裸の王様って自分だったりするかも。。

普段の仕事において、
                             
「あの人にはちょっと言いにくい」
「指摘されそうで恐いなー」
                             
なんてことが、いっぱいいっぱいあります。
                             
これは、
「ランク」という、

まあシンプルに言ってみると上下がある関係において、
下の人→上の人には、「恐くて言いにくい」とか、「必要以上に気を遣うといった作用があります。
                             
このランクの上下は、
上司ー部下、発注者ー受注者、元請けー下請け
                           
などの、立場だけによるとも限りません。
                            
「えーーー、な・ん・で・私なの!?」
                             
と、よく分からない専門外の部門に異動させられたら、
やたら専門性が高く気が強そうなベジータのような部下を持ってしまうと、
上司が部下を指摘しにくいなんてことは日常茶飯事です。
                             
最近だと、部下に厳しく言うと、「パワハラだ」と過剰に叫ばれることも多く、部下にビクビクし、
上から下から板挟み状態で疲弊される中間管理職の方も多いです。
                             
さらに厄介なのが、
このランクの影響は、上の人には実感しにくいということです。
                             
いつも自分だけが喋っていて、周りは何も言ってくれない。
考えていないのかな?
                             
なんて、思っていたら、
単に、あなたのことが恐くて言えないだけだった。
なんてことがよくあります。
                             
もちろん、このランクのパワーをわかった上で、相手をマウントする方も多いです。
               
「忖度せよ」なんて典型ですね。
                                                         
昨日は3回目となる
                             
「対立なんて恐くない!心理的安全性を高めホンネを引き出す会議の技術」
                             
講座を開催しました。
                             
参加者の期待や問題意識とのCo-Creationにより、
毎回アップデートされていっています。
                             
昨日はこれまでお話していなくて、参加者の間で一番盛り上がったのが、
                             
この「ランクの作用」でした。
                             
この厄介なランクをどう扱うかは、いくつかポイントがあるのですが、

まずは、
                             
「ランクの作用」を自覚する
                             
ことから始まります。
そうでなければ、対処しようがないですよね。
                             
なので、まずは、
                             
「自分が周りにどんな影響を与えているか?」
「自分に対して言いにくそうな人がいるとしたら?」
                             
と、
日頃の人間関係からアンテナを立ててみるといいと思います。
                             
という僕自身も、恐くて見たくないところがありまくりですけどね^^

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