「モヤモヤ」は変化しようとするサイン

「モヤモヤ」してます。

日々、クライアントさんへコーチングをしながら、そして自分がされながら、圧倒的によく出てくる言葉です。


そもそも、
僕が初めて使ったのが、コーチングを学び始めた研修にて。

研修の最初に、今の自分の現状に「モヤモヤ」してます。

といって、

研修の終わりに、「モヤモヤ」が晴れてきました。

といったのを思い出します。
周りのみんなも「モヤモヤ」「モヤモヤ」言っていたのを思い出します。

自分や周りでは当たり前のように使われる言葉になったので、もはや一般的にどれ位の人に「モヤモヤ」が使われるのかがわからないくらいです。

今日はこの「モヤモヤ」の正体について、僕の経験からの持論になりますが、探求していきたいと思います。


「モヤモヤ」は変化のサイン

まず、「モヤモヤ」はどういう時に起こるかというと、

・現状に不満がある
・現状悪くないが、今のままでいいのかと思う
・将来が不安である
・誰かに言われたあの一言
・特に理由もなくなんとなく

などなど、色々なことにより発生します。

ざっくり言うと、

A 今の状態から変わろうとしている
B 何かと何かで迷っている(葛藤)している

時にモヤモヤが起こります。

Bも迷いを越えれば状態が変わるという広い意味ではAに含まれると言えますし、
Aも変わる方向がはっきりしていれば、あまり「モヤモヤ」しないですね。

例えば、僕の場合、
大学1年生から2年生になりました。ではモヤモヤした記憶がありません。

でも、
大学2年生から3年生になり、もうすぐ就活が始まるしどうしようかなー、と思った時にはとても「モヤモヤ」していました。

社会人になってからもそうで、

まずは入社して、仕事を覚えるぞ!と一から教えてもらう時は、目の前のことをとにかくやるだけでしたが、

1年2年が経ち、同じ仕事をこなす日々に慣れ、飽きてくると、

「なんだかなぁ」「このままでいいのだろうか」

と「モヤモヤ」してきました。

でも面白いのが、
当時の僕は「モヤモヤ」していたと自覚なんてしていなかったのです。

「とにかくこのままじゃいやだから変えなきゃ!」と意気込み、
「転職活動頑張るぞ!」

と動き始めていました。

つまり、
自分の中にあった「モヤモヤ」感を感じるのがイヤなので、
それを排除し、とにかく変えようと動いていました。

それはそれで、いいのですが、動いてうまくいかないほど、
その「モヤモヤ」感は増えていってたのだと思います。

では、今からタイムマシンで当時に戻ったらどうするか?というと、
その「モヤモヤ」感を味わうということをもっとやろうと思います。

「モヤモヤ」感は最初はイヤだけど、味わい・感じ・とにかく一緒にいるということです。
面白いことに「モヤモヤ」感は、見ないようにしたり、簡単に片付けようとしたりすると支配してきますが、

思い切って、その「モヤモヤ」を味わってみると、

・うー、「モヤモヤ」してるなー ちょっと覗いてみるか〜

・何だろうなーこの感じ、と思ったら「モヤモヤ」が動いてきたぞ

・おや、なんか質が変わってきたぞ

とだんだんと、

・「モヤモヤ感」を客観的に観ることができ、
・その原因が観えてきて、
・どこに行きたがっているのか?

が分かるようになってきます。

「モヤモヤ」は変化しようとしているサイン

なので、

今日もそのモヤモヤを味わっていきましょう。

もやもやというと、そういえば、もやもやと言えば、
「もやもやさまーず」という人気番組がありますね。
でも、今回の「もやもや」とは使われている意味が、ちょっと違う気がしますね。

それはさておき、

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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