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디스러브（ディス ラブ／Diss Love）
作：하태진（ハ・テジン）／WEBTOON：얼（オル）
【小説】本編全5巻＋外伝3巻
【オーディオドラマ】本編全52話＋外伝全9話
【WEBTOON】連載中

作品情報・あらすじ

※RIDIBOOKS作品情報より
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背景／ジャンル：現代もの、芸能界もの

BLガイド
＊こんな時に読んでください：固い壁を突き崩してしまった人と恋に落ちる過程を見たいとき
＊共感台詞：
「ヒョンはどうして、クソ、そういう性格なんですか？」
「クソ？」
「怒らせて、ちょっと良くなったと思えばイライラさせて、どこで習ったんですか？」
「いや、生まれつきだ」

作品紹介
「誰なんですか？」
「はい？」
「歌詞の中で、いつも繰り返し褒め称えている相手」
そうやって胸を焦がしながら、何曲も歌詞を書いた片想いの相手。
チャ・ヒョノはその容貌とひとつも似合わない、湿っぽい恋の歌で人気を得た。代表曲＜The Listening Wall＞は「相手の一挙手一投足を知りたいと思う、焦れったい気持ち」を込めた曲だが、タイトルだけでも想像がつくように、正気ではない歌だ。
大衆は平凡な愛の話に共感したりもするが、まったく共感できない狂気じみた愛の話に興奮したりもする。チャ・ヒョノは狂った歌を整った顔で優しく歌い、執着をロマンで包んで売ったのだ。
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登場人物

※RIDIBOOKS作品情報より
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攻：차현호　チャ・ヒョノ(orヒョンホ)
デビューしたばかりの新人ラッパー。
アイドルのように綺麗で華やかな容貌。人気サバイバル番組に出演し、一気に知名度を上げた。
番組でメンターとして出会った、遙か上の高みにいる先輩チョン・ウィホンを、怖がりもせず、向こう見ずにも口説こうとするが……。

受：정의헌　チョン・ウィホン
知らない人のいない人気ミュージシャン。冷笑的で計算高い、芸能界のトップスター。
“クローゼットの中の同性愛者”だが、自身の名声に傷がつくことを許せず、誰にも心を開いていない。
そんな彼の前に現れた魅力的な後輩チャ・ヒョノに対し、次第に欲求を感じていく。
一度寝てから安全に別れる計画を立てるが……。

★CP表記：현헌
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掲載サイト《小説》

◇韓国語：RIDIBOOKS、Aladin、BOMTOON　等

• 紙書籍
  ┗全4巻

◇日本語：無

掲載サイト《オーディオドラマ》

◇韓国語：オーディオコミックス

↓オーディオドラマの告知動画

《声の出演》
攻：チャ・ヒョノ役　이주승（イ・ジュスン）
受：チョン・ウィホン役　박요한（パク・ヨハン）

掲載サイト《WEBTOON》

◇韓国語：BOMTOON、韓国レジン

◇日本語：無

メモ

芸能界、HIP HOP界隈が舞台の作品。
カップリングは現役大学生であり新人ラッパーのヒョノ×先輩ラッパーで芸能人としても成功しているウィホン。年下攻めです！（ヤッター！）
かなり人気の作品のようで、RIDIでの評点が高いのはもちろん、本国のBL作家さんたちにもファンが多い印象です。
私も前々から気になっていたのですが、昨年10月ごろにWEBTOONが始まることを知り、ちょうど良いタイミングだと思って読んでみました。

読後の感想は……ものすごく丁寧な「恋愛」の話でした！
タイトルにある「ディス」はラップで相手をこき下ろす時の「Diss」。なのでかなり深刻にいがみ合っちゃうのか？！と思ってたのですが、身構えすぎました笑
ただ、ギスギスしたりすれ違ったり、なかなか関係を進められなかったり……といったもどかしさや苦悩が、つぶさに描かれています。

この作品はCPが大好きです。
攻めのヒョノはお手本のような（？）かわいい年下攻めで、とにかくウィホンに一途。どうしてもウィホンに振り向いてほしくて試行錯誤しまくるのですが、方法が独創的というか、謎の行動に出ることが多々あるので見ていて飽きません笑
そして受けのウィホンは、ヒョノとワンナイトを狙っておきながら綺麗に別れようとする、ずるい大人。ただ、彼が恋愛に真剣になれない理由もしっかり書かれています。ウィホンの苦悩は読んでいて胸が痛くなるところもあり……。でも個人的には、こういう苦悩が描かれていることこそが、この作品の魅力なんじゃないかと思っています。

ちなみに芸能界ものなので、実際にある番組のオマージュが多々出てきます。ファンのコメントとかも出てくるので、K-HIPHOPに詳しくなくても、K-POPやアイドル文化に馴染みがある方はより楽しめると思います！

オーディオドラマやWEBTOONもあります。
オーディオドラマ、二人ともイメージにピッタリの声で最高です。ヒョノの「형（ヒョン）」の言い方が本当に可愛くて……！
そして私はウィホン役の方の声が大好きです……！ウィホンの冷笑的で、でも根は温かい性格に合っていますし、加えて深みと色気のある声音で……イメージにピッタリでした。残念ながら字幕は無いですが、作中の曲も実際に作られていたりするので、音だけでも聴いてみてください。
WEBTOONも作画が「최애가 나타났다?!（邦題：推しが現れた！？）」を担当されていた先生ですので、絵の美しさは折り紙付き。4月現在ではまだ日本語版がありませんが、レジン・BOM連載なのでそのうち来るのではないでしょうか……？

今のところ日本語で読める媒体がありませんが……小説以外にも入口があるので、是非チャレンジしてみてください！