1.4東京ドーム事前雑感

1.4まで残す所あと半月。個人的な思考整理も兼ねて1.4の事前のあれやこれやをピックアップしていきたいと思います。勝敗に関しては明記していませんが、単なるドームの見所として注目していただければ幸いです。とりあえず気になる試合だけ書きましたが、流れ次第ではひょっとしたら後で追加するかもしれません。

※12/18日 追記しました。

ヤングバックスvsSHO&YOH

SHO&YOHはオカダ時代から見始めた人にとっては、一から成長を追えた思い入れのある選手なんですよね。ヤングライオンの頃から見てきた選手というのもあって、観客の支持率はそこそこ高いように感じます。試合内容はまだ荒く、その荒さを若さで誤魔化している感じがあるのですが、凱旋帰国のボーナスタイムというのもあって大目に見てもらえている感じですね。そういう意味では評価の壇上に上がっているとは言い難く、次のヤングバックス戦で真価を問われることになりそうです。

ヤングバックスはHBK大好き過ぎるのがアレなのですが、今の新日のJr.タッグの中では頭一つ抜けており、世界レベルで見てもトップクラスのタッグチームです。正直な話、SHO&YOHが勝てる道理はなく、ヤングバックスに上回っている点はほとんどありません。それは当然、組んだ方も織り込み済みで、天才ベテランタッグに対して若さと可能性で挑むタッグという対比をやりたいのでしょう。ただ絶望的な戦力差を感じるには、この二つのタッグはあまりにも「陽」寄りで、明る過ぎるのがやや問題ではありますね。それがそのまま、華しかないSHO&YOHの現時点の問題に繋がっているとは思うので、ここはあえて泥臭い試合をしてもらいたいものです。まあ若手にどんどんチャンスを与える姿勢は好きなので、今の扱いに特に不満はないのですが。あるとするなら、合体技をもう少しどうにかして欲しい所です。

マーティ・スカルvsKUSHIDAvsウィル・オスプレイvs高橋ヒロム

4way戦はゲーム性が強いながらも、現時点で提供できるJr.の試合の中では最高峰の組み合わせですね。

マーティ・スカルは毒霧以来のプロレスの神秘を感じさせる拷問技「指折り」を筆頭に、観客に違和感をねじ込んでいく屈指のテクニシャンです。指折りが音響面で東京ドームという空間でどう響くかは気になる所ではあるのですが、単なる一芸だけの選手ではありませんし、真っ当な試合運びの残り三者の中で一番の曲者でもあるため、こういうタイプのレスラーが4wayに加わることで、試合に単なるハイフライヤー対決ではない厚みが生まれます。

オスプレイは純粋なポテンシャルではNo.1であり、ヒロムに続いて主人公オーラのある期待の星です。観客の度肝を抜くハイフライムーブは非常にドーム映えがしますし、若さやルックスも手伝って観客の感情移入度も高く、仮に勝っても納得できるという観客の後押しによる強みがあります。

高橋ヒロムは挑戦表明のマイクアピールと場の空気の掴み方は天下一品で、久しぶりに現れた日本人のJr.戦士のエースという期待感は非常に高いです。KUSHIDAに欠けている華と主人公オーラがあり、まさに足りない部分を埋めてくれた爽快感があるのではないでしょうか。エクストリームな技の数々やキャラには賛否が分かれるものの、今回の主役が誰かと言えば間違いなくヒロムであると言えますし、ロスインゴブーム以上の勢いを彼には感じます。

KUSHIDAは挑戦表明時のブーイングからも分かる通り、観客の支持率にかなりの難があります。またマサヒロタナカを巡るナックルパート論争や、やや強引なウェーブのゴリ押しなど、嫌われている点が明確でないため、その不人気には無視できない深刻さがあります。今回の試合では一番苦戦を強いられる選手でしょう。しかし純粋な技量だけなら恐らくこの中ではNo.1であり、海外での評価も素晴らしく、いまいち伝わってはいませんが、今のKUSHIDAは一つ上の次元にいると言っても過言ではありません。それだけに「Jr.の代弁者面をするな」と観客に嫌われたことによるマイナス部分は非常に大きく、ここをどう乗り切るかで彼のレスラーとしての真価が問われるでしょう。ファンとしては非常にやきもきする流れではあるのですが、単なる才能や技量だけではトップとは認められない、プロレスの難しさがここにはあると思います。そういう意味でヒロムが表の主人公なら、KUSHIDAは裏の主人公ですね。それらを引っくるめても今後を占う大事な一戦であると言えるでしょう。

後藤洋央紀vs鈴木みのる

ファンの方には申し訳ないのですが、今回の二人の試合への個人的な注目度は非常に低いです。と、いうのも鈴木みのるの対CHAOS路線はトップのオカダに敗北している以上軍団抗争としては広がりが生まれにくく、それより下位のレスラーをどれだけ倒しても彼のプラスにはなりません。

対する後藤も今更NEVERを巻いた所で今以上のオーバーに繋がるとは言い難く、柴田の巻いたNEVERへのこだわりと考えても、やはりIWGPの魅力には大幅に劣ります。ストーリー面の請求力も薄く、ベルトに対して髪を賭ける発言も含めて若干白けた空気が漂っています。

と、いうのも現状の後藤が確変するにはIWGPを巻く以外に道はなく、それ以外は全部寄り道なんですよね。もしくは団体対抗戦での劇的な勝利ぐらいでしょう。そもそも彼のミソのつき始めは2008年のグレート・ムタ戦にまで遡ります。それまでにあった武骨さや当時の棚橋政権に対するアンチとしての期待感はあの試合以降陰りが見え始め、その後の田中将斗との連戦による敗北や杉浦貴への連敗で、初顔合わせの弱さとリベンジキャラがすっかり定着してしまいました。それらを払拭するにはまたイメージを一から作り変えなければいけないのですが、これが思った以上に道が険しく、中々上手くいってないのが現状です。

ただ、そういった情けないイメージを除けば、ルックスは悪くなく、ややキャラがブレてはいるのですが、ファンには愛されており、使う技も見栄えがいいです。ただ昇天を覚えて定着する間もなく改良版の昇天・改を作ったり、新技GTRのバリエーションをすぐに増やしたりと、技は良くても使い所のセンスに難があるのが残念ですね。

しかしGTRは初期と比べればだいぶ見栄えがよくなりましたし、持ち前の勢いやどっしりとした土台の強さは相変わらずで、機会さえあれば大化けしそうな空気はまだ残っています。地道な種蒔きが花開く日は必ず来るとは思いますし、鈴木みのるとの試合内容も恐らく悪くはないでしょう。勝ってNEVERを再び巻いた所で何かが変わるとは思えませんが、シングルの回数増えるのはそれだけチャンスがあるとも言えます。仮に負けたとしても坊主は気になりますし、崖っぷちからの這い上がりも見たいものです。後藤はこのままでは終わりませんよ。色々と厳しいことを書きましたが、それだけは間違いなく言えます。

※追記
鈴木みのるが敗者髪切りマッチを提案したことによって試合の状況が変わりました。本来ならベルトに対して髪を賭けるだけだったのが、カベジュラ・コントラ・カベジュラ戦に変更したことで因縁決着戦の意味合いが濃くなり、凄惨な試合を予感させます。

鈴木みのるの髪型はまさにトレードマークであり、本人が本人であるためのアイコンとしての意味合いが大きく、対外的に見てもベルト以上の価値があります。他者が見ても価値のあるものを躊躇なく賭けるという鈴木みのるの懐は深く、賭けることによって後藤に対する優位性を確保したという感じでしょうか。関節技で後藤に一本取られて「プライドが傷ついた」ように見せたのはまさに暴君ヒールとして長年振る舞ってきたキャリアならではの方法論でしょう。試合の成立自体に無理のあった今回の試合ですが、鈴木みのるが試合を受けることにちゃんと意味付けをしたのは素晴らしいです。

対する後藤は、やや用意された感のある髪切りマッチ発言に鈴木が呼応することで、より試合の真剣味が増したというのは言い出しっぺからすれば皮肉な話です。まさに庇を貸して母屋を取られた感じではありますが、その要因を作った腕ひしぎへの流れは素晴らしかったですね。忘れた頃に繰り出される丸め込み技「後藤式」の巧さを見れば分かる通り、後藤にはしっかりとしたグラウンドの下地があります。ヤングライオン時代は踵落としと複合させたエグいビクトル式腕ひしぎ逆十字固めをフィニッシュにしていたので、ここにして懐刀を抜いた感じがありますね。毎回評価が下がりかけた時に、ギリギリ首の皮一枚で繋がるというのは「持って」いる証でしょう。

腕ひしぎで一本取りかけて、あえてセコンドに乱入させたことで、結果的にノーセコンドの決着戦に引きずりこんだ手腕は見事ですね。試合に負けて勝負に勝つ。戦としては上々の結末で、やはり荒武者というのは伊達ではありません。少し見直しました。

注目ポイントは鈴木みのるが負けた場合髪型を捨てるのか?というのもそうですが、見所はもう一つありまして、鈴木みのるはプロレス復帰後に一度もギブアップをしていません。後藤が腕ひしぎを仕掛けたことで、鈴木みのるからギブアップを引き出せるか否かというのも勝負のポイントになってきます。余談ですが、後藤が髪を賭けたことで、後藤洋央紀そっくりさんの公認芸人、どさんこ室田も自動的に髪を賭けることになってしまったんですよね。一人に対して二人分の髪が賭けられるというのは前代未聞なのでは。相変わらず後藤の巻き起こす影響力は色々と読めないですw

飯伏幸太vsCody

やや唐突に決まった一戦ですが、前哨戦を見る限りでは思った以上に手が合うようです。年齢はともかく、日米のホープ同士の天才対決ですね。Codyの持ち技の少なさと日本マットへの慣れがやや心配ではあるのですが、単なる華だけならCodyはオカダやケニーすら上回っており、両者の新たな一面が垣間見える可能性があります。 飯伏にとっては間接的にはケニーとの勝負であり、今後に繋げる意味でもここはきっちりと勝っておきたい所です。いまいちブレイクしないCodyもこの試合で評価を取り戻して欲しいですね。

棚橋弘至vsジェイ・ホワイト

ジェリコ来襲にすっかり話題を奪われた形になっていますが、ジェイ・ホワイトのキャラチェンジはひとまず成功したと言えるでしょう。シリアルキラー然とした佇まいに加え、品を残しつつも生命感のない雰囲気は他に類を見ず、ジェリコと違って予想の立たない部分が彼の強みであると思います。ヤングライオン時代に感じた非凡なレスリングセンスもあり、スターというのはこういう注目度の低い時に生まれるもので、そういう意味では一番の大穴カードであるとも言えます。

対する棚橋は下の引き上げといういつも通りの役割ではあるのですが、やや衰えの見えるそのスタイルに今までになかった哀愁と焦燥感が生まれており、晩年のショーン・マイケルズのような独特の輝きがあります。膝の負傷による欠場は心配ではあるのですが、伊達にドームメインを務めてきただけあって、本番までにはしっかり調整してくるでしょう。格が逆転してしまったUSヘビーとの戦いでものもあり、ここはかなりの正念場であると思います。単なる勝敗以上に、レスラー棚橋としての勝負の一戦であるとも言えるでしょう。

ケニー・オメガvsクリス・ジェリコ

全世界注目度No.1の試合です。ジェリコの福岡来襲は燃えましたね。ジェリコを知らない観客も多い中、ドーム前に何かしらのアピールがあるとは思っていましたが、まさかジェリコ自身が姿を現わすとは思いませんでした。

暗転、ビデオレターから一拍おいてのジェリコ出現、そこからのベルト攻撃、二度に渡るマネージャーを巻き込んでのコードブレイカー、ケニー流血までの一連の流れのインパクトは凄まじく、場の空気を完全に掌握したその方法論と、纏うオーラは流石WWEのレジェンドといった所です。流血沙汰自体今の新日、WWE双方ともに少なく、あれだけの破天荒さはWWFのアティテュード時代を彷彿とさせます。あれは謂わば新日の方法論にはそぐわないWWE流の洗礼であり、WWEのジェリコだからこそできる挑発ですね。

リング上でのマイクアピールも期待したのですが、それによって生じるジェリコへの声援も封印し、完全にヒールモードとして振る舞ったあたり、ジェリコの本気度が伺えます。あと挨拶がわりの一発として、まずはコードブレイカーを解禁しましたが、BUSHIのMXと同型の技とは思えないキレのある一撃でした。中々にキャッチーであり、そのチョイスも含めて素晴らしいです。

肝心の試合展開予想なのですが、ケニーのハードな攻撃に対して、やや全盛期を過ぎたジェリコがどこまで付き合えるのかどうかが気になります。とはいえ、ジェリコも元々はハードコアの聖地であるECWに在籍していたこともあり、WWE時代を含めても、ケージ、ラダー、TLC、エリミネーションチェンバーと、その手のハードコアな試合の経験値はケニーに勝るとも劣らないです。個人的に気になるのは開けてない引き出しの解禁であり、ケニーのエクストリーム技に呼応してのライオンスパイク(コーナートップ雪崩式フランケンシュタイナー)を出すか否かですね。技の制約のない中であえて危険な領域に足を踏み入れるのか、それともWMのHBK戦のような技を極力絞った名人のプロレスでケニーを翻弄するのか、想像が膨らむばかりです。また、ジェリコを知らない観客も多い中、この試合はジェリコにとってもレスラー人生を賭けた大一番になりますね。そこには単なる話題先行のプレミアマッチではない、勝負論を超えたイデオロギー闘争があります。まさにアルファvsオメガ、アイコンvsアイコンの試合と言えるでしょう。

オカダ・カズチカvs内藤哲也

話題性だけならケニーvsジェリコに喰われた形になりますが、この試合は現在進行形のエース対決であり、逆に言えば今回のドームのカードでメインを任せられるのはこの二人しかおらず、そういう意味ではかなり安心感のあるマッチメイクです。

前哨戦を見る限り、新技のコブラクラッチ&コブラホールドを投入したオカダのほうにやや分がある感じで、個人的な観点で言うならば内藤には今一つ変化が見えません。悪く言えばあまりにも無難で、今年のオカダの勢いに対抗するにはあと一歩何かが足りないような気がします。両者の対戦成績だけで言えば8戦4勝4敗と五分なのですが、対等と言うには現時点ではまだ両者に差はあるでしょう。

ただ、裏を返せば今年の内藤の安定感は凄まじく、グローバル路線のオカダに対抗しての地域密着型ナショナリストというのは世相を反映した感じもあって面白いですよね。加えてこのタイミングでオカダ越えを果たせば初めてオカダの前を走ることになりますし、前哨戦ではまだ見せていないドームに向けての隠し球がありそうな、そんな不気味な雰囲気を醸し出しています。

仮にオカダが勝った場合、棚橋の11度の防衛を超えるIWGP最多連続防衛回数の記録更新の可能性が生まれてきます。節目となる10度目はG-1でのコンディションも良く、いまだ待望論の根強い永田、11度目に因縁の棚橋戦という可能性が残されており、記録上での世代交代がようやく訪れるでしょう。欠点は長期防衛によるマンネリ化でしょうが、逆に言えばこのタイミング以外でこの記録を更新するチャンスはほぼないため狙う可能性は十分にあります。ちなみに1.4の時点で王座最長保持記録の564日は達成するので、海外を視野に入れるならこれだけでも十分でしょう。そうなると防衛回数よりも最多戴冠記録を狙うのもいいかもしれません。なぜここまで記録にこだわるかといえば、何か一つくらいは新世代として記録を残して欲しいんですよね。レコードホルダーというのはオカダのキャラにもあってますし。

内藤が勝った場合、前述の通り、初めてオカダの前を走ることになります。それほど1.4メインでのオカダ相手への勝利は大きく、それだけに今回の試合の勝負論は重いと考えます。ややマンネリの気のあったIWGP路線にも広がりが生まれ、ビジネスとしてもオカダと内藤の二本柱は非常に安定感があります。特に前回は時代の変革を叫ばれながら短命政権に終わったのもあり、内藤戴冠への期待感は大きいですね。また一度内藤に渡すことでケニーや飯伏幸太といった新たな王者への引き継ぎの可能性も生まれるため、オカダという約束されたエースではない内藤の戴冠は、波乱に満ちた防衛戦の幕開けになると言えるでしょう。また前哨戦でのオカダの新技投入や内藤の失神劇が、逆にオカダ敗北フラグの可能性も感じさせます。

そういう意味では勝負論としてもやや読みにくく、今回の試合はある意味では二人の長い抗争の一つのターニングポイントになるでしょうね。

※追記
前哨戦の最後は内藤勝利で終わりましたね。コブラクラッチ地獄をしっかりと切り返し、寝転がってのトランキーロはダサカッコいい感じがありますが、あれは内藤にしかできない画作りでした。

プロレス大賞受賞とWメインイベント扱いになったというのは、内藤のキャラ的には凄い追い風ですよね。団体の思惑に乗らない、ファンに選ばれた人間としてオカダに挑めるわけですから。対立軸がより明確になりましたし、この辺りは新日のやり方が凄く上手いと思います。

内藤の欠点は昔から明確で、中邑真輔にも指摘された通り、アドリブ力にかなりの難があるんですよね。内藤もそれは自覚しており、リサーチ込みの発言やシチュエーションを事前に練り込んでおくことでことできっちり対応してきたわけです。今回は彼にとって反骨心とジェラシーを滾らせる絶好のシチュエーションであり、場は完全に整ったと言えるでしょう。

オカダはオカダで、コブラクラッチ&コブラホールドの定着が予想以上に早くて驚きました。大谷晋二郎がややこしくした技名ではあるのですが、コブラクラッチ・ホールドで統一されるのでしょうか。毒蛇絞めという和名からも感じる陰湿さは陽寄りのオカダに似合わないはずなのですが、何故かしっくりくるんですよね。まあ大谷晋二郎も陽キャラでしたし、陰寄りの技だとしてもオカダがヒールであることを改めて観客に実感させるいい拷問技だと思います。加えてクラシカルですし、レインメーカーの片腕を取るムーブとの整合性もあって、不思議とイメージにあってるんですよね。いまいち定着しなかったD.I.Dやレッドインクと違って、オカダの新しい必殺技になりそうです。個人的にはジャイアント・バックブリーカーへの移行とか見てみたいです。

問題があるとしたら技のイメージで、大戦前に新技を解禁したという関係上、これで負けたら印象があんまり良くないんですよね。内藤がプルマ・ブランカを封印したのと同じ轍は踏んで欲しくないです。なので心情的にはオカダに勝って欲しいんですよね。予想は内藤なのですが。ただ、これは約束された名勝負なので試合が非常に楽しみです。

相変わらず駄文長文を書き連ねましたが、事前の見所はこんな感じです。1.4を楽しみに待ちましょう。