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大学生がシェアハウスを開設するまでの流れ

ただ生きるにもお金がかかる。お金を追い求めるだけの人生では自分の
「やりたい」に気づけない。
そんな人を1人でも減らすためのシェアハウスが北海道岩見沢市に。
プレス空知での記事はこちらから⇨https://presssorachi.co.jp/news-20221119/

シェアハウス開設の流れ

『もしぇあ』というシェアハウスが開設されてから2年3ヶ月が過ぎた今日。
ようやく新聞にも取り上げられ始め、岩見沢市内でも認知が広がっている。新聞記事の一面に取り上げられたことにより、これまで続けてきた挑戦や葛藤が認められた気がして、見た時には心の底から嬉しさが込み上げた。
2年3ヶ月前の自分にこの嬉しさを伝えたくて、これまでの出来事に想いを馳せながら今回は大学生がシェアハウスを開設するまでの流れを書いていく。

シェアハウスが出来ることを知ることになるきっかけ

2020年春のバイト終わりの22時。1つのメッセージからシェアハウスを開きたいという流れが始まった。
「明日函館のシェアハウス見学行ける?」
このメッセージを見た瞬間、自分の気持ちの中は行きたい気持ちでいっぱいだった。ただ、明日はその当時の彼女とのデートの予定。しかも函館までは片道およそ5時間の長旅。出発までの時間はあと8時間。と条件は最悪。(笑)
ただ、なぜかその時は「行きたい!」という気持ちがとてつもなく強く、色々なことを解決していくことを即決していた。

人生初大学生が運営するシェアハウスへ。

次の日、連絡をくれた友人らと共に函館の大学生たちで運営するシェアハウスへ向かった。その頃の自分は大学生でシェアハウスを運営できるなんて考えてもおらず、とんでもない大学生と会うことになるんじゃないかと思っていた。
約5時間の長旅の末に目的のシェアハウスに到着。名前は「わらじ荘」。
わらじ荘についての説明はこちらから
https://www.hakodate-sou.com/

1日泊まらせてもらい感じたのは、家も目指す世界も住んでいる学生も最高で凄すぎるということだった。1人1人が悩みながらも自分の特技を持っていて、生き生きして見えたのは今でも忘れない。
大学生がまちに対しても夢に対しても生き生きしている姿に感動して、自分が住む岩見沢市でもこんな最高の場を作りたいと思った。

シェアハウス開設のために動く!

まずは、家探し。
散歩しながらマチナカにある空き家を貸してもらえないかアタック。なかなか家が見つからず、1ヶ月が経過。家が見つかったとしてもシェアハウスをするという異例の使用方法に断られることも多々あった。
諦めずに探していると2つの家が貸出OKとの連絡が!その2つを内覧し、決めた家が現在住んでいる家である。
そこをすぐに契約し、住むための準備を始めていたが、まだ同居人の募集もしておらず、それに加えて共用スペースの家具の準備も一切していなかった。というか、考えもしていなかった。

共用キッチン

人との繋がりの大切さに気づく。

考えもしていなかった同居人と家具の準備。
困っているときに相談したのが、いつも一緒にイベントを企画・運営していた友人やバイト先の友人だった。その友人たちは話を聞いただけで聴いただけでおもしろそうな事してるから、シェアハウスに住みたい人募集するわ!と動いてくれた。

家具については岩見沢市民の知り合いに「いらなくなった家具や食器はありますか?」と連絡をすると、「探してみる!知り合いにも声かけとくから、あったら教えるね」と快く協力してくれた。

友人や知り合いの助けにより、シェアハウス開設までの流れが大きく動き出した。

同居人の問題はなんとバイト先の後輩とその友人が住んでくれることに!理想の居住人数が集まったことで、次月の家賃の支払いの心配がなくなった。

家具の問題はなんと5家庭の家具や食器、また、札幌のアンティークショップからも家具が届いて解決!
提供いただいた「Realism」さんのHPはこちら
http://www.real-ism.jp/

札幌アンティークショップ「Realism」の店主さん

シェアハウス開設!

なんやかんやで大学生がシェアハウス開設を達成。初期費用は契約時の金額と初月の家賃だけという低コストでの開設が出来た。
初めての開設だったのでかなり手際が悪く、想いなどもなかなか入れられぬまま開設となってしまったが、住人が住みやすく、地域にも愛される温かい『もしぇあ』開設となった。

共用スペース2枚目

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