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新生活3ヶ月間の振り返り

おはようございます。今日は夜行バスで東京にやって来て、朝マックを食べてからこれを書いてます。みなさんはどんな朝をお過ごしですか?

4月からの新生活が始まって早3ヶ月が経ちました。
シェアハウスを始めたり、大学を卒業して社会人として働き始めたり、去年とは大きく生活が変ってきたので、今感じていることを書き残しておきたいなあと思います。

いまなにしてるのか

◇科目等履修生
私は今、大学を卒業したけど、1年間フィンランドに留学に行っていたので教職の単位が取りきれず、その取り残した分だけを取るために科目等履修生という制度を利用して、今は週に1コマ大学に授業を取りに行っています。

(↑フィンランド留学時代に書いていたブログ)

科目等履修生とは、学部生や院生として在籍するわけではないので、在学費は払わずに、1授業いくらみたいな決まっている額を支払うとその授業の単位が認定されるというもの。
私の大学の場合、2年生の後期以降に1年以上の留学に行く、かつ教職を取りたいのであれば、卒業後1年は科目等履修生になる、または5年生をするというのが制度上免れず、それを覚悟の上で留学に行きました。
大学生を1年延長すると学費がばかにならんので、(私大なので)科目等履修生の方が10分の1くらいに費用も抑えられるため、わたしは科目等履修生になる、という選択をしました。
結果的に、1年間ゆっくり自分のことを考える時間を追加でもらえたので個人的に結構良かったなあと思っている。
1年ズレることは抵抗がある人も多いかもしれないけど、全然悪いことじゃないと思う。まわりには、浪人したり休学したり、卒業したけどまっすぐ就職しなかったり、1年働いてみたけどやめて今は違うことをしていたり、そんなおもしろい人たちがたくさんいる。なんか「ふつう」といわれるレールが敷かれていて、そこから少しでもズレたらなにかがおわる、みたいな強迫観念みたいなものがなんとなくある気がしていて。だけど全然そんなことないなあって思う。ちょっとずれてみても、はみだしてみても、おもしろいよ。たまに生きづらいけど。笑 けど、そういう生きづらさとかを知れたのも結果としていい経験かもなと思うから、総じてよきなのではないかな。笑


◇Demo スタッフ
Demoとは、2年前にインターンをさせてもらってからお世話になっている教育コーディネーターの武田緑さんの個人事務所。大阪の東淀川を拠点に活動しています。
ここで私は4月からスタッフとして働かせてもらっています。

Demoの中にはいろんな事業があるのだけれど、私が関わらせてもらっている事業はおもに以下の3つ。

・東淀川区内の居場所作り事業
・EDUTRIP(教育視察ツアー)
・エデュコレ〜多様な教育の博覧会〜

順番にちょっとずつ紹介していきますね。

・東淀川区内の居場所作り事業
関西こども文化協会が大阪市東淀川区から受託している「子どもと地域を結ぶ居場所づくり」事業の子どもの居場所づくりアドバイザーとして、地域での居場所立ち上げや持続可能な運営のための支援をしています。
区内で居場所をやってみたいなあ、でもどうやったらいいんだろう。。っていう人に、居場所作りのノウハウをお伝えしたり、それを継続させて行くためのサポートなどをしてます。
地域の中に入ってお仕事をしていくことを学んでいるかんじ。誰がキーパーソンなのか、地域の中で複雑に絡み合う人間関係をしっかりと把握しながら進めていくことが大切みたい。
居場所作りのノウハウをお伝えする説明会とかも月に1回開催しています◎


・EDUTRIP(教育視察ツアー)
教育関係者の方向けに、国内外の教育現場を訪れる視察研修の旅を企画・コーディネートしています。実際に足を運び現地の空気に触れ情報を得たうえで、参加者同士の対話を通して学びを深めるプログラムです。
この3月にはスウェーデンに、同行スタッフとして行かせてもらいました。この夏はフィンランドとフィジーに行くツアーがあって、その広報とかアポ取り、資料作成などをさせてもらったりもしています。
私自身、フィンランドの教育を見て、自分の中にあった「当たり前」に気づくことができたり、教育ってなんだろうとか、学校の役割ってなんだろうとか、教員の役割ってなんだろうって考えるきっかけになったなあと思っていて。そういう機会を、教育に関わりたい人にできるだけ持ってもらいたいなあという思いもあって、関わらせてもらっています。
国が違うと、価値観も文化も全然違うから、教育に対する考え方も違うんですよね。そうやって、全然違うものに触れてみたときに、広がるものもたくさんあるし、でも私はこれを大事にしたいなってあらためて自分の思いと向き合うきっかけにもなると思う。ぜひたくさんの人に、海外の教育にもふれてみてほしいなって思います。
あとは、個人的にツアーの運営ってすごく面白いなあと感じていて。1週間15人くらいのメンバーと生活を共にするんですが、これって1週間の場作りだなあっておもったんですよね。それぞれの学びの深まりやお互いに相互作用しあうようなワークを用意したり、声かけや時間の使い方をデザインしたり。海外に行って、海外の現場から学ぶことももちろんあるけど、共に旅をしている仲間同士の学び合いもたくさん生まれる。それをいかにデザインするか、そのデザイン力みたいなのを試されるのがすごく難しいけど刺激的でおもしろいなっておもってます。


・エデュコレ〜多様な教育の博覧会〜
今一番頑張ってるのはこれ!2年前この運営インターンをしたからこそ、いまがあるっていうくらい思い入れのあるイベントです。
公教育(公立学校・私立学校)、フリースクール、オルタナティブスクール、私塾、企業・NPOなど、多種多様な教育のカタチがが一堂に会する教育の博覧会。大阪から始まり、全国に展開中で、今年は関西・関東・東海・九州の4都市で開催します!

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(↑2年前のエデュコレ in 関東の様子) 

私は今この事務局的な部分を担っていて、イベント全体のことを考えながら、出展団体アポをとったり、広報や企画内容を考えたり、インターン生のメンター的なことをしたりと全体的にがっつり関わらせてもらっています。
上で海外の教育に出会うことについて書いたけど、日本にもいわゆる公教育以外にいろんな教育のかたちがあって。そういうものに出会って、自分はどういう方向から教育に関わりたいかなあっていうのを考えるきっかけになったら嬉しいなあという思いで関わっています。
ぜひたくさんの人にきてほしいなあ!


◇いろんな企み


土日や平日の夜を使って、いろんなイベントややってみたいことをかたちにしてみる、のをこの3ヶ月続けてきました。
1日店長をしてみたり、ごはん会をやってみたり、Yokaというスタディーサークルを毎週月曜日にしてみたり、今度はボードゲーム会を企画してみたり。

人が集まる場を作るのが楽しいみたい。
あとはALL教育フェスタに去年から引き続き関わっていたり、島根県にある津和野町に2月に行ってわくわくしすぎて、そのわくわくをより多くの大学生に届けるために、来年2月に津和野に行くツアーみたいなものを企画したりしている!


とにかく自分のわくわくすることから、やってみたいことに挑戦し続けたこの3ヶ月。思いついたことを形にしてみるスピードも上がって来ているように感じる。(熱し易く冷め易いだけかも…)

今していることを書くだけで結構書いてしまったので、思いの部分はまた次の記事に書こうかなと思います。

気になっている本を買います!