナックキズツキ』(益田ミリ著)。マンガなので立ち読みでもサッと読めます。活字の羅列が頭に入らない!とか、美辞麗句はもううんざり!だとか、もう脳内スリープモードでいたい!なんて眠る前のお供にもおすすめです。

おめでとう、これできたら「いい子」になれます。 ②ごめんなさいとありがとうを大切にする

これは、私が前職で働く中で出会った恩人の上司(以下、恩人次長)から、日々仕事する上でのスタンスとして口酸っぱく言われていたことです。仕事に限らず婚活など含め、このスタンスで居続けることの大切さを実感する日々。
だいすきな『ご近所物語』にも出てくるのが、こんなシーン。

矢沢あい『ご近所物語』

「ごめんなさい」は、特に怒りの感情がほとばしった時に冷静になれる魔法の言葉。「じぶんが正しいのだから相手はこうすべき」なんて実は傲慢になっている時に気づきをくれる。「ありがとう」は相手の気遣いや優しさに気づいたり、放ったところから仄かだけれどもたしかにポジティブな空気をつくりだしてくれる。
意識的にこの2つの言葉を発するだけで、周りの世界が変わります!

意図せず傷つけてしまった場合、相手の反応で気づくことが私は多いのですが、そういう時はついテンパってしまい、その場でなにも言えずに帰宅時一人反省会する・・なんてことが多々。
そういう時は別れたあとのLINEで、「あの時こういうこと言っちゃって/しちゃって、傷つけちゃったみたいでごめんね」と伝えるようにしています。

自爆を断固阻止せよ! ③自己肯定感高めキャラを演じる

好きなものを好きだと言う 
怖くて仕方ないけど
本当の自分
出会えた気がしたんだ

YOASOBI『群青』

いつからか私は、私達は 
「好きなものを好きだと言う」だけでなく
「嫌なものを嫌だと言う」ことに、こんなにも臆病になってしまった
・・ような気がしませんか。

私は時々突拍子もない言動で、誰かを傷つけてしまう。
それを高校時代は「KY」と揶揄されたりもしたけれど、
「空気を読む」ということを必死にしてきた、それもたくさん。
もちろん読んだ空気が多少ズレることはあれど、
感覚過敏であるがゆえになにかしらの空気を察することでなんとか生きてきた気がします。

だからこそ、空気を察することが自らの生命線 とおもってるフシがある。
「これっておかしいんじゃないですか?」と会社の制度に噛みつこうものなら、私はまたKYになってしまう。
「こういうことをされる/されないことで、私はこのように感じるから嫌だ」と主張することで嫌われてしまうのでは・・と恐れる。
だけどじぶんが感じたモヤモヤは澱のように溜まってゆき、ある日涙とともに爆発する。
ちなみに婚活業界では、こういう現象を「自爆」と言っていました

私は今の彼に対しても、なかなか主張ができませんでした。
いちばん最初に嫌なことを伝えたときはもう、関係が終わる覚悟を持って意を決してようやく・・!という感じでした。
そしたら、「そんな風に思わせちゃってたなんて・・」と逆に彼が泣き始めてしまい、号泣してたはずの涙が引っ込み拍子抜けしました。

それを気に齢30を超えてようやく、私は相手にしてほしいことをおねだりすることも、してほしくないことを嫌だということも、どうやら上手くないらしいということを自覚したのです。
一方の彼はというと、「俺はこうされるのが嫌だ」「もっとこうしてほしい」ということを本当にナチュラルに主張できて、そのスタンスをほんのちょっとだけでいいから分けてほしい・・と常々おもっています。

2人の関係性でも、わりかし私は好き・会いたいなど言うし、会ってる時はなるべくくっついてたいタイプですが、彼は基本的に照れ屋だし、なかなか言葉での愛情表現をしないタイプ。
そういう私の愛情表現が分かりやすいから、彼は安心して好き勝手主張できるんじゃないの!?とか、心がけですぐに主張ができるのならとっくにしてるわ!でもできないんじゃ!と半ば逆ギレ状態の私がいつしか編み出した方法が、「自己肯定感高めキャラを演じる」ということでした。
たとえば、こんな風に。

事例1

「そっかー、〇〇は私のこと大好きすぎて、2週間会えないのが寂しいって?うんうん分かった、じゃあ会えないときは週1で夜電話しよっか!」
訳:寂しいから週1で電話したい

事例2

「え、洗い物してる間に〇〇がお風呂洗ってくれるの!?ありがとう・・だいすき♡ちなみにこの洗剤を6プッシュくらいして、ブラシで擦ってシャワーで流せば完了なのでお願いします!あーこんな優しい彼を選んでる時点で私人生の勝ち組だわー」
訳:お風呂洗ってほしい

ちなみにこれらの発言、する前に相手が大好きと言ってくれたわけでもなければ、自主的にお風呂を洗う素振りをしたわけでもありません。
会話の途中で突然キャラ降臨させて、
じぶんのやってほしい主張を彼がさもやりたいと言った後かのように発言する
のです。
今のところ、彼は笑ってやってくれますね8割方・・うれしい。

・・いかがでしたでしょうか。
以上が私の超絶独自な恋愛対策3選でしたが、彼とのコミュニケーションで自爆して悩んでるよ!というハリネズミ女子に届いてくれたら嬉しいです!
ではでは。

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