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日記:9/26

金曜日は、たまにはちゃんと勉強をするか…と思い、書店へ行き、マルクスの「資本論」やカール・ポパーの「開かれた社会とその敵」などを手に取った。
概要は、中学校の頃の教科書に書いていた内容程度は知っているが、内容を的確に理解しているわけではない。
しかし、買う前に少し開いてみると、専門用語がいやというほど羅列しており、まさに目が滑るといった具合だったので、泣く泣く棚に戻した。

このまま帰るのも切ないので、漫画コーナーに行き「ぷにるはかわいいスライム」の2巻と3巻を手に取ったが、今度は薄めの単行本一冊あたり770円という、強気な価格設定に気圧されてしまった。

結局、これらは図書館か古本で買おうと決心し書店を出たのだが、「とりあえず買う」という選択肢が取れない懐のわびしさが身に沁みるのであった。


土曜日は家でカレーを作った。
普段は意図的に自炊しないため(片付けが面倒なのだ)とてもレアなのだが、煮込んでいる間に気分良く日本酒を一気飲みしていたら、そのまま酔いつぶれてしまい、そのまま週末がつぶれてしまった。


つぶれた週末の隙間を縫い、日曜は美容室に行った。
いつも切ってもらっている美容師は、明らかに私の趣味嗜好を理解していないので、もう少しニュアンスの合いそうな人をSNSで探し、そこで切ってもらったのだ。

そして、1時間後、私はバーチャルモデルのimmaになっていた。(これは自分を慰めるためのせめてもの表現である。実際はどこにでもいるような普通男なので…こういう髪型になってしまうのは悲惨な事態である…しかし最も、切る前はオカルトおじさんみたいな見た目なのでもあった…)


本当はガンダムSEEDのイザーク・ジュールみたいになりたかったが、これはかなり微妙なバランスなのだ。

あまりの"カワイさ"のあまり、「こんなんじゃ会社に行けないよぉ…シクシク」とティーンエイジャーのようなことを考えながら帰途に就いたが、まあ、ティーンエイジャーとは違い、自分が思っている以上に他人は他人の容姿を見ていないという事実を知っているため、帰って寝たらどうでも良く思えた。
第一、髪など、セットするなり切り直すなりすればなんとでもなるのだ。

つまり、関西近郊でおぼっちゃまヘアの男を見かけたら、私だと思って相違ないということである。


月曜の夜は、チェンジ!真ゲッターロボのアニメを二度目の視聴した。
前回とは違い、原作漫画を読んだ状態で臨んだため、十分楽しめるかと思ったが、そうでもなかった。

この作品は、とにかくテンポが悪すぎると言わざるを得ない。
必要無い部分に尺が割かれすぎている上に、必要な説明が皆無というほど無く、1~3話と最後の4話がミチミチに詰まっているのにその間の6話がスカスカなのだ。

おそらく、これは当初4話構成にしようとしていたのを無理やり12話まで引き延ばしたのではないかと思う。

原作漫画へのリスペクトが込められた素晴らしい場面も多々あるのだが…そして、2種類あるOPが最高の出来なのである。

しかし…おすすめとは言えない。
ゲッターロボは、漫画版が最高の出来なのであると思う。

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