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幼稚園の懇親会inケニア

ケニアはナイロビで主夫しているものだ。
5歳の息子と、3歳の娘がいて、ふたりとも幼稚園に通っている。
Waldorf幼稚園というところ。ウォルドルフって読む。
シュタイナー教育の幼稚園。
私はシュタイナー教育にこだわっているわけではない。
幼稚園は、家から近いところがいい、ということにこだわっている。
家から近いのでウォルドルフ幼稚園にした。

さておき、息子のクラスの懇親会に参加してきた。
息子のクラスは、アイリスという名前。花の名前がクラス名。
娘のクラスは、ひまわりだ。英語だからサンフラワー。

土曜日。12時集合で12時半から料理が出てくる、という。
料理の代金は親から集めて、園の調理人が出してくれる。
で12時半に行ってみると、

誰もいない。正確には一家族いたけれど。(タイトルの写真と同じ)
しばらく待っていると、13時前くらいに人がきだして、料理もでてきた。

こうして子どもたちのお昼をさきにすませる。
この日の子供用の食事は、ソーセージとフライドポテト。
普段は、ベジタリアンなお昼ご飯だけれど、この日はお肉がでてきた。

ちなみに、食事をしていると、トンビなのかタカなのかが、狙ってきた。
ケニアの方々はいちはやく察知して、木の下にいくといいと指示。
机を木の下に運び、対策をした。
なるほどねー、木の下なら、葉っぱや枝が邪魔で、トンビやタカが食べ物をとらないのか、と。

京都の鴨川でも、よく人の食べ物をねらって鳥が急降下して奪っていくので、木の下にいけばいいわけね。

そうこうしていると、音楽がかかる。
児童音楽とかはないので、ふっつーにダンス・ミュージックとか。

で、そのダンス・ミュージックでダンスする子どもたち。
そこにお父さんもくわわってダンス。

懇親会がものすごいもりあがる。
さらに、

伝統の踊りと音楽を演奏する方々が来た。
ちんどん屋的だけれど、部族の音楽のような、とてもノリのいい感じ。
タイコとトライアングルのようなものとで奏でる。
ケニアの方々を中心として、むっちゃ踊りだす。盛り上がる。

そんな中、うちの娘はというと、

マイペースにブランコ。歌と踊りに特に興味なし。
いや、興味ないことないけど、ブランコのほうがいい、と。
いやはや、マイペースだなぁ。

息子はというと、

砂遊び。砂場には他の子も遊んでたけれど。

子どもはそれぞれ個性がある。
みんなで必ずこうしよう!っていう強制はない。
子どもの個性に任せる感じ。

親にはいっしょに踊ろうと誘われて、すこし踊ったけど。

ちなみに、差し入れがあった。

BOOCHというドリンク。ブーチャと読むのかなぁ。
コンブチャをイメージしているらしい。
でも、昆布は入っていない。
お茶を発酵させたものと、ジンジャーとタイムなどのハーブがはいっていて、デトックス的なセレブ飲料。
ひとつで250Ksh(250円相当)だったかしたと思う。

この差し入れは、このドリンクを作っている方がいるからだ。
自分でビジネスをしている方が、親の中にいる、と。

今回は、1280Ksh(1280円相当)が、一家族から集められた。
そのお金で、食事代も、伝統音楽ユニットも、音楽のスピーカとかも、全部まかなわれているようだ。
クラス人数はだいたい20人くらいだけど、20家族きていたかというとそうでもない。
10家族前後くらいだろうか。
自由な感じがおもしろい。

大人むけには、チキンやヤギ肉、チャパティ、ピラフなどが用意された。
デザートはフルーツ盛り合わせがほんとに山のようにあった。
ケニアはフルーツが美味しいのだ。

クラスの懇親会は3ヶ月に1回とかそういうペース。
もっと頻度少ないかも知らんけど。
去年、一年間いたけど、ここまでのパーティをした懇親会は今回が初めて。
いつもは、もっとこじんまりしていたなぁ。


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