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春の連続投稿チャレンジ⑤ 書籍コンテクストデザイン

コレクションて、3冊ではコレクションて呼ばないですか?

とは言え、ちょっと書いてみます。

渡邉康太郎さんのコンテクストデザインという書籍を3冊持っています。
一冊はご本人にサインをしていただきました。

書くのも話すのもまとめることが得意ではないので、アウトプットがぜんぜんできていないけれど、康太郎さんのラジオ Takram Radioはわたしの中で一番聞いている音声配信です。

イベント参加はコレクションできないだろうけれど、たくさんオンラインイベントを聞いたり、コロナが終わってからは青山ブックセンターやヒカリエの8/Courtにお話を聞きにいったりしてきました。

どんなに好きなこともすぐに飽きてしまうわたしですが、康太郎さんや康太郎さんの周辺で起こっていることにはついつい気を取られてしまいます。康太郎さんと直接お会いしたとき、ご挨拶はできるけれど、質問とか気の利いた言葉をおかけすることもできず、写真だけ一緒に撮ってもらってきました。

flier という会社が開催しているflier book camp 。たくさんの著名な方がcampされているけれど、渡邉康太郎さんのcampに2回参加しました。アーカイブを見るだけで課題も提出できていない落ちこぼれです。そんな落ちこぼれだけれど、どうしても気になって4月からはじまるドミニクさんとの合同のcampもサインアップしてしまいました。

康太郎さんと対談をされていた哲学者の谷川嘉浩さんのcampも参加中です。谷川さんのポッドキャストをお友達にご紹介いただいて、聞いていたのですが、森田真生さんとも対談をされていてそちらを聞いて、追っかけしていました。


落ち着いて考えてみよう。

どうしてこんなに康太郎さんやその周りの方々のお話しに魅力を感じるのだろうか?


戻ってみたよう。
初めて買ったコンテクストデザイン

納品書は2020年10月16日。

For Aoyama Book Center 2020.04.12

って、康太郎さんの手書きと思われる字が書かれたメッセージ付きのコンテクストデザイン。
一般流通せず、トークイベントを行った書店でのみ販売されていて、通販もされていなかったそうなので、コロナにならなければ、私の手元に届くのはもっと先だったでしょう。


コンテクストデザイン

”使い手を作り手に、消費者を表現者に変えることを目指すもの”

その一文に込められた想い。理解したいと思ってきました。わたしの思考法がどうしても康太郎さんの思考法を理解できない。掴めない。”思考法”なんていう言葉にしてしまってはいけないのかもしれないとも思う。

作ると作らないのあわい campで
コンテクストデザインを
”優しいのではなくパンクのようにもっと尖ったもの”
とおっしゃったことがとても印象的で、それでもまだ掴めない。


谷川さんのCampの課題本の1冊がコンテクストデザインでした。そして、Day2、康太郎さんがいらっしゃった!!
質疑応答でお話しされたことが、わたしが聴きたいことのツボをついていました。

”そもそも強い文脈で語り得ると思えてない。こういう形でしか表現できない。自分自身が思っていることが世界とは、ずれているし、なかなか大声で言えないな、でもまあ言うしかないか、という諦めの中で、自分の弱さ自体が本になったみたいなところがあります。少なくとも自分ではそう思っています。”
”方法論みたいな本にはしたくないな、とは思っていました”
”そう言う閉じた答えを持ち帰って欲しいわけではない、2択論争を仕掛ける人みたいになっちゃう、そうのをやりたいわけではない”
”強い文脈で語り得ると想像する質問者さんの想像がどういう路線なのか知りたい。まだ僕がそういう語彙を持っていないかもしれない”

質問者さんからー
成功の秘訣、ビジネスとして確立できそうな感じなんですが、、、康太郎さんが目指していることを知りたい。コンテクストデザインでうつろいでいる弱い文脈を目指しているのか?

”超難しいですね。弱い文脈がぜんぶうつろいでいるかはわからない”

質問者さんからー
強いと弱いのうつろいをコンテクストデザインは目指しているのか?

”本来はひとりひとりが問いを投げかけるような場を作りたい。”
”ひとりひとりが語りたいことをちゃんと語るほうが面白いと思っている、みんなの声を聞きたい。リアルに。この人こう思ってるんだなってことが見たい知りたい聞きたいと思っています”
”本当は面白いこと考えてるじゃん。ってしゃべってみてやっと気づくということが人生であまりに多すぎて、もっと語ってくれよっみたいな気持ちでいるのが前提にあります”


この数分の質疑で、わたしが康太郎さんのお話しが好きなことが腑に落ちました。

そうかぁ、やっぱりそうだったんだ。

康太郎さんのデザインされた
Inscriptus  という砂時計もたまたま購入することができて持っています。


なんか、やっとコンテクストデザインを読むためのスタート地点につけた気がしています。

これ、コレクションのお話しだったでしょうか?

書けない人が書けないなりに書いた文章です。
うまくなくてもいいんだよって康太郎さんが言ってくれている気がしています。
今日はこの辺で。
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