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大激突という名の交流戦 2021/04/07 01VS大日VS2AW(新木場)

ZERO1主催で大日との定期戦が激突ならば、そこに2AWが加われば「大」激突に。
Tokyo DELTA は大日主催じゃないと使えないのかな?名前的にはかっこよかったのに。

カードは以下の通り
【メイン】
田中将斗(01)&関本大介(b)&真霜拳號(2)
vs
田村ハヤト&橋本大地(b)&吉田綾斗(2)
【セミ】
大谷晋二郎(01) vs 仁木琢郎(2)
【第6試合】
クリス・ヴァイス(01) vs 岡林裕二(b)
【第5試合】
ハートリー・ジャクソン(01)&北村彰基(01)&日力源太(01)
vs
伊東竜二(b)&滝澤大志(2)&ナカ・シュウマ(2)
【第4試合】
太嘉文(01)&松永準也(01)&佐藤嗣崇
vs
神谷英慶(b)&野村卓矢(b)&加藤拓歩(b)
【第3試合】
青木優也(b)&ドリュー・パーカー(b)
vs
花見達也(2)&笹村あやめ(2)
【第2試合】
菅原拓也(01)&浅川紫悠(2)
vs
横山佳和(01)&タンク永井(2)
【第1試合】
吉野コータロー(2)&チチャリート・翔暉(2)
vs
関札皓太(b)&佐藤孝亮(b)

所属団体毎の参戦選手は以下。
ゼロワン 10
大日 11
2AW 11
フリー2
団体対抗戦にフリー参戦はどうなんだろうという気持ちはある。(チーム等があれば別として)

3団体興行である意義は対抗戦なのか交流戦なのかで見方が変わるところ。交流戦としては前回のホール大会の方がその感は強かった。
参照までにリンクを。

https://bjw.co.jp/result/r2020-08-11_2/

3団体の均衡をデルタの名の通り三角形とすると、前回は全体の形を、今回はそれぞれの辺を見せている印象。そうであれば対抗戦がメインとなりそうだが、けしてそうではなく世代闘争がメインとなったため、どうにもチグハグ感が否めなかった。
また、この興行が無ければ交わらなかった選手が試合するのはある意味で夢のカードだが、それが見る側が望んだ夢かどうかは別問題。
→個人的な感想としては思ったより嫌悪感は無かったです(苦笑)

印象に残った点は以下
①笹村あやめ選手の対男子
②クリス対岡林の怪獣大戦争
③若手対大谷晋二郎選手の可能性
④メインの最強眼福トリオ
すこしコメントしていきます。

①笹村あやめ選手の対男子

#2AW の中では対男子という概念を超えて TollGlänzの一員として切磋琢磨している笹村あやめ選手。他団体絡みのカードに名を連ねるのはさすがだし望むところだと思うがどうしても対戦相手が対女子の姿勢になってしまう。
2AWを常日頃見ているものとしては、1戦とはいえこれまでの頑張りが巻き戻ってしまった感じが否めない。他団体まで女子の括りを外した頑張りが伝わった上で、試合内容ももうワンステップ先の展開が見たいところ。

②クリス対岡林の怪獣大戦争

これはもう場外リングアウト引き分けも納得の肉弾戦。
豪快な打撃の撃ち合い、計3回のド迫力の場外戦、相手の巨体をぶん投げ担ぎあげるパワー。身体をぶつけるだけで必殺技と感じてしまう衝撃。
非日常を味わうプロレスの醍醐味を存分に満喫。

③若手対大谷晋二郎選手の可能性

最初のグラウンドのやり取りの時はワクワクした気持ちでみていたが途中から既視感に襲われる展開。
打って打たせて立ち上がる姿を観せる。まだ気持ちしか見せられない段階の選手相手ならそれも仕方ないかもしれないが、傍から見てる限りグラウンドで渡り合った後にその展開は酷。仁木選手の長所は消え、根性がある一若手としての印象しか残らなかった。
大谷晋二郎選手が好きなファンにはこれ以上ない、らしい試合かもしれないが、仁木選手のファンとしてはとても複雑な気持ちとなった。

④メインの最強眼福トリオ

説明不要の説得力。以上。

感想としては3団体集まったにしてはぶっちゃけインパクトが不足した興行でして。素材が多い分試合数も多くなり分散しやすいのもあったかと。今のところポイントでの単発興行のため見る側の思い入れがない状態ってことも作用してカタログ感が強くなった。知らない選手を眺める分には良かったかもしれないが深さを求める分には足らなかった。
個人の思い入れもあるため同意できない点もあるかと思いますがイチ感想として記しておきます。

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