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日記:2023/8/23

先週は過酷だったが、日曜日ゆっくりできたのと今日午前中を取ったので、体調も良くポジティブである。

アーマードコア6をプレイしている。今最も注目されている(暦調べ)フロムソフトウェアの最新作ながらにして、かの有名タイトルのナンバリング続編だというのだから、それはそれは数多のファンから期待を寄せられていたことだろうと思うが、それをずっと超える完成度であり、これはもう、素晴らしいゲーム体験である。いま、Bランクのアリーナに挑戦できるようになったところあたりだ。

とにかくロボットかっこよすぎる😭に尽きる。
惰弱な女とかエロいヒロインとか一切出てこないし、主人公も一切喋らない。ただロボや銃火器のかっこよさ、アクションの気持ちよさ、侵略政治のディテールに終始するプロフェッショナリズムが執拗で、硬派なフロムソフトウェアの作品として、エルデンリングに続いてまたランドマークを打ち立てたと言っても良いだろう。

物言わず(かといって意思はある)淡々と破壊活動を続ける主人公と、これまた淡々と指示を下す謎の男の組み合わせは、DOOM(2016)に近く、これはわたしの好みこの上ないのである。

また、ゲーム自体の難易度や熾烈なボスバトルなど、かなりソウルライクな出来であり、それが、ただフェチシズム的なロボゲーに留まらずゲームとしての面白さに直結しており、わたしのようなライトなファンのみならず全プレイヤーにとって良いゲームとなるように終始しているだろう。

ただ、バルテウスはいささか強すぎであり、あれで挫折するプレイヤーはきっと多いはずだ…(しかしsteamのトロフィー取得率を見たら、発売直後の時点で半分ほどであり、みんな意外とクリアできるんだなあと思う次第である。)


好みの問題というのはある前提にして、まあどこまで理不尽にするか問題というのはあるよなと思う。
高難度ゲーというのも、大抵いくつかの分類ができるのであり、ボスが絶対に避けられないような攻撃を高頻度で繰り出してそれで大体一撃死するようなのが最もダメな例なのだが、他に「ボスまでたどり着くまでが毎回長い」とか「一応回避の方法はあるけど通常プレイじゃ絶対わからない攻撃ばっかりするボス」とかの例がある。一方で、「壁のくぼみに隠れながらめちゃくちゃ頑張るとチマチマ敵のHP削りながら2時間掛けて倒す方法も一応ある」だったり「特攻の武器や技を使えばあっさり倒せる」みたいな良い例もある。

フロムソフトウェアの高難度ゲーは上記の色々がちりばめられているので何とも言えないが、まあ、わざわざ難しくしなくても、「倒し方がなんとなくわかるし、実際そうでもないのだが、とにかく見た目が強そう」というのもあり、バイオハザードシリーズはこれが多い。何が言いたいかというと、それが好きだということだ。バルテウスは強すぎた…


そんなこんなでプレイしていたら辞め時がつかなくなり、土曜日は気が付いたら朝方になってしまっていた。
生活リズムで体調がすごく変わってしまうタイプなので、日曜はいつも通り日付変わるくらいに寝たかったのだが、案の定夜更かしのリズムになってしまっており、夜まで眠くならなかった。

ので、睡眠薬(ロゼレム10mgだっけ?とデエビゴ5mg一錠ずつ)を飲んだが、飲んでシャワーを浴びたら、5分くらいで視界にブラーが掛かり始めてびっくりした。

シャワーを浴びてる間なんども寝落ちし(!)、もう髪を乾かす気力もなくなったので濡れ髪のままベッドに入ったが、記録のためにツイートしておこうと思って携帯を出したら、文字すらまともに打てなくなっていて驚いた。さわわてらわわわさみたいな文章が残されていた。で、直後に寝たようだ。

ベンゾ系の眠剤にありがちなフワフワ感は無かったので、デエビゴの威力がロゼレム(メラトニン)で増加したのかなあと思った。朦朧とする感じは寝起きの状態に近いと思う。

デエビゴはベンゾ系の弱点(健忘、割と寝ずに居られる、耐性つく、フワフワになる)が無く、ただ眠くなるだけなので素晴らしい物質な気がする。

気持ち良い感じではないので、もっぱら依存するような感じでもない。飲んだら寝れる使い勝手の良さは精神依存しそうだが…


その辺と比べるとベンゾ系の麻薬的な魅力すばらしいものである。一番良いのは、大体作用時間が長いので抗不安作用があるところと、筋弛緩作用で全身気持ちよくなるようなところだ。
しかし、そういう価値観はヒッピー特有のものなので、そのうち世間に流通する睡眠薬はデエビゴばかりになりそうだ。

事実、直近半年くらいの間、ごく軽度の睡眠障害で睡眠科系の病院を受診した知り合いふたりは、いきなりデエビゴが処方されていた。そのポジションはルネスタとかなものかとばかり思っていた。ルネスタは実際ほぼベンゾって感じがしていたが…

ちなみに、私はデエビゴでは悪夢を見ない。悪夢を見るのはサイレースを飲んだ時ばかりであり、まあでも、任意で見る悪夢というのも悪くない気がする。



ふと、ビルマの竪琴(古い方の映画)が「ビルマの土はあかい 岩もまたあかい」という詩を象徴にしていたのを思い出した。美しい詩である。
また見たくなったが、ながら見するような派手な映画じゃないのでしばらく見ないと思う。

この好きな映画のことを思うたび、ミャンマーへ行きたくなるのだが、今でも旅行は危険な状況が続いているようである。

私みたいな温室育ちのボンボンヒッピーには過酷な旅はムリムリなので、まあ近いうちに安定してくれれば良いのだが…

40になる頃までには行きたいかな。

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