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机上の九龍城 #10 (モテアマス三軒茶屋 2021年7月レポート)

本レポートはモテアマス三軒茶屋の「その他」の部分の活動を運営する、モテアソブ三軒茶屋の月次レポートである。
(「その他」については、「モテアマス三軒茶屋」をモテアソブ三軒茶屋とR65で共同運営へを参照

【モテアマス三軒茶屋】
 モテアマス三軒茶屋は、三軒茶屋某所にあるシェアハウスである。
あまりにも規模が大きく、借り手のいなかった15LDKの大豪邸の活用方法を考えていた時に現在の主任であるカズキタが名乗りを上げ、2016年11月23日にカズキタ、大家のポールらを中心に立ち上げ。現在は多様な住み方の住人を受け入れ、多拠点生活者を含めると26人が居住する大規模シェアハウスとなっている。住人の自由さや雑多な雰囲気から『三茶のインド』『現代の九龍城』などと呼ばれている。

【2021年度7月のモテアソブ三軒茶屋の活動実績】

・モテアマス住民: 22人
・ファッション住民:42人
・委託売上: 549,680円
・事業売上: 42,643円
・住民への支払い:264,270円(ファッション住民含む)

1.三茶ドラフト会議2021

 ドラフト会議とは野球の新人選手獲得のために行われる会議である。
正式名称は新人選手選択会議。近年では自治体が行う移住マッチングの場でも、ドラフト指名制が取り入れられるなど、野球以外においても使われるようになっている。
野球を見る人にとってはおなじみの制度であるが、今回、三軒茶屋のシェアハウスにおいても住人獲得の手段としてドラフト会議が開催される運びとなった。

主催は三軒茶屋のおじさんアイドルユニット「三茶ジャパン」。
参加するシェアハウスは三軒茶屋のハイパーリバ邸、モテアマス三軒茶屋、そして三軒茶屋エリアではないが、取り組みに賛同したリバ邸蒲田も加わっている。

毎週YouTubeで公開ドラフト会議が行われ、各シェアハウスから指名選手が発表される。
株式会社R65不動産と株式会社リバ邸から協賛を受け、ドラフトで入居が決まった住人は家賃が1か月無料となる。


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<恵比寿のラーメン屋 りこさん>

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<ケータイ小説家しのさん>

すでに8月上旬の時点で5巡めまで発表されており、モテアマスは恵比寿のラーメン屋りこさんとケータイ小説家しのさんの入居が決定。他の指名選手はファッション住民となった。

なお、ドラフト会議の様子は毎巡YouTubeにて公開されているのでぜひ見てほしい。

入団選手たちの今後の活躍が期待される。来月の机上の九龍城では新人選手たちのインタビューも公開を予定している。

2.世界初「汁だけ坦々麺専門店」を恵比寿にオープン

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あなたは「汁だけ担々麺」というものを食べたことはあるだろうか。
汁だけの担々麺、つまり担々麺の汁だけである。
もはや食べるというよりは飲むというほうが正しい表現かもしれない。

そんな世界初の「汁だけ坦々麺」専門店が恵比寿に誕生した。※担々ではなく坦々が正式名称らしい。


「汁なし坦々麺の汁はどこへ行っているのか」という疑問から汁なし担々麺として提供されるはずだった汁だけを出す店として発想。実際にはもちろん汁なし坦々麺の汁はフードロスしてはいなかったが、身近な疑問からフードロスに気づくことをコンセプトに作られたものである。

実は、汁だけ坦々麺は以前からモテアマスのイベントで振る舞われてきたものである。


イベントとして初開催されたのは2020年1月だが、その前から家の中で汁だけ担々麺はひっそりと存在していた。

今回お店を出すにあたり、出張料理人のぼりさんにメニュー監修を依頼。味噌汁をベースに麺のない坦々汁を作り上げた。

開店して1か月。リリースも25387PV、330いいねを獲得し、話題になるなど問い合わせも殺到。予約希望なども来ている。
7月には女性向けメディアにも掲載された。

汁だけ担々麵の存在が世の中に受け入れられるのか、少々心配であったが、比較的好意的に受け止めてもらっていて安堵した記事。

フードロスに敏感なため、事前予約で注文があったぶんだけ作るそう。
もし汁だけ坦々麺を食べたいときは、Twitterでかずきたさんにメンションすることで、営業日を教えてもらうことができる。
世界初の汁だけ坦々麺、あなたもぜひ食べてみては?

3.マキタオリンピック2020開催で、あのマキタも昼型に?

2021年、夏。
マキタスポーツではない。
マキタオリンピックである。

マキタとは、シェアハウスアイドルを名乗るモテアマスの住人である。

世界のマキタといえば、夜型。夜型といえば、マキタ。
基本的に深夜とお腹がすいたとき以外、リビングには姿を見せないマキタ。
こち亀でいえば日暮熟睡男 。
それが4年に1度、昼型サイクルに戻るタイミングがオリンピックなのである。
(今回は5年サイクルにずれてしまったが…)

はじめは2階の自室から山を下り、リビングで一人視聴していた夜型人間マキタ。


あまりテレビをみることのないモテアマス住人たちであるが、オリンピックだけは別だったようである。

徐々に新住民たちもリビングに加わり、個室住民が入れ替わりのタイミングで減ってしまったシーズン7のモテアマスのリビングに活気がもどってくる機会となった。

マキタの健康もオリンピックに守られた。

4.今月のポテトヘッド

モテアマスには、ポテトヘッドがいる。
日本語訳すると「じゃがいも頭」。それを概念の破壊と再構築を目的として導入した。
このコーナーは、その名の通り今月のポテトヘッドの状態をお知らせするものである。

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コードを支える置物と化すポテヘ。すこし存在を忘れられているようである。手前は鯖江の本D。モテアソブ三軒茶屋のインターン生。

来月の目標

▶定性的な目標
・クラファンを頑張って楽になる
▶定量的な目標
・フードロスをゼロにする
・ドラフト会議で二人入居

机上の九龍城とは、モテアマス三軒茶屋で日々起きる嘘か現実か曖昧な事象を、限りなく客観的な視点で記録するというプロジェクトのことです。100年後にファンタジーとして映画化されることを望みます。
よろしければ投げ銭お待ちしています。
恵まれない大人のためのヤクルトになります。

発行:モテアソブ三軒茶屋「机上の九龍城編集部」
編集:カズキタ
執筆:ながりな 


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